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− | + | [[ブレイク・ザ・ワールド]]前後に実戦投入された本機の統合性能は[[ストライクガンダム|ストライク]]に匹敵するとされ、地球連合軍製MSの一つの到達点とさえ評された。また、パイロットの技量によっては[[ザフト軍|ザフト]]の[[ニューミレニアムシリーズ]]に対抗可能な戦闘力を発揮出来たとされる。 | |
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+ | :[[ミケール]]率いる[[ブルーコスモス]]一派の機体が登場。主にジェットストライカーを装備した空中戦力として使用され、地上戦力の[[105ダガー]]と運用方法が分けられている。 | ||
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:[[ストライクダガー]]などに装備された物の改良型。両腰部に2基装備。 | :[[ストライクダガー]]などに装備された物の改良型。両腰部に2基装備。 | ||
− | ;Mk438/B 2連装多目的ミサイル ヴュルガーSA10 | + | ;A52 攻盾タイプE |
− | : | + | :対ビームコーティング処理の施された大型のシールドで、先端にはブレードが備えられている。 |
+ | :;Mk438/B 2連装多目的ミサイル ヴュルガーSA10 | ||
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;Mk315 スティレット投擲噴進対装甲貫入弾 | ;Mk315 スティレット投擲噴進対装甲貫入弾 | ||
:両腰アーマーに収納されている投擲武器。クナイのような形をしており、通常装甲への攻撃力はかなりのもの。 | :両腰アーマーに収納されている投擲武器。クナイのような形をしており、通常装甲への攻撃力はかなりのもの。 | ||
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== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == | ||
+ | ;オルドリン自治区襲撃 | ||
+ | :『SEED FREEDOM』より。ブルーコスモスの戦闘部隊が[[プラント]]の経済特区であるアフリカ共和国オルドリン自治区へと進行。炎上する市街地の中でウィンダムの1機がオルドリン市街に配備された[[ジン]]を撃破し、避難中の市民に頭を向ける。だが、次の瞬間一筋のビームがウィンダムの頭部を貫いた。 | ||
== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
+ | === 装備バリエーション === | ||
;[[ウィンダム (ジェットストライカー装備)]] | ;[[ウィンダム (ジェットストライカー装備)]] | ||
:ジェットストライカーを装備した機体。 | :ジェットストライカーを装備した機体。 | ||
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;[[ウィンダム (マルチストライカー装備)]] | ;[[ウィンダム (マルチストライカー装備)]] | ||
:マルチストライカーを装備した機体。 | :マルチストライカーを装備した機体。 | ||
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;[[ネオ専用ウィンダム]] | ;[[ネオ専用ウィンダム]] | ||
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:前世代機。 | :前世代機。 | ||
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+ | :『[[ガンダムビルドダイバーズRe:RISE]]』に登場する本機ベースの機体。 | ||
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+ | *[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]]装備とされているが、劇中では実弾兵器で本機が破壊されるシーンも多々あるため(そもそも実弾を防いだシーンが無い)、真実は不明。各種媒体では「高性能量産機」と設定されているが、あくまでも従来のダガー系と比べるとで、すでに当時のザフト軍の主力機であった[[ザクウォーリア|ザク]]がストライク等のGTAシリーズ以上の性能を持っている為、作中ではやられ役となる事が多かった。量産機とは思えぬシャープでカッコいいデザインだが、『'''カッコよさでは戦争に勝てない'''』という真実を改めて視聴者に突きつけた悲劇の機体である。劇中の例で示すと[[ミネルバ]]の弾幕で細切れにされたり、MSサイズの巨大な剣やらブーメランやらライフルやらで胴を泣き別れにされたり、極太ガンマ線レーザーの照射で蒸発されたりと前作の[[ストライクダガー]]を上回るやられ方の描写に力が入っている制作陣の姿勢には尊敬の念を感じさせる。 | ||
+ | **ちなみに、「ウィンダム」とは英語で「勝つ」と言う意味の「WIN」と、「状態」を意味する「DOM」を組み合わせ、「勝っている状態」と言う意味を込めて作られた造語であるが、上述した本機の扱いを見ると皮肉としか言いようがない。 | ||
