Gバウンサー
WMS-GB5 Gバウンサー(G-Bouncer)
- 登場作品:機動戦士ガンダムAGE
- デザイナー:海老川兼武
- 分類:量産型モビルスーツ
- 装甲材質:不明
- 全高:18.6m
- 重量:33.9t
- 主動力:不明
- 出力:不明
- 開発組織:マッドーナ工房
- 主なパイロット:ウルフ・エニアクル
マッドーナ工房が造り上げた地球連邦軍の戦闘用モビルスーツ。
Gエグゼスに代わるウルフ・エニアクルの新たな搭乗機で、やはりパーソナルカラーの白で全身を染め上げている。
フレームなどの設計はアデルと同様にガンダムAGE-1の構造を参考にしており、特にスパローをベースとする機動性に主眼を置いた仕様となっているが(実際、脚部の形状が非常によく似ている)、Gウェアの換装は不可能な為、汎用性では兄弟機とも言えるアデルには劣っている。
背部には2基のバインダーが設置され、バーニアを表側に2基(展開式)、裏側に1基搭載している。これによって、ある程度の汎用性を維持しつつもスパローを上回る高い機動力を獲得し、ヴェイガンのXラウンダー専用機とも対等に戦えるだけの性能を持っている。また、このバックパックはアデルに装備する事も可能となっている。
外見が似ている事やウルフの搭乗機、マッドーナ工房製と言う事から「Gエグゼスの後継機」と言われる事も少なくないが、実質的にはガンダムAGE-1 スパローをベースにしている為別物である。
この機体の原型機はアデルとのコンペで不採用となった機体だが、性能面では劣るものではなく、「非常にピーキーな機体である事」「ウェアをスパロータイプに固定している為に汎用性が低い事」等が原因となっている。
ウルフの専用機だと思われがちだが量産機で同タイプの機体は教導隊や一部のエースパイロットやベテランパイロット、特殊部隊等に配備されているが作中ではウルフ専用機のみしか登場しなかった事もあり本来のGバウンサーの機体色は不明である。
その為作中に登場した機体は「ウルフ専用Gバウンサー」と言うべき機体で盾などがカスタムされている。
また、連邦軍で運用されているXラウンダー専用機は本機をベースにされている事が多い。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムAGE(第二部)
- パイロットはウルフ・エニアクル。
様々な戦場を渡り歩いてきたが、トルディア基地を経てディーヴァの艦載機となっている。ウルフ隊の隊長機としてヴェイガンと戦い、常に高い戦果を挙げていたがアセムのガンダムAGE-2の援護を行う事が多かった。
ビッグリング攻防戦ではデシル・ガレットの乗るクロノスと交戦して左腕を斬り落とされ、さらにゼハート・ガレットのゼイドラからの攻撃で右肩を損傷したが、そのまま戦闘を続行している。
また、スペースコロニー・ソロンシティ出港後の戦闘ではXラウンダー部隊であるマジシャンズ8のレッシー・アドネルが駆るゼダスMを技量で圧倒し、これを撃墜した。
その後、ノートラム攻防戦で窮地に陥ったアセム・アスノのガンダムAGE-2 ダブルバレットを救おうとして取り押さえていたザファー・ローグとネッド・カーンのゼダスMを撃破するが、直後にアセムを庇ってクロノスの一撃をコクピット付近に受けてしまい、爆散した。
装備・機能
武装・必殺攻撃
- 専用ドッズライフル
- 本機の主兵装。AGE-1のドッズライフルを改良しており、センサーの強化と反動の軽減がされている。それにより精密射撃モードが廃止されておりスリムになっている。
- ビームサーベル
- 接近戦用の武装。両腰に1本ずつ、計2本をマウントしている。作中では未使用。
- シールド
- 防御用の実体盾。作中で装備されているシグルブレイドが装備されている物はウルフ機の専用装備で形状はウルフのパーソナルマークを模したものになっている。
- シグルブレイド
- シールドの先端に1本マウントされている実体剣。マウントしたままで使える他、外して携行武装としても使用可能。但し、劇中では携行武装としては使用されていない。
対決・名場面
関連機体
- ガンダムAGE-1 ノーマル、ガンダムAGE-1 スパロー
- ベース機。
- アデル
- こちらもガンダムAGE-1をベースとしている。
- Gサイフォス
- Gバウンサーをベースにした改造機。『追憶のシド』の主人公ウィービック・ランブロが搭乗する。
- ティエルヴァ
- Gバウンサーをベースにした、Xラウンダー対応機。実はヴェイガンの機体であった。
- Gバウンサー・デオス
- Xラウンダー仕様の同型機
- パイオニアα
商品情報