カラバ

2019年9月11日 (水) 18:08時点におけるTomo (トーク | 投稿記録)による版

カラバ(Karaba)

機動戦士Ζガンダム」及び「機動戦士ガンダムΖΖ」に登場する社会ネットワーク。

30バンチ事件を皮切りに結成された反連邦ネットワーク。それ以前まで独自に活動していた複数の反連邦組織[1]ティターンズに対抗するために一致団結し、急速に組織化されていった。ネットワーク組織という性質上、明確な拠点や制服などは存在しないが、中心人物には元ホワイトベースクルーも参加しており、ハヤト・コバヤシアムロ・レイらが名を連ねている。

宇宙での活動を主とするエゥーゴとは対照的に地球を中心に活動する。そのため、ティターンズの地球拠点攻略に加え、エゥーゴが地上で作戦行動を行う際の支援活動も行っている。エゥーゴとは戦力のシェアも行っており、ジャブロー攻略戦に投入されたネモリック・ディアス等はそのままカラバの戦力として運用されている他、宇宙への転戦を希望したメンバーへのエゥーゴ移籍も認めている。

グリプス戦役ではニューギニアやキリマンジャロなどの拠点攻略や各地での小規模戦闘、エゥーゴの作戦支援を中心に活躍。第一次ネオ・ジオン抗争ではダブリンへのコロニー落としに対して住民の避難活動に従事したものの、ハヤトの戦死もあって戦後は組織力は衰退していった。

登場作品

機動戦士Ζガンダム
初出作品。ジャブロー攻略戦後に合流したハヤト、アムロらを中心にアウドムラ隊が結成され、ジャブロー攻略戦参加メンバーを宇宙へ帰還させる為に尽力。その後は香港での戦闘やキリマンジャロ基地攻略戦、ダカール演説などに参加している。
機動戦士Ζガンダム A New Translation
概ねはTVシリーズと同様。ただしキリマンジャロ基地攻略戦~ダカール演説についてはカットされている。ディジェも登場せず。
ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者
反ティターンズ組織「ケラウノスが反ティターンズ機運の高まりに伴ってカラバへ参加。アウドムラ隊と共にニューギニア基地攻略戦に参加し、その後主だったメンバーはエゥーゴへ転属となった。
機動戦士ゼータガンダム1/2
アムロ・レイの影武者作戦を展開。その際にティターンズに捕らえられた影武者を救出する為の作戦行動も展開された。
ガンダム・センチネル
元カラバ所属パイロットとしてテックス・ウェストが登場する。
機動戦士ガンダムΖΖ
ダブリンへのコロニー落としに対して都市封鎖を試みるネオ・ジオンと交戦。住民をアウドムラへ避難させるといった救援活動を行っている。この際、アムロは宇宙へ上がっており不在。また戦闘中にハヤトも戦死した為、エゥーゴと同じく組織的な弱体化は免れなかった。

関連人物

ハヤト・コバヤシ
元ホワイトベースクルー。ジャブローで鹵獲したアウドムラの指揮を預かり、実質的なリーダーとして活躍。
アムロ・レイ
元ホワイトベースクルー。かつてガンダムに搭乗したニュータイプ。アポリー・ベイから譲られたリック・ディアスに搭乗し、その後ディジェに乗り換えた。
ベルトーチカ・イルマ
カラバ所属のジャーナリスト。
カイ・シデン
元ホワイトベースクルー。一年戦争後はジャーナリストとして活躍している。
テックス・ウェスト
Ζプラスパイロット。地球連邦軍に転属し、α任務部隊に配属された。
フォルカー・メルクス
ケラウノスの艦長兼リーダー。隻脚の元ジオン軍人。
ルシアン・ベント
ケラウノスMS部隊隊長。専用ジム・キャノンIIに搭乗。フォルカーとは一年戦争以来の付き合い。
ヴァン・アシリアイノ
ケラウノスMS部隊パイロット。ジム改[ワグテイル]に搭乗。
ダニカ・マクガイア
ケラウノスMS部隊パイロット。アメリカの名門軍人一家マクガイア家の出身。
ヨーン・ユルヤナ
難民キャンプ出身の義勇兵。ヴァンからワグテイルを譲り受ける。

保有戦力 

艦艇 

アウドムラ
ケラウノス
アトバラナ
ユーコン
アーガマ

モビルスーツ 

ネモ
リック・ディアス
ディジェ
ディジェSE-R
シュツルム・ディアス
ガンキャノン・ディテクター
Ζプラス
ジム改[ワグテイル]
ワグテイルII
ワグテイルIIex
ハイザック[アイリス]
ハイザック[エピテンドルム]
ギャプラン改
メタス改
ジェモ
ハーフゼータ

関連用語

エゥーゴ
地球連邦政府
地球連邦軍
ティターンズ
ネオ・ジオン

リンク

脚注

  1. 連邦内の反ティターンズ派やジオン残党部隊、両者の寄合所帯など