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2024年2月5日 (月) 18:20時点における最新版
ウィンダム | |
---|---|
外国語表記 | Windam |
登場作品 | |
デザイン | 大河原邦男 |
スペック | |
---|---|
分類 | 汎用量産型モビルスーツ |
型式番号 | GAT-04 |
全高 | 18.67m |
重量 | 58.20t |
主動力 | バッテリー |
装甲材質 | 不明[1] |
開発組織 | 地球連合軍 |
所属 | 地球連合軍 |
主なパイロット | 地球連合軍一般兵 |
概要編集
ダガーLの後継機として開発された地球連合軍の量産型モビルスーツ。本機の開発の背景にはコズミック・イラ72年に締結されたユニウス条約が大きく関係しており、本条約によってMSの配備数に制限が課せられたため、既存機を改修するよりも高性能な次世代機が求められていた。
開発にあたっては、ダガー系で得られたデータやノウハウが用いられ、X-100系のフレームを継承し、肩部や脚部にスラスターを装備する事で、大気圏内外での機動性や運動性も向上している。また、武装の更新に加え、ストライカーパックシステムの採用によってあらゆる任務に対応可能な汎用性を有するに至った。
ブレイク・ザ・ワールド前後に実戦投入された本機の統合性能はストライクに匹敵するとされ、地球連合軍製MSの一つの到達点とさえ評された。また、パイロットの技量によってはザフトのニューミレニアムシリーズに対抗可能な戦闘力を発揮出来たとされる。
登場作品と役柄編集
装備・機能編集
特殊機能編集
- ヴァリアブルフェイズシフト装甲
- フェイズシフト装甲の改良型。装甲に掛ける電圧を調整できるようになっており、エネルギー消費の効率化を図っている。その影響で装甲の色が変化するようになった。
本機にも採用されているとされるが、余談の項のように作中にそれらしい描写はない。これを再現したゲームも長らく存在していなかったが、2019年発売のSDガンダム GGENERATIONシリーズの『CROSS RAYS』でようやく再現された。 - ストライカーパックシステム
- 各種ストライカーパックを換装可能。主にドッペルホルン連装無反動砲やジェットストライカー等を装備した機体が運用された。
武装・必殺攻撃編集
- M2M5 トーデスシュレッケン12.5mm自動近接防御火器
- 頭部と胸部に各2門ずつ、計4門内蔵された近接防御機関砲。ダガーLの物と同じ。
- M9409L ビームライフル
- ウィンダムの標準装備であるビーム兵器。ダガー系が装備したものよりも大型で、統合的な威力に優れる。
- ES04B ビームサーベル
- ストライクダガーなどに装備された物の改良型。両腰部に2基装備。
- A52 攻盾タイプE
- 対ビームコーティング処理の施された大型のシールドで、先端にはブレードが備えられている。
- Mk438/B 2連装多目的ミサイル ヴュルガーSA10
- シールドの裏側に装備されているミサイル。
- Mk315 スティレット投擲噴進対装甲貫入弾
- 両腰アーマーに収納されている投擲武器。クナイのような形をしており、通常装甲への攻撃力はかなりのもの。
対決・名場面編集
関連機体編集
装備バリエーション 編集
- ウィンダム (ジェットストライカー装備)
- ジェットストライカーを装備した機体。
- ウィンダム (ドッペルホルン連装無反動砲装備)
- ドッペルホルン連装無反動砲を装備した機体。
- ウィンダム (マルチストライカー装備)
- マルチストライカーを装備した機体。
パーソナルカスタム機 編集
- ネオ専用ウィンダム
- 専用のジェットストライカーを装備したネオ専用機。パーソナルカラーであるワインレッドに塗装されている。
系列機・派生機など 編集
- ダガーL
- 前世代機。
その他 編集
- エルドラウィンダム
- 『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』に登場する本機ベースの機体。
余談 編集
- ヴァリアブルフェイズシフト装甲装備とされているが、劇中では実弾兵器で本機が破壊されるシーンも多々あるため(そもそも実弾を防いだシーンが無い)、真実は不明。各種媒体では「高性能量産機」と設定されているが、あくまでも従来のダガー系と比べるとで、すでに当時のザフト軍の主力機であったザクがストライク等のGTAシリーズ以上の性能を持っている為、作中ではやられ役となる事が多かった。量産機とは思えぬシャープでカッコいいデザインだが、『カッコよさでは戦争に勝てない』という真実を改めて視聴者に突きつけた悲劇の機体である。劇中の例で示すとミネルバの弾幕で細切れにされたり、MSサイズの巨大な剣やらブーメランやらライフルやらで胴を泣き別れにされたり、極太ガンマ線レーザーの照射で蒸発されたりと前作のストライクダガーを上回るやられ方の描写に力が入っている制作陣の姿勢には尊敬の念を感じさせる。
- ちなみに、「ウィンダム」とは英語で「勝つ」と言う意味の「WIN」と、「状態」を意味する「DOM」を組み合わせ、「勝っている状態」と言う意味を込めて作られた造語であるが、上述した本機の扱いを見ると皮肉としか言いようがない。
商品情報編集
ガンプラ編集
フィギュア 編集
リンク編集
脚注編集
- ↑ ヴァリアブルフェイズシフト装甲とする資料も存在する。
- ↑ とはいえ、本機がザクウォーリアやグフイグナイテッドを撃墜しているシーンも一応、存在してはいる