「ガンダムMk-IV」の版間の差分
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[[ガンダムMk-III]]の上位版として[[ティターンズ]]が開発した[[モビルスーツ]]。本機を開発するにあたって[[アナハイム・エレクトロニクス社]]と裏取引を行い、ガンダムMk-IIIの設計データを入手し、オーガスタ研究所で開発された。試験的ではあるが[[準サイコミュシステム|準サイコミュ]]兵器「インコム」が搭載されている。 | [[ガンダムMk-III]]の上位版として[[ティターンズ]]が開発した[[モビルスーツ]]。本機を開発するにあたって[[アナハイム・エレクトロニクス社]]と裏取引を行い、ガンダムMk-IIIの設計データを入手し、オーガスタ研究所で開発された。試験的ではあるが[[準サイコミュシステム|準サイコミュ]]兵器「インコム」が搭載されている。 | ||
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== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
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− | :1999年4月号で企画されたGジェネZERO用読者公募デザインの結果発表が行われた1999年6月号が初出。優秀作となったデザインは2つで、1つは[[スーパーガンダム]]の発展系である敵拠点強襲型MS、もう1つはティターンズ開発の敵地潜入型MSとなっている。<br/> | + | :1999年4月号で企画されたGジェネZERO用読者公募デザインの結果発表が行われた1999年6月号が初出。優秀作となったデザインは2つで、1つは[[スーパーガンダム]]の発展系である敵拠点強襲型MS、もう1つはティターンズ開発の敵地潜入型MSとなっている。<br/>結果発表が行われた6月号にて下記のGジェネ版デザインが「優秀作の合作」というていで「重要拠点への潜入や偵察が得意な超高機動のMSだ。」という説明書きと共に掲載されているものの、下記の通りボンボンの企画とは無関係でデザインされたため、実際はデザインも設定も公募デザインとは一切の関係性が無い。 |
;[[SDガンダム GGENERATIONシリーズ]] | ;[[SDガンダム GGENERATIONシリーズ]] | ||
− | : | + | :出典元。上述のGジェネ版デザインが石垣純哉氏により製作され、『ZERO』で初実装された。「Mk-IIIとMk-Vを繋ぐ機体」というオーダーを受け、Mk-IIIとMk-Vの中間的デザインとなっている<ref>[https://twitter.com/gakky1967/status/1237299244454694912 石垣純哉氏のツイート]</ref>。 |
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
=== 武装・必殺攻撃 === | === 武装・必殺攻撃 === | ||
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:本機専用のもの。形状は[[ガンダムMk-V]]に似る。 | :本機専用のもの。形状は[[ガンダムMk-V]]に似る。 | ||
− | ;ビーム・サーベル | + | ;[[ビーム・サーベル]] |
− | : | + | :バックパックの右側に1基装備されている。『バトオペ2』では「ハイパー・ビーム・サーベル」表記で実装され、ビーム・カノンとしても使用可能となっている。 |
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:バックパックの左側に1基装備されている有線式ビーム砲。[[準サイコミュシステム|準サイコミュ]]兵器のため一般パイロットでも使用可能。 | :バックパックの左側に1基装備されている有線式ビーム砲。[[準サイコミュシステム|準サイコミュ]]兵器のため一般パイロットでも使用可能。 | ||
;シールド | ;シールド | ||
− | :防御用兵装。[[ガンダムMk-V]] | + | :防御用兵装。[[ガンダムMk-V]]の物とは異なりブースターとしての機能はない。 |
== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == | ||
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;[[ガンダムMk-IVB]] | ;[[ガンダムMk-IVB]] | ||
:アニメ雑誌『マイアニメ』(1985年10月号)掲載の雑誌企画『ウィリアム・A・ブリッジマンの手記』に登場する機体。エゥーゴにおけるガンダムMk-IVで、[[Ζガンダム]]のプロトタイプとして開発された。 | :アニメ雑誌『マイアニメ』(1985年10月号)掲載の雑誌企画『ウィリアム・A・ブリッジマンの手記』に登場する機体。エゥーゴにおけるガンダムMk-IVで、[[Ζガンダム]]のプロトタイプとして開発された。 | ||
+ | ;[[ウェアヴォルフ]] | ||
