アイリッシュ級 | |
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外国語表記 | Irish Class |
登場作品 |
スペック | |
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分類 | 宇宙戦艦 |
全長 | 323m |
カタパルト数 | 3基 |
開発組織 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
所属 |
概要
アナハイム・エレクトロニクス社がエゥーゴを支持する民間協力者の共同出資で建造した宇宙戦艦。
基本設計はアーガマ級をベースにしつつ、マゼラン級のコンセプトも取り入れアーガマ級の問題点であった対艦火力の脆弱性を解消する方向で設計されている。
火力増強を目的に砲門数を増加し、これを前方に集中しており、これによって艦艇クラスは「宇宙戦艦」に分類された。推進機関も増加したことで機動力が強化され、簡易ブロック構造を採用する事で優れたダメージコントロール力も獲得している。
モビルスーツの運用能力も強化されており、後部にカタパルトを1基増設している他、搭載数もアーガマ級より多くなっている。反面、対空用の武装は搭載されておらず、艦の防衛はモビルスーツ部隊に依存する形となる。
また、量産向きの設計とするためにアーガマ級からコストカットも行われている。宇宙用として運用するために大気圏内の装備はオミットされ、収納式メガ粒子砲や回転式居住ブロック、ブリッジの収納機能など構造の複雑化を招く機構もオミットされた。その代わり、ブリッジは機能分化のために2層構造が採用されている。
居住性や汎用性は低下しているが、アーガマ級とは異なり数十隻の同型艦が建造されており、エゥーゴが地球連邦軍に統合された後も運用され、後継艦となるクラップ級が登場した後も少数が配備され続けている。
同型艦
- アイリッシュ
- アイリッシュ級1番艦でネームシップ。艦長はマニティ・マンデナ。エゥーゴ所属艦で、ジャブロー侵攻作戦に参加した。
- ラーディッシュ
- 2番艦もしくは3番艦とされる艦。艦長はヘンケン・ベッケナー。エゥーゴ所属艦で、アーガマと共にグリプス戦役で活躍した。
- ツバイカウ
- 『エコール・デュ・シエル』に登場。艦長はベルナルド・フェレ。エゥーゴ所属艦で、ハロウィン小隊やイースター小隊の母艦として活躍した。最後はルオイコロニー防衛戦でダーグウェに特攻し轟沈した。
- ザンクト・ガレン
- 『エコール・デュ・シエル』に登場。艦長はジロー・マミヤ。エゥーゴ所属艦で、ツバイカウと共にルオイコロニー防衛戦に参加した。ツバイカウが轟沈する前にクルーを回収している。
- クークスタウン
- 『シークレットフォーミュラ フルアーマー百式改』に登場。エゥーゴ所属艦で、工業都市イプシロンで係留されていた際にティターンズの襲撃を受けるが、フルアーマー百式改の活躍で難を逃れている。
- アレイオーン
- 『ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者』に登場。艦長はクリスティアン・カーク。エゥーゴ所属艦で、他の艦に遅れて就航した。対空レーザーが増設されている。
- スタウト
- 『GUNDAM EVOLVE』に登場。カラバ所属艦で、チャクラ研究所防衛に参加するが、ゲミヌスの攻撃で轟沈した。
- マスタッシュ
- 『ΖΖ外伝 ジオンの幻陽』に登場。艦長はメッチャー・ムチャ。エゥーゴ所属艦で、第一次ネオ・ジオン抗争にてアクシズ攻略作戦の旗艦として参加するが、作戦に失敗し轟沈した。
- エシャロット
- 『UC One of Seventy Two』などに登場。地球連邦軍所属艦で、フェネクスの試験を行うも、暴走したフェネクスにブリッジを破壊されている。
- オアシス
- 『UC 星月の欠片』に登場。ロンド・ベル所属艦で、要人輸送や補給艦の護衛艦として運用されている。
- アーレイバーグ / セント・アイヴス / ミッテラン
- 『F90』に登場。3隻とも地球連邦軍の第十三独立機動艦隊所属艦として第一次オールズモビル戦役に参加するも、アーレイバーグは中破、セント・アイヴスは消息不明、ミッテランは轟沈という結果で終わっている。
装備・機能
武装・必殺攻撃
- 連装メガ粒子砲
- 船体中央上下に1基ずつ計2基装備されている主砲。
- 単装メガ粒子砲
- MSデッキ側面上下に4基、ブリッジ後部に1基の計5基装備されている副砲。