RFザク | |
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読み | リファインザク |
外国語表記 | Refine Zaku |
登場作品 | |
デザイン | 大河原邦男 |
スペック | |
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分類 | 汎用量産型モビルスーツ |
型式番号 |
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頭頂高 | 18.0m (異説18.4m) |
本体重量 | 24.6t |
全備重量 | 45.8t (異説58.6t) |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 2,750kW |
スラスター総推力 | 62,550kg |
装甲材質 | ガンダリウム合金セラミック複合材 |
センサー有効半径 | 18,300m |
所属 | オールズモビル |
主なパイロット | オールズモビル一般兵 |
概要
オールズモビルの主力モビルスーツ。同組織で運用されているRFシリーズの内の1機であり、旧ジオン公国軍のザクIIを模した外見を持つ。
前期型
オールズモビルの開発したレプリカ機の一つ。外見はザクと同一であり、初期のRFシリーズは特に原型機と同じ外見に拘る傾向が強い。一方で、内部はユニバーサル規格によって高度にモジュール化され、性能についても小型MS開発技術のスピンオフによってギラ・ドーガやグスタフ・カールにも比肩し、エネルギーゲインについてはヘビーガン並みとされる。
後期型
第二次オールズモビル戦役におけるオールズモビルの主力機の一つ。ザクIIを彷彿とさせる外見だが、原型機と同じ外見や兵装には固執していない。火星基地の生産力はルナツーに匹敵し、500機以上のRFシリーズが生産されていたと考えられている。
第二次OM戦役に投入されたRFシリーズはムーバブルフレームの共有性が高く、装甲と兵装を換装する事でRFグフへと仕様変更出来る。これは、解析したガンダムF90のハードポイント思想を推し進めたものと言える。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122
- 初登場作品。序盤のザコ敵として登場するが、自機の命中率が低いため、とにかく避ける。「ビーム3発を軽々と避けるザク」のアニメーションを何度も見る羽目になるため、プレイヤーはゲーム序盤から命中率の悪さを痛感することになる。序盤以降はRFドムなどの機体がメインになってくるため、次第に姿を消していく。
- SDガンダム GGENERATIONシリーズ
- 『F』から登場。『機動戦士ガンダムF90』のシナリオには旧ジオン公国軍機が登場せず、本機を含む第二次オールズモビル戦役期のリファインシリーズが代役を務めており、作中でザクIIが使用していた海ヘビを本機が使用している。こちらの方がメディアに露出する機会が多く相違点も多くて区別し易いためか、その後の多くの媒体で、第一次オールズモビル戦役から本機が運用されていたと記載されている[1]。
- 機動戦士ガンダムF90FF
- 『フォーミュラー戦記』パートである各プロローグ編で他のRFシリーズと共に登場。本作では『F90』に登場したザクIIが初期型、『フォーミュラー戦記』に登場した方が後期型という設定になっている。1回目のプロローグでは原作ゲームのステージ1の通りエイブラムを襲撃するも、ガンダムF90-Aタイプによって3機が瞬く間に撃墜された。これ以降のプロローグにおいては別装備の機体や現地改修機も登場した。
第一次OM戦役以前よりザクタイプのモビルワーカーに紛れる形でRFシリーズが運用され、0115年のアメリアでの武装蜂起や0116年のフロンティアI襲撃などで運用されている。 - 機動戦士ガンダムF90
- 『F90FF』の設定を踏襲し、同作に登場したザクも初期型RFシリーズと設定された。宇宙世紀0120年にテスト中のガンダムF90を襲撃し、2号機を強奪するが、1号機には抵抗され、その場に駆けつけたアドミラル・ティアンムの存在に撤退した。
装備・機能
武装・必殺攻撃
- 120mmマシンガン
- RFザクの主兵装となるマシンガン。
- ビーム・ライフル
- オールズモビルで普及しているビーム・ライフル。ザク・マシンガンに似た形状を持つ。『フォーミュラー戦記』ではイベントでのみ使用。
- ビーム・ランチャー(ビームバズーカ)
- オールズモビルで普及しているビーム・ランチャー。
- クラッカー
- かつてザクIIJ型が使用していた物と同類のハンドグレネード。
- 2連装バルカン砲(シールド・マシンガン)
- 右肩のシールドの先端に内蔵されているバルカン砲。
- ビーム・アックス(ビーム・ホーク)
- ビーム刃で敵機を切り裂く格闘武装。
- ビーム・スプレーガン
- 書籍『B-CLUB 66号』など「ビームアックス(ビームスプレーガン)」と記載された資料があるため、兼用が可能と思われる。
- 海ヘビ
- ワイヤーで敵を絡め取り、動きを封じる特殊兵装。第一次オールズモビル戦役時、ガンダムF90強奪の為に使用された。
- ランゲ・ブルーノ砲・改
- 『F90FF』プロローグ2でケルンコロニー内にいたRFザク(頭部にザクII (砲手用)の物に類似したセンサーユニットを追加している方)が装備。装備しているのは砲単体で、ギラ・ズールとは違いバックパックは変更されていない。
- シールド (ギラ・ドーガ用)
- 『F90FF』プロローグ2でケルンコロニー内にいたRFザクの1機が両腕に装備。シールド裏にシュツルム・ファウストを装備している。
対決・名場面
関連機体
- ザクII
- リファイン元。外見は同じだが性能には雲泥の差が存在する。
- RFグフ / RFケンプファー
- ムーバブルフレームを共有したRFシリーズ。
- RFザク (指揮官機)
- 『Gジェネ』シリーズ用に設定された指揮官機。ザクIIに倣って頭部にはブレードアンテナが装備されている。
商品情報
リンク
脚注
- ↑ 『F』(2000年8月3日)を前提に例を挙げると、
総解説 ガンダム辞典ver1.5(2009年8月21日)「0120年、連邦軍よりF90・2号機が強奪された。(中略)使用するMSの外見は一年戦争時のものと同じだが、中身も高性能のものになっていた。例えば、主力量産MSのRFザクはザクIIに酷似し~」
週刊ガンダム・パーフェクトファイル [No.74](2013年03月05日)RFザク/RFグフ「ガンダムF90強奪事件や火星戦、U.C.0122の地球侵攻作戦などで活躍した」