ガンダムF90-Mタイプ
ガンダムF90-Mタイプ | |
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外国語表記 | Gundam F90 Marine Type |
登場作品 | |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
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分類 | 汎用試作型モビルスーツ 水中戦形態 |
型式番号 |
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全高 | 14.8m |
本体重量 | 8.2t |
全備重量 | 20.8t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 3,160kW |
スラスター総推力 | 74,760kg |
最大潜行速度 | 90ノット[1] |
最大潜行深度 | 400m[2] |
装甲材質 | ガンダリウム合金セラミック複合材 |
開発組織 | サナリィ |
所属組織 | 地球連邦軍 |
所属部隊 | 第13実験戦団 (第13独立機動艦隊) |
主なパイロット | パッツィ・アンゲリカ(2号機) |
概要
ガンダムF90の水中用ミッションパック装備仕様。連邦系MSとしてはアクアジムや水中型ガンダム以来[3]の水中用MSとなる。
水中という特殊環境での運用の為にミッションパックの中でも特に大掛かりな装備を有しており、バックパックは水中での三次元機動を行う為のルーバーとハイドロジェットを備えた大型の物を装備[4]。このバックパックは過去に海軍主導で開発されていたマリン・ハイザック[5]のバックパックの設計を継承した物となっている。最大潜行速度は90Kt。最大潜行深度は400m。また、ゴッグの使用する「フリージーヤード」も装備している。
右肩にはサーチ・ライト、左肩にはシュノーケルカメラ、フロントアーマーには水中用センサーを装備し、武装も水中での使用を想定した物が備わっている。
ミッションパックの中では特に成功した部類に入るMタイプではあるものの、地球連邦政府が今後地球において戦闘が発生する事は無いだろうという見方をしているため、SタイプがF71に派生したのと同様の展開は恐らく無いという見方がされている。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムF90
- 出典元。
- 機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122
- ゲーム中に実装される予定であったが、容量の問題で実装は見送られている。
- F90 A to Z PROJECT
- ガンプラ「MG 1/100 ガンダムF90用 ミッションパック Fタイプ&Mタイプ」として初の立体化を果たした。
- 機動戦士ガンダムF90FF
- 第3~4話で登場。ラブラドル海域にて2号機によって水中試験が行われている最中にランデッガー重工のカルハリウスの襲撃を受け苦戦するものの、辛うじてこれを撃退した。
装備・機能
特殊装備
- サーチライト
- 暗く視程の悪い海中で視界を確保する為の投光探照灯。右肩に設置。
- シュノーケルカメラ
- 浅深度まで上がった際にこれだけを海面上に出して水上の様子を探る為の潜望鏡カメラ装備。左肩に設置。
- フリージーヤード
- カプセルに収納されたゲル状の物質。機体を覆うことで、機雷や爆雷を無効化することができる。これはソナーによる探知を低減する効果もあったが、ウォーターインテークの閉塞のため、長時間は使用できず使用後は速やかに排除する必要があった。
武装・必殺攻撃
F90本体側
- 頭部バルカン砲
- 頭部に二基搭載。本体側唯一の固定武装。
ミッションパック側
- ヒート・コンバットナイフ
- 左腰ハードポイントにマウントを介して装備されている近接格闘戦用のコンバットナイフ。
- 6連装アローシューター
- 6本の銛を発射する両手持ちの大型水中銃。予備弾倉は右腰部ハードポイントにマウントされている。
- 3連マリンロケットパック
- 両腕部に計6基搭載されるウォーター・ロケット。
- ホーミング・トーピドー
- 左右脚部に2基、計4基装備されている大型誘導魚雷。
対決・名場面
- 対カルハリウス
- 『F90FF』第4話より。ミッションパックの試験中を襲撃してきた大型MAカルハリウスに対し、小回りの良さで対抗するパッツィだったが、カルハリウスは突如MS形態へと変形。格闘戦が不得意なMタイプを執拗に付け狙う。遂に相手のクローがF90を捕らえるが、パッツィはナイフでクローを切断し拘束から開放。トーピドーを鈍器としてカルハリウスの頭部に一撃叩き込み、投げつけたナイフでトーピドーを爆破。大きく損傷したカルハリウスは撤退していった。
関連機体
- ガンダムF90
- 本体。水中航行能力はバックパック、耐水性能等は本体依存となる。
- マリン・ハイザック
- バックパックの設計データが受け継がれている。
- ガンダムTR-6[アクア・ウーンドウォート]
- 一部武装が引き継がれている。