+ | :Mk-IVをベースとした実験機。[[ヘカーテ隊]]に配属されるも、「コクピット内で起きた密室殺人の現場」という不名誉な記録を残す機体となった。 | ||
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:この機体の上位版として本機が開発された。 | :この機体の上位版として本機が開発された。 | ||
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;[[武者ガンダムMk-IV]] | ;[[武者ガンダムMk-IV]] | ||
:『[[SDガンダム ムシャジェネレーション]]』に登場する本機がモチーフの機体。 | :『[[SDガンダム ムシャジェネレーション]]』に登場する本機がモチーフの機体。 | ||
+ | ;[[エンゲージゼロ・インコム搭載型]] | ||
+ | :『[[機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE|ガンダムUCE]]』のゲームオリジナル機体。宇宙世紀0086年時点で開発中のインコムを試験的に搭載しているが、作中世界における本機との関連性は不明。 | ||
== 商品情報 == | == 商品情報 == |
2024年8月27日 (火) 20:32時点における最新版
ガンダムMk-IV | |
---|---|
外国語表記 | Gundam Mk-IV |
登場作品 | SDガンダム GGENERATIONシリーズ |
デザイナー |
公募デザイン (ボンボン) 石垣純哉 (Gジェネ) |
スペック | |
---|---|
分類 | 試作型モビルスーツ |
生産形態 | 実験機 |
型式番号 |
ORX-012 MSF-008 |
主動力 | 熱核融合炉 |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
開発組織 | オーガスタ研究所 |
所属 | ティターンズ |
概要編集
『SDガンダム GGENERATION』シリーズに登場するゲームオリジナル機体。ガンダムMk-Ⅳは複数の雑誌によって独自に設定されているが、本項ではGジェネオリジナルの機体について解説する。
ガンダムMk-IIIの上位版としてティターンズが開発したモビルスーツ。本機を開発するにあたってアナハイム・エレクトロニクス社と裏取引を行い、ガンダムMk-IIIの設計データを入手し、オーガスタ研究所で開発された。試験的ではあるが準サイコミュ兵器「インコム」が搭載されている。
本機にはオーガスタ系の他、アナハイム系の型式番号が設定されているが、これはアナハイムからの技師長らのチームが中心となって開発したためと考えられる[1]。この時得たデータはガンダムMk-Vを初めとする後の機体に活かされている。また、本機はティターンズによって開発された機体だが濃紺を基調としたティターンズカラーではなくトリコロールカラーで塗装されている。
登場作品と操縦者編集
- コミックボンボン
- 1999年4月号で企画されたGジェネZERO用読者公募デザインの結果発表が行われた1999年6月号が初出。優秀作となったデザインは2つで、1つはスーパーガンダムの発展系である敵拠点強襲型MS、もう1つはティターンズ開発の敵地潜入型MSとなっている。
結果発表が行われた6月号にて下記のGジェネ版デザインが「優秀作の合作」というていで「重要拠点への潜入や偵察が得意な超高機動のMSだ。」という説明書きと共に掲載されているものの、下記の通りボンボンの企画とは無関係でデザインされたため、実際はデザインも設定も公募デザインとは一切の関係性が無い。 - SDガンダム GGENERATIONシリーズ
- 出典元。上述のGジェネ版デザインが石垣純哉氏により製作され、『ZERO』で初実装された。「Mk-IIIとMk-Vを繋ぐ機体」というオーダーを受け、Mk-IIIとMk-Vの中間的デザインとなっている[2]。
装備・機能編集
武装・必殺攻撃編集
対決・名場面編集
関連機体編集
- ガンダムMk-IVB
- アニメ雑誌『マイアニメ』(1985年10月号)掲載の雑誌企画『ウィリアム・A・ブリッジマンの手記』に登場する機体。エゥーゴにおけるガンダムMk-IVで、Ζガンダムのプロトタイプとして開発された。
- ウェアヴォルフ
- Mk-IVをベースとした実験機。ヘカーテ隊に配属されるも、「コクピット内で起きた密室殺人の現場」という不名誉な記録を残す機体となった。
- ガンダムMk-III
- この機体の上位版として本機が開発された。
- ガンダムMk-V
- サイコガンダムのデータを導入して開発された系列機。本機から得られたデータがガンダムMk-Vにも取り入れられたとされる。
- 武者ガンダムMk-IV
- 『SDガンダム ムシャジェネレーション』に登場する本機がモチーフの機体。
- エンゲージゼロ・インコム搭載型
- 『ガンダムUCE』のゲームオリジナル機体。宇宙世紀0086年時点で開発中のインコムを試験的に搭載しているが、作中世界における本機との関連性は不明。
商品情報編集
ガンプラ編集
ガレージキット 編集
リンク編集
脚注編集
- ↑ 書籍「データガンダム キャラクター列伝[宇宙世紀編II]」98ページに掲載の本機の項に「フジタ技研からのスタッフが入ったガンダムタイプMS」との記載あり
- ↑ 石垣純哉氏のツイート