「アビスガンダム」の版間の差分
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== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == | ||
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:MA形態で潜航中、上空からレールガンの狙撃を受け推進器を破壊されている。 | :MA形態で潜航中、上空からレールガンの狙撃を受け推進器を破壊されている。 | ||
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== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
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2024年2月5日 (月) 07:35時点における最新版
アビスガンダム | |
---|---|
外国語表記 | Abyss Gundam |
登場作品 | |
デザイン | 大河原邦男 |
スペック | |
---|---|
正式名称 | アビス |
分類 | 水陸両用試作型可変モビルスーツ |
型式番号 |
|
全高 | 17.84m |
重量 | 92.39t |
動力 | バッテリー |
装甲材質 | ヴァリアブルフェイズシフト装甲 |
開発組織 | ザフト軍 |
所属組織 | ザフト軍→地球連合軍 |
所属部隊 | ファントムペイン |
パイロット |
概要編集
ザフト軍がインパルス、カオス、ガイア、セイバーと共に開発した「セカンドステージシリーズ」に属する試作型モビルスーツ。L4プラント「アーモリーワン」で地球連合軍特殊部隊「ファントムペイン」に強奪され、以後はアウル・ニーダの搭乗機となる。
アビスはそれぞれが特徴的なMA形態を持つセカンドステージシリーズにおいても極めて特質な機体と言え、過剰と思える程のビーム兵器と、海中戦闘用の魚雷を併せ持つ機体は、その主戦場を考えれば、明らかに地球上での活動を想定しており、少なくとも開発陣は明らかに「やる気」であった事が伺える。
特に高性能の水中用MSの開発に関しては、第1次連合・プラント大戦後期の「第2次カサブランカ沖海戦」でグーン、ゾノの部隊が少数のディープフォビドゥン、フォビドゥンブルーの部隊により壊滅に陥れられ、これによりジブラルタル基地を放棄せざるを得なかったという手痛い敗北に対するリベンジの意味合いが強かった。しかし、こうした想いは皮肉にも連合軍側の手に渡った事で、多くの海上兵力を犠牲に実証される事になった。
登場作品と操縦者編集
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- 初登場作品。水中戦のエキスパートであるマーレ・ストロードがテストパイロットを経て正式にパイロットに任命されていたが、アーモリーワンの戦闘でファントムペインに強奪される。以後はアウル・ニーダが搭乗し、ミネルバへの攻撃に投入された。
宇宙では主に火力支援を行っていたが、地上では特に水中戦で真価を発揮しており、インド洋での戦闘において、ルナマリアのザクを損傷させたり、ミネルバに随伴していたボズゴロフ級潜水空母ニーラゴンゴを撃沈した。ダーダネルス海峡での戦闘では、ミネルバに水中から攻撃を仕掛けるも、介入してきたフリーダムガンダムにより、クスィフィアスレール砲で推進部を損傷。戦線を離脱した。
その後のクレタ沖での戦闘ではブラストインパルスと交戦。水上からの砲撃でブラストシルエットを破壊したが、その爆発に気をとられた隙にインパルスから投擲されたビームジャベリンがコクピットを直撃。海中で爆散し、アウルも戦死した。 - 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY
- マーレ・ストロードによる運用テストの様子が描かれた。
装備・機能編集
特殊機能編集
- ヴァリアブルフェイズシフト装甲
- フェイズシフト装甲の改良型。装甲に掛ける電圧を調整できるようになっており、エネルギー消費の効率化を図っている。装甲の色は電圧に応じて変化するようになった。
- デュートリオンビーム送電システム
- 母艦からMSにデュートリオンビームを照射してワイヤレスでエネルギーを供給するシステム。これにより(母艦が存在する限り)、帰艦する事なく戦い続ける事が可能となった。
- 変形
- 甲殻類を思わせるモビルアーマー形態に変形する。左右シールドで上半身を覆う変形システムが特徴的。
武装・必殺攻撃編集
- MMI-GAU1717 12.5mmCIWS
- 頭部に搭載された近接防御火器システム。防御用であるが高い連射性能を誇る。ベーシックな装備として多くのMSに採用されており、また12.5ミリ口径の弾丸はザフトではポピュラーなものらしく、他の兵装にも多く見受けられた。
アビスは額中央部に1門搭載する。 - MMI-GAU25A 20mmCIWS
- 胸部に搭載されたクローズ・イン・ウェポン・システム。頭部のそれより口径が大きいため、それなりの威力を持つ。インパルス、カオス、ガイアにも同様のものが採用されている。
- MX-RQB516 ビームランス
- アビスが常に携えている長槍。実刃とビームの矛先を併せ持ち、石突までもが鋭い打突器となっている。地上、宇宙はおろかビームの使用が制限されてしまう水中でのその力はいかんなく発揮され、格闘戦において驚異的なまでの勝率に貢献している(性格からアウルは好んでこの武器を使用していたとされる)。
MA形態時には機体下面にバインドされ、衝角として敵を貫く事も出来る。 - 両肩部シールド
- 3連装ビーム砲や連装砲と共に、外装にヴァリアブルフェイズシフト装甲と対ビームコーティングを施した攻防一体の盾。
MA形態時は頭部を覆う形でユニットを密着させる事で水流抵抗を減免させるためのフェアリングとしての機能を果たす。- MMI-TT101Mk9 高速誘導魚雷
- 両肩のシールドに内蔵されている2門ずつ設けられている魚雷発射管。水中活動時のメイン兵装であり、そこから発射される高速誘導魚雷も、グーン、ゾノを経る事によって格段に性能が向上している。
- MA-X223E 3連装ビーム砲
- 左右シールド内部に並ぶビーム砲群。MS形態時にシールドを展開し発射する。口径こそやや小ぶりだが、左右合計6門という数と連射性能でそれをカバーする。カリドゥス、バラエーナ改、M68と同時に斉射可能。
- M68 連装砲
- 両肩シールドに計4門取り付けられている実体弾兵器。強力な炸薬が装填されており、「面」で目標を破壊する。そのため、MS戦はもとより対艦戦闘にも真価を発揮する。
- M107 バラエーナ改2連装ビーム砲
- 背部に2門搭載されているビーム砲。フリーダムのメインウェポンであり、絶大な威力を誇ったM100プラズマ収束ビーム砲をデュートリオンシステム仕様に改良したもの。
MA形態時の主力兵器だが、射角にやや難があるもののMS形態でも使用可能。 - MGX-2235 カリドゥス複相ビーム砲
- 胸部に内蔵された大出力ビーム砲。アビスの主力兵器で、その猛火の名に違わぬ高火力を誇る。
後にストライクフリーダムにも同型の物が搭載されている。
対決・名場面編集
- 対スラッシュザクファントム
- ユニウスセブン破砕用メテオブレイカーの設置作業を妨害するが、ビームランスと左脚を両断される。
- 対フリーダムガンダム
- MA形態で潜航中、上空からレールガンの狙撃を受け推進器を破壊されている。
- 対ブラストインパルスガンダム
- ビーム砲を命中させるも、ブラストシルエットをパージされ取り逃がす。反撃に投擲されたビームジャベリンがコクピットに直撃。パイロットのアウル共々、海中で爆散した…。
関連機体編集
- グーン / ゾノ
- 従来のザフト軍の水中用MS。これらのデータを踏襲して開発されている。
- アビスインパルスガンダム
- インパルスガンダムのシルエットの中で考案されていた形態の1つ。ペーパープランのままで終わったものの、本機の装備を受け継いだ水陸戦用機という形で開発される予定だった。
商品情報編集
ガンプラ編集
フィギュア 編集