ガッデス | |
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外国語表記 | Gaddess |
登場作品 | |
デザイン | 柳瀬敬之 |
スペック | |
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分類 | イノベイター(イノベイド)専用モビルスーツ |
型式番号 | GNZ-007 |
頭頂高 |
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本体重量 | 61.3t |
主動力 | GNドライヴ[Τ] |
装甲材質 | Eカーボン |
開発組織 | イノベイター(イノベイド) |
所属 | イノベイター(イノベイド) |
主なパイロット | アニュー・リターナー |
概要
イノベイター(イノベイド)の擬似太陽炉搭載型モビルスーツ。
「ガ・シリーズ」の1機で、ガデッサ等の同系機である。この機体もガルムガンダムをベースにしていると思われ、他の機体と同様に脳量子波による機体制御システムやコアファイターによる脱出システム等も搭載している。
本機はガデッサ等と異なり、戦闘能力の低い情報収集タイプのイノベイター用として開発されている為、なるべく直接戦闘を行わないように「GNビームサーベルファング」と呼ばれる誘導兵器を主兵装としている。しかし、基本性能自体は高く、他の「ガ・シリーズ」にも引けは取らない。
アニューは元々ガラッゾに搭乗させる予定であったが、デザイナーの柳瀬氏が彼女の声を担当していた白石涼子氏のファンであった事と「アニューのイメージにガラッゾは合わない」という事、そして「ファングを搭載したガ・シリーズのMSを描きたい」という事から本機が新たにデザインされる事となった。水色のカラーリングは白石氏のCDジャケットから。この機体を含め、ガルムガンダムやラファエルガンダム、ガデラーザを除いたGNZシリーズ(ガ・シリーズ)は北欧神話の「女神(ガッデス)」を命名の由来としている。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム00(2ndシーズン)
- ソレスタルビーイングを離反したアニュー・リターナーが搭乗し、ロックオン・ストラトス(ライル・ディランディ)のケルディムガンダムと誘導兵器同士の激戦を繰り広げる。
アニューがロックオンの説得に応じた事で決着が付いたかに見えたが、アニューがリボンズに意識を支配されてロックオンを再度攻撃。最後は刹那・F・セイエイの駆るトランザムライザーの狙撃によって撃墜されている。 - G-ROOMS
- アロウズ艦隊の専属記者がブースターを装着して出撃に備える本機の姿を確認している。
装備・機能
特殊機能
- 大型ブースター
- 本機の追加装備。両脚部に装着し、機動性の向上と航続距離の延伸を図る。
なお、レーザーポインターで自動的に装着されるようになっている。 - 分離
- コクピットごと擬似太陽炉が分離し、コアファイターとなる。
武装・必殺攻撃
- GNバルカン
- 両腕部に1門ずつ内蔵している速射式の小型ビーム砲。主に牽制等に使用される。「GNZシリーズ」の共通武装の一つ。
- GNカッター
- 両腕部に1基ずつ装備されている。刃の表面に薄いGNフィールドを形成して切断力を上げる。これも「GNZシリーズ」の共通武装の一つ。
- GNヒートサーベル
- 接近戦用の実体剣。刃に高温を帯びさせ、対象を溶断する。また、GNビームサーベルファングを誘導する為のアンテナの役割も兼ねている。
- GNビームサーベルファング
- 本機の主兵装で、両肩に2基ずつ、腰部に3基の計7基を装備している。先端からビームサーベルを形成して攻撃する。個々に複数のGNバーニアを内蔵し、高い機動力を持つが、他の機体のGNファングのようなビーム砲としての機能はない。
対決・名場面
関連機体
- ガルムガンダム
- ベースとされている機体。
- ガデッサ、ガデッサ (ヒリング機)、ガラッゾ、ガラッゾ (ヒリング機)、ガガ、ガデラーザ
- 「ガ・シリーズ」に属するその他の機体。