G-フェネクス
G-フェネクス | |
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外国語表記 | G-Phenex |
登場作品 | ガンダム Gのレコンギスタ FROM THE PAST TO THE FUTURE |
デザイナー | カトキハジメ |
スペック | |
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分類 | フル・サイコフレーム実装型モビルスーツ |
生産形態 | レプリカ機 |
型式番号 | CAMS-RX0 |
全高 |
19.7m(ユニコーンモード) 21.7m(デストロイモード) |
主動力 | フォトン・バッテリー |
開発組織 | キャピタル・アーミィ |
所属組織 | キャピタル・アーミィ |
所属部隊 | マスク部隊 |
主なパイロット | マスク |
概要編集
キャピタル・アーミィが宇宙世紀の遺物である「ヘルメスの薔薇の設計図」を基にユニコーンガンダム3号機フェネクスを復元した機体。キャピタル・アーミィにとっては初の「G系統」の機体である。
全身のカラーリングは銀色となり、サイコフレームの色は1号機と同じ赤色、カメラセンサーの発光色は紫色になっている。
機体のサイコフレームはキャピタル・タワーに漂着した素材が用いられているが、設計通りに使用しただけらしく、光を放つ理由はわかっていない。機能面はもちろんのこと、武装も完全に再現しているが、Iフィールドが作動しなかったり機能不全に陥るなど調整不足な面も見られている。また、デストロイモードは特殊モードと呼ばれており、発動条件が不明のまま搭載されている。性能面に関して詳細は不明だが、ユニコーンモードで変形状態のG-アルケインに追いつく推力を有しており、G-アルケインのビーム・ワイヤーを掴んで引き寄せたり腕部を引き千切ったりするパワーを有していた。
登場作品と操縦者編集
- ガンダム Gのレコンギスタ FROM THE PAST TO THE FUTURE
- 出典元。個人的な理由でトワサンガに立ち寄ったベルリとアイーダがマスク部隊と遭遇した際、単身残ったアイーダの前に突如として現れた。マスクが機体の特性を理解していなかった事に加え、機体が機能不全を起こしていたため、当初は一進一退の戦いを行っていたものの、戦闘中に動作を停止した自機に「貴様もこのクンタラの血を拒むのか」と激怒したマスクの怒りに喚起されるようにデストロイモードへと変身。圧倒的パワーで一瞬にしてアルケインを戦闘不能に追い込み、駆けつけたG-セルフも宇宙用パックを破壊し追い詰めるものの、突如として黄色のオーラを纏ったG-セルフと斬り合いの末に敗北し、ユニコーンモードへと戻り機能を停止した。
装備・機能編集
特殊機能編集
- NT-Dシステム
- 本機に搭載されているOSで、「エヌティーディー」と呼称する。名称は「ニュータイプ・ドライブ」の略称とされているが、実は「ニュータイプ・デストロイヤー」の略称で、ニュータイプを抹殺するために開発されたシステムである。発動させる条件は敵機、あるいは本機のパイロットがニュータイプか強化人間である事。発動するとデストロイモードに変形し、機体性能を飛躍的に向上させたり、サイコミュ・ジャック(後述)が可能となる。しかし、パイロットや機体にも負担が大きく、5分間が限度とされる。本機のコックピットはユニバーサル・スタンダードであるため変形せず、パイロットスーツも通常のスーツと同じ物であるため、パイロットの負担に関しては考慮されていなかったか、特別に用意する必要がなかったと思われる。
- 劇中ではパイロットの怒りに呼応するように発動している。
- インテンション・オートマチック・システム
