マンダラガンダム | |
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外国語表記 | Mandala Gundam |
登場作品 | 機動武闘伝Gガンダム |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
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分類 | 第13回ガンダムファイト大会用モビルファイター |
登録番号 | GF13-044NNP |
頭頂高 | 17.3m |
本体重量 | 7.4t |
装甲材質 |
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開発組織 | ネオネパール |
所属 | ネオネパール |
ガンダムファイター | キラル・メキレル |
概要
第13回ガンダムファイトにおけるネオネパール代表モビルファイター。釣鐘をモチーフとした機体で、釣鐘状の下半身に数珠状の上半身というユニークな形状の機体である。
腕部と腰部は数珠状の構造となっておりフレキシブルな動きが可能。それにより錫杖を生き物のごとく操り、敵を仕留める戦闘スタイルとなっている。また胸部と腰部は下半身の釣鐘状の部分に収納することが可能で、防御モードとなる。脚部はないため大出力スラスターにより宙を滑るように移動する。武装は仕込み錫杖のみだが、それによるキラル殺法は脅威である。
登場作品と操縦者
- 機動武闘伝Gガンダム
- 初登場作品。ガンダムファイターはキラル・メキレル。第25話で初登場し、第28話でゴッドガンダムと対決した。ファイト前に受けた仕込み錫杖を警戒して間合いを縮められないゴッドガンダムに容赦ない攻撃を与えるも、明鏡止水の心情を思い出したドモンによって仕込み錫杖を打破されたため、互いに刀を手にして真剣勝負に移行。一瞬の交差の後、機体をバラバラにされ敗北した。ファイトの後、キラルはガンダムファイトから身を引くものの、第48話で地球の危機を救うべく、ガンダム連合の一員として再登場。最終回までアレンビー達と共に戦い抜いた。
見た目こそ奇抜な機体ではあるが、作中でキラルと共に見せる迫真の殺陣は奇抜さを微塵とも感じさせないほどカッコいいもの。作中で特に演出に熱が込められている機体の1つと言える。 - 機動武闘伝Gガンダム外伝 天地天愕
- 第5話にて登場。ビームバリアに押し戻されそうになったシュバルツを各国のファイター達が背中から支える中、いつの間にか彼の足元に出現(何故生身で協力しなかったのだろうか?構図も気になるところである)。クナイを彼の手に突き刺しバリアに固定させるのと共に一瞬で姿を消した。この助力が功を奏し、シュバルツはバリア破りに成功。シュバルツの手もDG細胞の自己再生機能で元通りになっている。
装備・機能
特殊機能
- 変形
- ノーマルモード及び防御モードに変形可能。
- 自爆装置
- ネオネパールの管領がキラルのガンダムファイター暗殺の件を隠蔽するために搭載していた装置。ゴッドガンダムに敗れた際に管領らによって自爆スイッチを押されそうになるも、シュバルツ・ブルーダーによって未然に阻止された。
武装
- 錫杖
- 本機の主武装である仕込み刀付きの錫杖。そのままリーチの長い打撃武器として使用できる他、懐に飛び込まれた際には仕込まれているビーム・サーベルを使用することで隙のない攻撃が可能。
技・必殺技
- 炎獄烈風 (えんごくれっぷう)
- 錫杖から放つ炎で攻撃する技。錫杖を掌で高速回転させながら先端の遊環から炎を発生。その炎の輪を相手にぶつけ、灼熱の炎に包み込む。
- キラル殺法・曼陀羅円陣・極楽往生 (まんだらえんじん・ごくらくおうじょう)
- 本機を中心に12機のガンダムで曼荼羅を形成し、そこからエネルギーを纏ったガンダムたちが飛び出し敵を貫く合体技。貫いた後、キラルの「南無阿弥陀仏!」の一声と共に敵は爆散する。『G』作中ではノーベルガンダムやマーメイドガンダム、マタドールガンダム、ガンダムゼブラ、ネーデルガンダムといったガンダム達が技に参加しているが、中には宇宙世紀のガンダムタイプもカメオ出演している。
対決・名場面
関連機体
余談
- 『G』のレーザーディスク Vol.4付属の今川監督のロングインタビュー(第4回)では監督がシリーズ後半での二大ガンダムとして本機とマーメイドガンダムを挙げている(3体挙げるのであればネーデルガンダムも、とも)。他にも当初本機用に描いていた機体デザインは、描いている途中で腕の曲線がピエロらしく見えたためジェスターガンダム用に回したとの事で、設定制作の河口佳高氏と共に現在のデザインが練られていった。顔を覆う布にもモデルがあり、シャイニングガンダムがボロ布を纏って登場する案(最終的に花(ブッドキャリアー)の中から現れる案が採用)やアメリカ映画「スター・トレック2 カーンの逆襲」に登場する悪役カーンがモデルとなっている。
商品情報
フィギュア