「量産型バウ」の版間の差分

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| 型式番号 = AMX-107
 
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| 全備重量 = 67.5t
 
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| スラスター総推力 = 75,040kg
 
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カラーリングはグリーンとグレーの2種が存在し、後者は[[グレミー・トト]]が[[ハマーン・カーン]]に対して叛乱を起こした際に自軍の機体を識別用に塗り替えたものである。
 
カラーリングはグリーンとグレーの2種が存在し、後者は[[グレミー・トト]]が[[ハマーン・カーン]]に対して叛乱を起こした際に自軍の機体を識別用に塗り替えたものである。
 
劇中では分離・変形を行っていないが、これは量産化する際にオミットしたという説と単にパイロット達が活用できなかっただけという説がある。
 
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
<!-- :作品名:説明 -->
 
 
;[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
 
;[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
:第33話で初登場。主なパイロットは[[アリアス・モマ]]、[[ダナ・キライ]]。どちらもグリーンの機体に乗っている。<br />[[サイコガンダムMk-II]]の輸送任務中に[[アーガマ]]と遭遇し、これを襲撃するも失敗して撤退。[[ダブリン]]でも攻撃をかけたが[[エルピー・プル|プル]]の[[ΖΖガンダム]]の攻撃でやはり撤退している。その後、プルが[[サンドラ]]を攻撃してきた際に迎撃し、彼女の乗る[[ガンダムMk-II]]を戦闘不能に陥らせる。だが、そこに駆け付けた[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]のΖΖガンダムによってダナ機が撃破された。
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:初出作品。第33話で初登場。主なパイロットは[[アリアス・モマ]]、[[ダナ・キライ]]。どちらもグリーンの機体に乗っている。<br />[[サイコガンダムMk-II]]の輸送任務中に[[アーガマ]]と遭遇し、これを襲撃するも失敗して撤退。[[ダブリン]]でも攻撃をかけたが[[エルピー・プル|プル]]の[[ΖΖガンダム]]の攻撃でやはり撤退している。その後、プルが[[サンドラ]]を攻撃してきた際に迎撃し、彼女の乗る[[ガンダムMk-II]]を戦闘不能に陥らせる。だが、そこに駆け付けた[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]のΖΖガンダムによってダナ機が撃破された。<br />劇中では分離・変形を行うシーンが存在せず、地上では主に[[ベースジャバー]]を使用していたが機体設定でその理由についての言及は特に無く、量産化する際にオミットしたという解釈と単にパイロット達が活用できなかっただけといった解釈が散見される。その為、各媒体でも変形の有無についての扱いにバラつきが見られる。
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;[[SDガンダム GGENERATIONシリーズ]]
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:『NEO』や『WARS』など一部シリーズでは変形機能が実装されておらず、『NEO』の機体解説では上述のように「一説によると、量産タイプは生産性向上のため分離機構を廃止していたともいう」「性能的には試作機と変わらないのだが、一般のパイロットの中には、この複雑な分離機能を活用できる者はほとんどいなかった」との記載がある。実際にその事を言及した資料が存在するのか、変形未実装に対する穴埋めのための独自設定かは不明。
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;[[機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還]]
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:シャア率いる新生ネオ・ジオンの所属機が登場。[[レズン・シュナイダー]]が搭乗し、[[ミナレット]]争奪戦で運用された。
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;[[機動戦士ガンダムUC MSV 楔]]
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;[[機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン]]
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== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
 
=== 特殊機能 ===
 
=== 特殊機能 ===
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;分離 / 合体
;分離
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:バウ・アタッカーとバウ・ナッターに可逆分離・合体が可能。また、バックパックも状況に応じて分離射出が可能であった。
:バックパックを分離可能。
 
  
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
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;バルカン砲
;ビーム・ライフル
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:両肩部に2門内蔵されている機関砲。
:専用に開発された携行式のビーム砲。アサルト(突撃)型として造られており、狙撃モードと速射モードにセレクターが切り替えられるようになっている。
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;[[ビーム・ライフル]]
;ビーム・サーベル
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:専用に開発された携行式のビーム砲。変形時の空力特性や取り回しを機体特性に併せて設計されている。アサルト(突撃)型として開発されており、セレクター操作によって狙撃モードと速射モードを選択可能。出力3.6MW。
:両前腕部の内側に1本ずつ、計2本格納されている。<br />[[キュベレイ]]のように格納状態でビーム・ガンとして使えるかどうかは不明。
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;[[ビーム・サーベル]]
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:両前腕部の内側に1基ずつ、計2基格納されている。所謂"騎士"用規格のデバイスが採用されたモデルを使用。使用時はオートでマニピュレータに収まるよう設定されている。出力0.88MW。
 
