ティエレン宇宙型

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ティエレン宇宙型
外国語表記 Tieren Space Type
登場作品 機動戦士ガンダム00
デザイナー 寺岡賢司
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スペック
分類 宇宙用量産型モビルスーツ
生産形態 量産機
型式番号 MSJ-06II-E
全高 18.2m
本体重量 127.5t
装甲材質 Eカーボン
開発組織 人類革新連盟
所属 人類革新連盟
主なパイロット ミン
人革連兵
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概要 

人類革新連盟の宇宙用量産モビルスーツ。人革連は宇宙型MSの開発で遅れを取っており、ティエレン以前に広く使用されていたMSJ-04ファントンは化石燃料タイプの機体であり、実質宇宙型は存在しなかった。本機は太陽光発電紛争の激化にともない、宇宙での戦闘に対応するために開発され、それまで使用されていた宇宙用小型モビルアーマーMAJ-S08シャオショウに代わって登場した。

その採用から既に十年以上が経過しているが、細部改良を繰り返す事で現役で使用され続けている。一部機能はかなり旧式となっているが、使い込まれた技術は信頼度が高く、まれに故障した場合でも修理対応も容易である。

両足に装着されたタンクには水が詰められており、これはそのまま推進剤として使用されるだけでなく、シールドの代わりにも使用される。通常は片足に一本ずつ装備しているが、長距離移動の際には複数本を連結して使用する事もある。

人革連においてティエレンタイプの機体は、バリエーションが豊富ながらその操縦システムの統一化により、非常に操縦しやすい機体となっている。宇宙型は地上とはまったく異なる宇宙環境での運用のため、その操縦法にも大きな違いがあるが、他陣営に比べ、ティエレン宇宙型なら倍以上のスピードで熟練出来ると言われている。一方で、人革連においてもティエレンタオツー全周モニターが採用されるなど、新たな操縦系の模索も行われているが、全周モニターは情報処理両が多く、一般パイロットによる操作には向かないとされ、さらなる改良の余地を残していた。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダム00 (1stシーズン)
初登場作品。人類革新連盟の宇宙での主力機として運用されている。
ソレスタルビーイングのガンダム鹵獲作戦に投入され、戦術と物量作戦でガンダムキュリオスガンダムヴァーチェを鹵獲寸前まで追い込むものの、多数が撃破された。

装備・機能

特殊機能

脚部タンク
脚部に装着された大型タンク。中に詰められた水はそのまま推進剤として使用されるだけでなく、シールドの代わりとしても使用される。長距離移動の際には複数本を連結して使用する事もある。
カーボンネット
左脇下に装備されるオプション兵装。発射後、先端が四基のロケットを持つ網が展開される。網はEカーボン製で高い強度を持ち、標的に絡まり自由を奪う。
カーボンワイヤー発射装置
ロケット推進式のアンカー。Eカーボン製のワイヤーで繋がれており、MSで引っ張ることが出来る。
ジェル発射管
腕部に装備可能な特殊装備。発射管から発射されたたまは、標的に接近後ジェルを照射。ジェルは敵の関節など可動部に付着した直後に硬化し、その動きを封じる。

武装・必殺攻撃

200mm×25口径長滑腔砲(宇宙型)
ティエレンの主兵装である200mm×25口径長滑腔砲を宇宙用にカスタマイズしたもの。地上用との大きな違いは、砲身に装着されている二枚の放熱板にある。これは、超硬質のカーボン素材で作られており、近接戦闘用のブレイドとしても機能する。弾頭は徹甲弾をはじめ、「離脱装弾筒付翼安定徹甲弾」「榴弾」「対空散弾」「照明弾」「ロケットアシスト弾」等、様々な種類が用意されており、幅広い作戦に対応可能。また、主砲には同軸機銃として12.7mm機関砲が設置されている。
12.7mm機銃
長滑腔砲に設置されている同軸機銃。2,000m前後の距離で主砲弾の弾道と同期するように調整されており、発射する事で着弾点を正確に知る事ができ、主砲の命中力を高めている。
30mm機銃
左胸に内蔵されている6銃身の機関砲。口径が小さく威力は弱いが、連射が可能であるため対空射撃や対人制圧用として使用され、対MS戦においても敵の破壊は無理でも牽制などに使用可能である。主力武装ではないが、広い用途を持ち、ティエレンの持つ汎用性を高める一つの要素となっている。なお、反対側である右胸には外部電源供給用コネクタが内蔵されている。

対決・名場面

関連機体

ティエレン宇宙型 (カタロン仕様)
本機の内、カタロンが運用する青色の機体。
ティエレン宇宙指揮官型
指揮官用に通信および情報処理能力を向上させた機体。
ティエレン地上型
ベース機。
シャオショウ
前任機。

商品情報

ガンプラ

フィギュア 

資料リンク

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