バウンド・ドック | |
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外国語表記 | Bound Doc |
登場作品 | |
デザイナー |
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スペック | |
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分類 | ニュータイプ専用試作型可変モビルアーマー |
型式番号 | NRX-055 |
頭頂高 | 27.3m |
全高 |
29.7m 13.0m (MA形態飛行時) 19.3m (MA形態着陸時) |
本体重量 | 82.7t |
全備重量 | 129.4t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 2,260kW |
スラスター総推力 | 145,000kg |
姿勢制御バーニア数 | 4基 |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
センサー有効半径 | 9,840m |
開発組織 | |
所属 | ティターンズ |
主なパイロット |
概要
ティターンズのニュータイプ専用試作型可変モビルアーマー。グラブロをベースとして連邦軍が機体本体を開発し、オークランド研究所でサイコミュシステムの最終調整が行われた。
サイコミュを搭載している機体のため機体サイズが約30mと大型の機体となっているが、同じくサイコミュを搭載した可変モビルアーマーであるサイコガンダムに比べると小型化されている。機体形状は上半身が左右非対称でかなり独自色が強い。可変機構も独特な物となっており、上半身が下半身のスカートアーマー内に収容され、左腕部のシールドで蓋をされる形となっている。モビルアーマー形態では高い機動力と防御力を発揮し、モビルスーツ形態では近接格闘能力を重視した機体となっている。機体制御にはサイコミュを使用しているため反応速度も高かった。また、サイコガンダムと同様にサイコミュコントローラーによって外部から遠隔操作することも可能としていた。ニュータイプ専用機ではあるが、強化人間以外のパイロットでも通常のMSとして操縦可能なシステムになっているが、性能を引き出すにはサイコミュを使用する必要がある。
本機は全3機が製造され、1号機はグレー、2号機は赤と濃紺、3号機は黄色と濃紺を基調としたカラーリングとなっている。1号機はテスト用機材が積み込まれており、座席も複座式になっている。
よく間違えられるが、名称は「ドック」であって「ドッグ」ではない。
登場作品と操縦者
- 機動戦士Ζガンダム
- 1号機にゲーツ・キャパ、2号機にロザミア・バダムが搭乗する。後にロザミアがサイコガンダムMk-IIに乗り換えたため、2号機にジェリド・メサが搭乗する。内、1号機は第48話でゲーツが精神破綻した事により戦闘不能。2号機は第49話でΖガンダムとの戦闘の末、ラーディッシュの爆発に巻き込まれ撃墜された。
- ガンダムビルドファイターズ GMの逆襲
- ガンプラマフィアに転身したガウェイン・オークリーのガンプラとして登場。機体カラーは黄金で、表面にダイヤモンドコーティングが施されている。リカルド・フェリーニのガンダムフェニーチェリベルタのバスターライフルを無効化するほどの防御力を発揮したが、MA形態で下面から攻撃され撃破された。
装備・機能
特殊機能
武装・必殺攻撃
- ビーム・ライフル
- 本機独自形状のビーム・ライフル。右手がクローアームになっているため左手で保持する。非使用時及びMA形態ではスカートアーマー右側にマウントされ、この状態でも発射可能。出力2.1MW。
- ビーム・サーベル
- 接近戦用の武装。ビーム・ライフルと同じく左手でのみ保持可能。
- クローアーム
- 右腕部がクローになっている。
- シールド
- 左腕部に固定装備されているシールド。モノアイセンサーが内蔵されており、MA形態ではこちらが使用される。
- メガ拡散粒子砲
- 左腕部シールド内に格納されている拡散メガ粒子砲。通常の拡散メガ粒子砲と異なり出力16.4MWと高出力である。
- 脚部クロー
- 脚部に備わるクロー。MA形態時の武装。
対決・名場面
関連機体
- グラブロ
- 開発のベース、もしくは参考とした機体。
- アモン・ドッグ
- 2機が接続された機体。
- リバウンド・ドック
- レジオンが本機を作業用として再設計した機体。
- TR-4[ダンディライアン]
- 本機と何らかの関係があると言われている機体。本機の開発にデータが使用されているとも言われている。
- ガンダムTR-6[ダンディライアンII]
- 機種統合計画における本機の後継機。
- サンドードック
- 本機の可変構造をコピーしたミキシングビルドモビルスーツ。
- ムットゥー
- 『∀』に登場する、本機に似た外見を持つ機体。
余談
- 黄色の3号機についてはカラー設定画のみ存在している状態であり、『Ζ』作中では未登場となった。ゲーム作品などの媒体ではジェリド機として登場する場合がある。
商品情報
ガンプラ
フィギュア