ジム・キャノン | |
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外国語表記 | GM Cannon |
登場作品 | |
デザイン | 大河原邦男 |
スペック | |
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分類 | 中距離支援用量産型モビルスーツ |
型式番号 | RGC-80 |
頭頂高 | 17.5m |
全高 | 18.4m |
本体重量 | 49.9t |
全備重量 | 65.31t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 976kw |
スラスター総推力 | 63,500kg |
装甲材質 | チタン系合金 |
開発組織 | 地球連邦軍 |
所属 | 地球連邦軍 |
主なパイロット | リド・ウォルフ、他 |
概要
ジムをベースに開発された中距離支援機。ガンキャノンの簡易量産版の開発を目的に開発された。
当初はガンキャノンそのものを量産する予定で少数がロールアウトし配備されていたが、コスト面の問題から、ジムの生産ラインを流用しパーツの共有率を高めた機体を開発する計画が立案され承認、ガンキャノンの簡易量産型として開発され量産に至った。その為、本機はジムとパーツを60%共有している。
本機の1番の特徴は右肩にある240mmキャノン砲。プロトタイプ ジム・キャノンの問題点であった射撃時の安定性の悪さを踏まえて、プロトタイプでは2門あったキャノン砲を1門のロケット砲に変更し、脚部に姿勢安定用の増加装甲を取り付けることで、この問題を解決した。
生産後は北米戦線、アフリカ戦線、ジャブロー、オーストラリア、宇宙艦隊など多くの戦線に配備され活躍している。
また、連邦軍のモビルスーツの中では特にカラーバリエーションが多く、リド・ウォルフ専用機の黒、北米戦線仕様のグレー、アフリカ戦線仕様のサンドカラー、ホワイト・ディンゴのグレー、不死身の第4小隊の赤など多岐にわたる。
登場作品と操縦者
- MSV
- 『MSV』展開以前は量産されていない設定だった。連邦軍のMSVで初めてプラモデル化されている。
- 機動戦士Ζガンダム
- 第12話「ジャブローの風」に登場。MSVの物とは違うカラーリングの機体が数機登場した。MSV設定によると、元ジオン軍であるキラービー隊の所属機が含まれているとされている。
- 機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…
- ホワイト・ディンゴの初期機体として登場。ジム・キャノンでは珍しくビーム・サーベルを装備している。
- 機動戦士ガンダム戦記 アバンタイトル
- ユーグ・クーロの補給シーンで登場。補給中にビグロの襲撃を受け、他のジムや補給艦共々、撃墜された。
- GUNDAM LEGACY
- リド・ウォルフ専用機が登場。彼が戦闘機乗りから転向したばかりで操縦に不慣れだったこともあり、思うように戦果を上げることができなかった。
装備・機能
武装・必殺攻撃
- 60mmバルカン砲
- 頭部左右に1門ずつ内蔵。
- 肩部240mmロケット砲
- ガンキャノンのキャノン砲と同じ口径のロケット砲。右肩に1門取り付けられている。予備マガジンを腰部リアアーマーに2つマウントできる。
- ビーム・スプレーガン
- ジムが装備している小型のビーム兵器。
- シールド
- ジムが装備している十字マーク付きのシールド。ホワイト・ディンゴ隊は十字マーク無しの物を装備している。
- 100mmマシンガン
- 地球連邦軍のモビルスーツの汎用装備。ホワイト・ディンゴ所属機が装備。
- ビーム・ライフル
- ジムIIの物と同型のビーム・ライフル。『Ζ』でジャブローに配備されていた機体が装備している。
- ロケット・ランチャー
- 陸戦型ガンダムの物と同型のロケット・ランチャー。ホワイト・ディンゴ所属機が装備。
- ビーム・サーベル
- ホワイト・ディンゴ所属機が装備。
対決・名場面
関連機体
- プロトタイプ ジム・キャノン
- 本機のプロトタイプ。評価試験で判明した問題点を洗い出すことで、本機が開発された。
- ジム・キャノン (空間突撃仕様)
- 本機を宇宙戦用に改装した機体。
- ジム・キャノン (サンダーボルト版)
- 『サンダーボルト』における本機。ジムにキャノン砲や増加装甲を装備させた機体。カラーリングは本機の物を踏襲している。
- ジム・キャノンII
- 後継機。本機と量産型ガンキャノンのデータを元に開発された。
- ジム
- 原型機の一つ。生産ラインを流用している。本機のパーツの60%はこの機体の物。
- ガンキャノン
- 原型機の一つ。本機は直接の量産機版ではなく派生機亜種機体に当たる。
- キャノン・イルフート
- どこか本機を彷彿とさせる外見を持つ機械人形。
商品情報
ガンプラ
フィギュア