ガンダム Gのレコンギスタ | |
---|---|
外国語表記 | GUNDAM RECONGUISTA IN G |
原作 |
矢立肇 富野由悠季 |
原案 | 富野由悠季 |
監督 | 富野由悠季 |
脚本 | 富野由悠季 |
キャラクターデザイン | 吉田建一 |
メカニックデザイン |
安田朗 刑部一平 山根公利 |
デザインワークス |
|
色彩設計 | 水田信子 |
美術 |
美術監督
|
音楽 | 菅野祐悟 |
制作 | サンライズ |
プロデューサー |
|
放送局 |
|
放送期間 | 2014年10月 - 2015年3月 |
漫画版 | |
---|---|
作画 | 太田多聞 |
掲載誌 | 月刊ガンダムエース |
掲載期間 | 2015年10月号~ |
巻数 | 5巻 |
概要
2014年10月から2015年3月まで放送されたTVアニメーション作品。TBS系列毎日放送製作。ガンダムシリーズでは初の深夜枠での放送となった。2クール放送。キャッチコピーは「君の目で確かめろ!!」
富野由悠季監督が月刊ガンダムエースに寄稿したプロット小説『はじめたいキャピタルGの物語』を雛型としており、同監督のガンダムシリーズとしては『∀ガンダム』から15年ぶり、短編作品の『リング・オブ・ガンダム』から5年ぶりの作品となった。タイトルの「G」は「ガンダム」の他にも「大地(Ground)」を意味しており、「レコンギスタ」に関してもヒットを狙えるように語源の「レコンキスタ(復権・再征服)」に濁点を入れる[1]ことで、タイトルをより力強いものにしている。
宇宙世紀の延長線上(約1000年後)である「リギルド・センチュリー」を舞台としており、宇宙世紀に登場した技術や用語、設定が登場するのが特徴。ただし、監督自身は『∀ガンダム』の約500年後頃を想定して制作したと発言しており、公式側と設定で矛盾が生じている。
2019年にはTV版を再編集した劇場版が上映開始。全5部作を予定している。
ストーリー
『宇宙世紀』から一千年余の年月が経過。新たにリギルド・センチュリーと呼ばれる年号を採用。宇宙世紀の戦争に関わる技術は封印、或いは抹消された排他的世界観。その世界観で新たな歴史を起こすべく、若者達が「レコンギスタ」と称して戦う。
登場人物
主要人物
キャピタル・テリトリィ
キャピタル・アーミィ
アメリア
- ドニエル・トス
- 副長
- ギゼラ
- ステア
- ハッパ
- アダム・スミス
- クレン・モア
- マキ・ソール
- ジャマ・デリア
- レッセル・ブラン
- アネッテ・ソラ
- メディー・ススン
- キラン・キム
- カーヒル・セイント
- クリム・ニック
- ルアン
- オリバー
- ミック・ジャック
- ズッキーニ・ニッキーニ
- グシオン・スルガン
トワサンガ
- ノウトゥ・ドレット
- ターボ・ブロッキン
- マッシュナー・ヒューム
- ロックパイ・ゲティ
- リンゴ・ロン・ジャマノッタ
- ガヴァン・マグダラ
- フラミニア・カッレ
- ロルッカ・ビスケス
- ミラジ・バルバロス
- ジャン・ビョン・ハザム
ビーナス・グロゥブ
その他
メカニック
G系列
アメリア
キャピタル・テリトリィ / キャピタル・アーミィ
- レクテン
- カットシー
- エルフ・ブル
- エルフ・ブルック
- ウーシァ
- マックナイフ
- ビフロン
- カバカーリー
- G-フェネクス
- 派生作品『ガンダム Gのレコンギスタ FROM THE PAST TO THE FUTURE』に登場。
- キャピタル・アーミィによって復元されたユニコーンガンダム3号機 フェネクス。
- ジーラッハ
- ユグドラシル
トワサンガ
ビーナス・グロゥブ (ジット団)
その他
用語
- リギルド・センチュリー (R.C.)
- 宇宙世紀から改暦した歴号。リギルドとは「再鍍金」の意。
- フォトン・バッテリー
- フォトン(光子)をエネルギーとして蓄積するバッテリー。リギルド・センチュリーのMSを始めとする様々な機械の動力源。
- キャピタル・タワー
- フォトン・バッテリーを供給する宇宙と地球を結ぶ軌道エレベーター。なお、この時代の後とされるC.C.では軌道エレベーターと思われる建造物の存在が示唆されている。
- ヘルメスの薔薇の設計図
- 宇宙世紀時代の技術が収められたデータ。本来はビーナス・グロゥブのヘルメス財団が管理しているのだが、ある人物の手によって世界中に拡散した。
関連作品
- 劇場版 ガンダム Gのレコンギスタ
-
- Gのレコンギスタ I 行け!コア・ファイター
- Gのレコンギスタ II ベルリ 撃進
- TVシリーズに新規カット追加、映像を再編集した劇場作品。全5部作。
- ガンダム Gのレコンギスタ FROM THE PAST TO THE FUTURE
- ダイバーシティ東京の実物大ガンダム立像横の壁面映像演出「WALL-G」にて公開された映像作品。G-セルフとG-フェネクスとの戦いを描く。
- ジーラボラトリィ
- 模型雑誌「ホビージャパン」に掲載されていた本作のMSV的企画。
- はじめたいキャピタルGの物語
- 2010年に月刊ガンダムエースに寄稿された、本作のプロトタイプにあたる作品。
楽曲
オープニングテーマ
- 「BLAZING」(1話~13話)
- 作詞:メイリア / 作曲:toku / 編曲・歌:GARNiDELiA
- 「ふたりのまほう」(第14話~第26話、Amazonプライムビデオ配信版全話)
- 作詞:前田たかひろ / 作曲・編曲:菅野祐悟 / 歌:May J.(rhythm zone)
エンディングテーマ
- 「Gの閃光」(1話~26話、劇場版第一部)
- 作詞:井荻麟 / 作曲・編曲:菅野祐悟 / 歌:ハセガワダイスケ
劇場版主題歌
- 「G」(第二部)
- 作詩:吉田美和 / 作曲・編曲:中村正人 / 歌:DREAMS COME TRUE
各話リスト
話数 | サブタイトル | 備考 |
---|---|---|
第1話 | 謎のモビルスーツ | |
第2話 | G-セルフ起動! | |
第3話 | モンテーロの圧力 | |
第4話 | カットシー乱舞 | |
第5話 | 敵はキャピタル・アーミィ | |
第6話 | 強敵、デレンセン! | |
第7話 | マスク部隊の強襲 | |
第8話 | 父と母とマスクと | |
第9話 | メガファウナ南へ | |
第10話 | テリトリィ脱出 | |
第11話 | 突入!宇宙戦争 | |
第12話 | キャピタル・タワー占拠 | |
第13話 | 月から来た者 | |
第14話 | 宇宙、モビルスーツ戦 | |
第15話 | 飛べ!トワサンガへ | |
第16話 | ベルリの戦争 | |
第17話 | アイーダの決断 | |
第18話 | 三日月に乗れ | |
第19話 | ビーナス・グロゥブの一団 | |
第20話 | フレームのある宇宙 | |
第21話 | 海の重さ | |
第22話 | 地球圏再会 | |
第23話 | ニュータイプの音 | |
第24話 | 宇宙のカレイドスコープ | |
第25話 | 死線を越えて | |
第26話 | 大地に立つ |
資料リンク
リンク
脚注
- ↑ 監督曰く「ンと濁点がなければヒットしない」とのこと。