「ルナタンク」の版間の差分
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球体の車体に主兵装として2連装実弾砲を有し、パイロット1名砲手4名で操縦されるが、後に火器管制システムの改良により砲手は2名に変更されている。機体下部のキャタピラは車体に比べ小型で、最大歩行速度は時速約30kmと自走能力は極めて低くなっている。これは月面の重力下でのみの運用を想定しているためであり、戦闘時は下部中央の[[熱核ロケットエンジン]]を使用する。飛行可能時間は約1時間でプロペラントの増量が求められていたが、既に車体の25%がプロペラントにあてられていたため、砲手の削減などの細かな改良でも飛行時間の拡大には至らなかった。車体四ヶ所に備わるソーラーパネルのような物は補助飛行システムという説があるが詳細は不明。 | 球体の車体に主兵装として2連装実弾砲を有し、パイロット1名砲手4名で操縦されるが、後に火器管制システムの改良により砲手は2名に変更されている。機体下部のキャタピラは車体に比べ小型で、最大歩行速度は時速約30kmと自走能力は極めて低くなっている。これは月面の重力下でのみの運用を想定しているためであり、戦闘時は下部中央の[[熱核ロケットエンジン]]を使用する。飛行可能時間は約1時間でプロペラントの増量が求められていたが、既に車体の25%がプロペラントにあてられていたため、砲手の削減などの細かな改良でも飛行時間の拡大には至らなかった。車体四ヶ所に備わるソーラーパネルのような物は補助飛行システムという説があるが詳細は不明。 | ||
− | 開発は[[宇宙世紀]]0077年から始まり、0078年に1号機がロールアウト。[[一年戦争]] | + | 開発は[[宇宙世紀]]0077年から始まり、0078年に1号機がロールアウト。[[一年戦争]]開戦までに22輌生産され、グラナダ基地に配備された。当初は50輌生産される予定であったが、後に75輌に引き上げられた。本機の生産は0079年6月まで行われたが、戦況の変化により34輌の生産にとどまっている。その後、10月に起こった動乱により28輌が消失、残存機も稼働不能となり終戦後は全て解体されている。 |
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
;[[MSV-R]] | ;[[MSV-R]] | ||
− | : | + | :出典元。「[[月刊ガンダムエース]]」2012年7月号掲載のVol.39で紹介された。一年戦争の開戦から間もない時期にグラナダ基地周辺で[[ザクI]]と共にパトロール任務を行う姿が撮影されている。 |
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;[[機動戦士ガンダム MSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ]] | ;[[機動戦士ガンダム MSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ]] | ||
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− | : | + | :2022年1月実装のイベント「0079 [[ペッシェ・モンターニュ]] ~序章 命、めぐりあいI~」にて敵機体として映像化込みで実装。宮本 崇氏によりゲーム用にデザインが描き起こされており、ディテールや武装の追加、コックピットの2人乗り化などの変更点がある。同イベントでは[[アシュレイ・ホーン]]の回想シーンに登場し、過去に同僚の[[オーガン・モンターニュ]]と共に月面でプラズマ・リーダーの運用試験を行っていたところ、[[地球連邦軍 (UC)|連邦軍]]に発見され、交戦の末に大破炎上。致命傷を負ったオーガンはその場で息を引き取り、アシュレイも直後に機体が爆発したため重傷を負った。 |
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
=== 武装・必殺攻撃 === | === 武装・必殺攻撃 === | ||
;2連装砲塔 | ;2連装砲塔 | ||
− | : | + | :機体周囲に計8基装備されている実弾砲。 |
+ | ;プラズマ・リーダー | ||
+ | :UCE版デザインの機体が搭載。機体上部に複数基搭載されており、デザインは[[ヴァル・ヴァロ]]の物とほぼ同一。作中ではアシュレイとオーガンにより共同開発されたという設定となっている他、運用試験では仮想標的である[[ザクI]]を一瞬で破壊している。 | ||
== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == | ||
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*[[登場メカ]] | *[[登場メカ]] | ||
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2023年7月21日 (金) 20:15時点における最新版
ルナタンク | |
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外国語表記 | Lunatank |
登場作品 | MSV-R |
デザイナー |
大河原邦男 宮本 崇 (UCE版)[1] |
スペック | |
---|---|
分類 | 量産型宇宙砲台 |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | G87 |
全高 | 25.8m |
本体重量 | 278.6t |
主動力 | 熱核融合炉 |
開発組織 | ジオニック社 |
所属 | ジオン公国軍 |
乗員人数 |
|
主なパイロット |
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概要編集
ジオン公国軍がモビルスーツの補助兵器としてグラナダ基地防衛の戦力確保のために開発した機体。
球体の車体に主兵装として2連装実弾砲を有し、パイロット1名砲手4名で操縦されるが、後に火器管制システムの改良により砲手は2名に変更されている。機体下部のキャタピラは車体に比べ小型で、最大歩行速度は時速約30kmと自走能力は極めて低くなっている。これは月面の重力下でのみの運用を想定しているためであり、戦闘時は下部中央の熱核ロケットエンジンを使用する。飛行可能時間は約1時間でプロペラントの増量が求められていたが、既に車体の25%がプロペラントにあてられていたため、砲手の削減などの細かな改良でも飛行時間の拡大には至らなかった。車体四ヶ所に備わるソーラーパネルのような物は補助飛行システムという説があるが詳細は不明。
開発は宇宙世紀0077年から始まり、0078年に1号機がロールアウト。一年戦争開戦までに22輌生産され、グラナダ基地に配備された。当初は50輌生産される予定であったが、後に75輌に引き上げられた。本機の生産は0079年6月まで行われたが、戦況の変化により34輌の生産にとどまっている。その後、10月に起こった動乱により28輌が消失、残存機も稼働不能となり終戦後は全て解体されている。
登場作品と操縦者編集
- MSV-R
- 出典元。「月刊ガンダムエース」2012年7月号掲載のVol.39で紹介された。一年戦争の開戦から間もない時期にグラナダ基地周辺でザクIと共にパトロール任務を行う姿が撮影されている。
- 機動戦士ガンダム MSV-R ザ・トラブルメーカーズ
- 機動戦士ガンダム MSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ
- 機動戦士ガンダム U.C.ENGAGE
- 2022年1月実装のイベント「0079 ペッシェ・モンターニュ ~序章 命、めぐりあいI~」にて敵機体として映像化込みで実装。宮本 崇氏によりゲーム用にデザインが描き起こされており、ディテールや武装の追加、コックピットの2人乗り化などの変更点がある。同イベントではアシュレイ・ホーンの回想シーンに登場し、過去に同僚のオーガン・モンターニュと共に月面でプラズマ・リーダーの運用試験を行っていたところ、連邦軍に発見され、交戦の末に大破炎上。致命傷を負ったオーガンはその場で息を引き取り、アシュレイも直後に機体が爆発したため重傷を負った。
装備・機能編集
武装・必殺攻撃編集
対決・名場面編集
関連機体編集
- アッザム
- 本機をベースに開発された機体。