ゼネラル・レビル
ゼネラル・レビル | |
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外国語表記 | GENERAL REVIL |
登場作品 |
スペック | |
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分類 | 宇宙戦艦 |
艦級 | ドゴス・ギア級2番艦 |
全長 | 630m |
全幅 | 二百数十メートル |
搭載可能MS数 | 48機 |
カタパルト数 | 16基 |
開発組織 | 地球連邦軍 |
所属 | 地球連邦軍 |
就役 | 宇宙世紀0096年 |
戦没 | 宇宙世紀0097年 (NT) |
乗員人数 | 1500人強 |
艦長 | マセキ・ダンバエフ |
概要編集
地球連邦軍の宇宙戦艦。一年戦争時の地球連邦軍の名将レビルの名を冠したドゴス・ギア級2番艦である。
元々ドゴス・ギア級は全4隻建造される予定であったが、グリプス戦役でティターンズが崩壊した為、ネームシップの1番艦が就航したのみに留まっていた。だが、宇宙世紀100年に行われるジオン共和国の自治権返還を見越した宇宙軍再編計画の一環として新たな連邦軍の象徴を求める気運が高まり、2年もの歳月を経て建造された。
ネームシップであるドゴス・ギアから大幅な設計変更が行われており、乗組員数1500人強に登る大型艦となった。モビルスーツの搭載数も4個大隊の計48機と非常に多く、連邦史上最大級の宇宙戦艦として数えられている。
メガ粒子砲は正面に向いている物だけでも21門、その他ミサイルランチャーなど多数の火器を搭載している。
宇宙世紀0096年に公試運転が実施されたが、その際に参謀本部を通じてビスト財団に一時的に掌握された為、進宙式未実施かつ艤装が不完全の状態のまま実戦任務に配備されている。
登場作品編集
- 機動戦士ガンダムUC (原作小説版)
- 初登場作品。第8巻で登場し、母艦を失ったトライスターを収容し戦力に加えた他、バンシィに乗り換えたリディの母艦としても機能している。これといった出番はないが、映像作品での扱いを考えると一番無難な扱いと言える。
- 機動戦士ガンダムUC (OVA版)
- episode 6で登場。 小説版とは違いかませ役としての登場で、ガランシェール隊及びネェル・アーガマ討伐の任を受け、両艦の目の前に多数の艦載機と共に登場するものの、突如現れたフロンタル隊により艦載機及び艦の戦闘機能を喪失させられ、撤退した。
なお、シナンジュの識別表にドゴス・ギアとのサイズ比較が表示されており、ゼネラル・レビルがいかに巨大であるかが一目瞭然となっている。 - 機動戦士ガンダムNT
- OVA版UCから引き続き登場。サイド6ヘリウム3備蓄基地臨界爆発事故の発端となった砲撃戦で登場し、グルトップを撃沈するものの、IIネオ・ジオングがサイコ・シャードを使用し、ヘリウムタンクをゼネラル・レビルの眼前まで移動させた後、タンクを臨界爆発。僚艦のクラップ級と共に成す術なく轟沈した。
装備・機能編集
武装・必殺攻撃編集
搭乗員編集
- マセキ・ダンバエフ
- 艦長。
- ジュン・ビオレッタ
- 『星月の欠片』で登場。MSパイロットの1人。
- アルベルト・ビスト
- UC原作にてオブザーバーとして乗艦。
- リディ・マーセナス
- UC原作にて乗艦。『獅子の帰還』ではMSパイロットとして所属している。
- トライスター (ナイジェル・ギャレット / ダリル・マッギネス / ワッツ・ステップニー)
- UC原作にて乗艦。フロンタル隊によって母艦であるテネンバウムを撃沈されテネンバウム隊と共に漂流していた所をゼネラル・レビルによって収容された。
- イアゴ・ハーカナ
- 同じく『獅子の帰還』におけるMSパイロットの1人。後にシェザール隊に所属する。
- 中尉
- 『獅子の帰還』に登場するメカニック。『デウス・マキナの邂逅』に登場する女性メカニックと同一人物。
艦載機編集
対決・名場面編集
関連機体編集
- ドゴス・ギア
- ドゴス・ギア級1番艦。
- アドミラル・ティアンム
- 本艦と同様、一年戦争時の地球連邦軍の名将に肖った艦名を持つ戦艦。しかし、その末路も本艦と同様、呆気ないものだった。
余談 編集
- 『UC』episode 6ではオペレーターの台詞からアラン小隊とマット小隊と呼ばれるMS小隊がゼネラル・レビルに所属している事がわかる。それぞれガンダムゲームの主人公名が元ネタのファンサービスであり、前者はWii用ソフト『機動戦士ガンダム MS戦線0079』の主人公アラン・アイルワード、後者がPS2用ソフト『機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles』のコミカライズ版・小説版主人公マット・ヒーリィが該当する。なお、本人かどうかについては視聴者の想像に委ねられている。