レクイエム

2022年2月1日 (火) 12:30時点におけるジェス中尉 (トーク | 投稿記録)による版

レクイエム(Requiem)

機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する地球連合軍の反射衛星砲。

月面基地「ダイダロス基地」にビーム砲を設営しており、各宙域にはあらゆる方向から攻撃するために廃棄スペースコロニーを中継点に設置し、そのコロニーは中を空洞化して超大型のゲシュマイディッヒ・パンツァーを設置。基地から発射されたビームを各廃棄コロニーを中継点で方向を変えながら目標を狙い打つ。この兵器に対する設置は実に巧妙で、実際発射されるまでロード・ジブリール以下の地球連合軍の一部しか知らなかった。

登場作品

機動戦士ガンダムSEED DESTINY
初出作品。1度目の照射でプラントのヤヌアリウス・ワンとフォーが直撃し、その余波でディセンベル・セブンとエイトが破壊されて数百万の住民が無差別殺害された。これに対し、ザフト軍は発射阻止のため全戦力を投入し、発射点であるダイダロス基地にはミネルバ隊を投入。この一連の攻撃によりレクイエムの中継点の一つと、コントロールが破壊された。
その後、デュランダルの指示でコントロールを修復。今度はザフト軍が使用して、月の地球連合軍アルザッヘル基地を破壊。この兵器を巡り、クライン派オーブ連合首長国、地球連合軍残存艦隊の三勢力の連合軍の総攻撃を受け、最終的にインフィニットジャスティスガンダムアカツキにより完全破壊。メサイアも破壊された事でザフト軍の敗北に終わった。

関連用語

ダイダロス基地
地球連合軍
ザフト軍

余談

  • この兵器の元ネタとしては『宇宙戦艦ヤマト』に登場した「反射衛星砲」と思われる。原理は全く同じだが、ビームの中継を人工衛星で行うため規模は小さく(それでも設置された冥王星全土をカバーできる射程を持つ)、拠点防衛兵器として用いられた。続々編にあたる『宇宙戦艦ヤマトIII』では、反射ミラーを装備した有人航宙機でビームの中継を行う「新反射衛星砲」が登場している。

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