- デストロイモード時に発動する、サイコフレームにパイロットの脳波を直接反映するシステム。ユニコーンモード時でも機能を制限された状態で稼働している。要は「考えるだけで機体を動かせる」というもので、離れた位置に置かれた機体を思考による遠隔操作で呼び寄せるといった芸当も可能。また、自分以外にも敵の脳波を傍受できる。その反面、乗っているパイロットをシステムに取り込んで「制御」してしまう危険性も孕んでいて、過剰な戦闘・破壊行為をパイロットに強制させる事もある。
- フル・サイコフレーム
- その名の通り、全身のムーバブルフレームをサイコフレームで構成したもの。本機に従来機とは比べ物にならない程の高い追従性を持たせている。サイコフレームの特性であるサイコミュの制御機能も有する。
- Iフィールド
- 対ビームバリア。シールドから発生させる。ユニコーン、デストロイ両形態で使用可能なはずだが何故か作動しなかった。
- 変形
- ユニコーンモードからデストロイモードへ変形する。見た目と機体性能が同一機体と思えないほど変化するため、「変身」という表現がされている。
- サイコミュ・ジャック
- ファンネルのコントロールを奪う等、敵のサイコミュシステムを自分の制御下に置く事を可能とする機能。デストロイモード時にのみ行える。ちなみに変身する際に角が割れるのは、送信能力を高める事でこの機能をより効果的に使う為。
- サイコフィールド
- デストロイモードで発動するエネルギーフィールド。パイロットやパイロットに関わった人物、機体の周囲にいる周囲の人物の意志に反応し、様々な挙動を見せる。
本機の場合、G-セルフのビーム・ライフルを弾いたり、ビーム・サーベルを無効化している。
武装・必殺攻撃編集
- 60mmバルカン砲
- 頭部に2門内蔵。主に牽制等に使用されるが、パイロットの技量次第では相手に致命傷を与える事も可能とされる。
- ビーム・マグナム
- 本機の主兵装で、エネルギーのスパーク光を帯びた強力なビーム弾を発射する。このスパーク光はビーム・サーベルのような効果があり、触れる物全てを両断できる。この為、MS程度なら掠っただけでも撃破可能。1発で通常のビーム・ライフル4発分の威力があり、大型MA相手でも一撃で撃破出来る。その分、1発撃つだけで通常のエネルギーパック1つ分のエネルギーを消費してしまう為、「マグナム・カートリッジ」と呼ばれる5つを連結した特別製のエネルギーパックからエネルギーを供給するようになっている(発射するごとにエネルギーパックは1つずつ排莢される)。また、威力がありすぎて使い所が限定されてしまうという欠点がある。
- マスクはこの武装の特性を理解していなかったためすぐ弾切れを起こしていた。
- ビーム・サーベル
- 背部に2基、両腕部に1基ずつの計4基を装備。ユニコーンモード時は基本的に腕部の物を外して使用する。ユニコーンモードでG-アルケインで交戦中、大型ビーム・ソードを受けた拍子に機体が動作停止を起こしたため手放してしまっている。
- ビーム・トンファー
- 両腕部にマウントされたビーム・サーベルを外さずにそのまま使用した状態。ユニコーンモードでは使用出来ない。
- シールド
- 背部に2枚装着されている実体式の防御兵装で、両腕部に装着して使用する事も可能。これにもサイコフレームが使われている。デストロイモード時には中央部がスライドしてサイコフレームをX字状に展開し、Iフィールドジェネレーターが現れる仕組みとなっており、通常時より防御力が向上する。
- 劇中では何故かIフィールドが作動していなかった。
- アームド・アーマーDE
- 増加サイコフレーム兵装の一つで、「アームド・アーマー」の中で最も初期に造られた。「DE」は「Defense-Extension」の略称。
シールドの上から被せる形で装着され、その機能を拡張する事に主眼が置かれている。また展開式スラスターとメガ・キャノンを内蔵しており、前者は機体の機動力を強化する。後者は広範囲への攻撃を可能とする他、ビーム・マグナムの扱い辛さをカバーする事が可能である、が把握していなかったのかビーム・マグナムの弾数がなくなった後もメガ・キャノンを使用することはなかった。
その他 編集
対決・名場面編集
関連機体編集
商品情報編集
ガンプラ編集
フィギュア編集