;グレネード・ランチャー
 
;グレネード・ランチャー
:両前腕部の外側に内蔵された4連装の接近戦用榴弾砲。弾頭部にオプティカルシーカーを装備し、誘導が可能な為に中距離戦でも有効とされる。
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:Zガンダムを参考に両前腕部の外側に内蔵された4連装接近戦用榴弾砲。主に威嚇や牽制に用いられるが、狙い所が的確であれば部位破壊や携行兵器の無力化に威力を発揮する。弾頭部に誘導用オプティカルシーカーを装備する。
 
;ミサイル
 
;ミサイル
:背部左右のフレキシブル・ウイング・バインダーに3発ずつ、計6発をマウントしている。
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:背部左右のフレキシブル・ウイング・バインダーのパイロンに3基ワンセットずつ、計6基をマウントしている。弾種は誘導ミサイルAMM-06H。
 
;シールド
 
;シールド
:実体式の盾。<br />バウ・アタッカー時には機体の下部に装着されており、その部位の空力特性を改善させるフェアリングユニットとして機能する。
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:実体式の盾。ネオ・ジオン軍の紋章のレリーフが存在する。
;メガ粒子砲
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:バウ・アタッカー時には機体の下部に装着され、空力特性を向上させるフェアリングユニットとして機能する。
:シールドに5門内蔵されている。砲門はある程度可動でき、中央部の3門はビームを収束して発射可能。
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:;[[メガ粒子砲]]
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::シールドに5門内蔵されている。砲門はある程度可動でき、中央部の3門はビームを収束して発射可能。出力0.77MW。
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;ビーム・マシンガン
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:[[ゲルググJ]]が使用するものと同型の、射撃精度の高い大型のマシンガンでパルス状のビームを連射可能。単発射撃時には精密射撃を行うことができる。『ジョニ帰』においてレズン機が使用。
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;バウ・ナッター特攻
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:バウ・ナッターを大型ミサイルとして撃ち出す。射程距離は640kmとされ、ビーム砲の有効射程外からの攻撃を可能とする。ペイロードは最大で1,800kgとされ、通常弾頭だけでなく核弾頭も搭載できる。これによりバウは他の機体とは比べものにならない程の戦略的価値を得るに至っている。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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:[[フル・フロンタル]]専用機として改造されたバウ。[[サイコフレーム]]を搭載する事で当初のコンセプトを実現させている。
 
:[[フル・フロンタル]]専用機として改造されたバウ。[[サイコフレーム]]を搭載する事で当初のコンセプトを実現させている。
 
;バウ GPBカラー
 
;バウ GPBカラー
:『ガンプラビルダーズ』第1話に登場したピンク色のバウ。
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:『[[模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG|ガンプラビルダーズ]]』第1話に登場したピンク色のバウ。
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
 
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2023年6月27日 (火) 18:18時点における最新版

量産型バウ
外国語表記 Bawoo
登場作品 機動戦士ガンダムΖΖ
デザイナー 出渕裕
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スペック
分類 攻撃用量産型可変モビルスーツ
生産形態 量産機
型式番号 AMX-107
頭頂高 18.5m
全高 22.05m
本体重量 34.7t
全備重量 67.5t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 2,410kW
スラスター総推力 75,040kg
装甲材質 ガンダリウム合金
センサー有効半径 12,200m
開発組織 ネオ・ジオン
所属
主なパイロット アリアス・モマ
ダナ・キライ
デガス
レズン・シュナイダー
ネオ・ジオン兵
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概要 編集

ネオ・ジオン軍の量産型モビルスーツバウの量産仕様である。

バウは元々士官専用の可変機だったが、ムーバブルフレームの採用によってコピーしやすく、また堅牢で自由度も高い上に他に類を見ない戦術展開を可能とする特性を持った機体と言う点が上層部の目に留まった事で量産化に踏み切った。性能は試作機と同等だがカラーリングが変更され、左側のフロントスカートに書かれた「龍飛」の文字も消されている。

カラーリングはグリーンとグレーの2種が存在し、後者はグレミー・トトハマーン・カーンに対して叛乱を起こした際に自軍の機体を識別用に塗り替えたものである。

登場作品と操縦者編集

機動戦士ガンダムΖΖ
初出作品。第33話で初登場。主なパイロットはアリアス・モマダナ・キライ。どちらもグリーンの機体に乗っている。
サイコガンダムMk-IIの輸送任務中にアーガマと遭遇し、これを襲撃するも失敗して撤退。ダブリンでも攻撃をかけたがプルΖΖガンダムの攻撃でやはり撤退している。その後、プルがサンドラを攻撃してきた際に迎撃し、彼女の乗るガンダムMk-IIを戦闘不能に陥らせる。だが、そこに駆け付けたジュドーのΖΖガンダムによってダナ機が撃破された。
劇中では分離・変形を行うシーンが存在せず、地上では主にベースジャバーを使用していたが機体設定でその理由についての言及は特に無く、量産化する際にオミットしたという解釈と単にパイロット達が活用できなかっただけといった解釈が散見される。その為、各媒体でも変形の有無についての扱いにバラつきが見られる。
SDガンダム GGENERATIONシリーズ
『NEO』や『WARS』など一部シリーズでは変形機能が実装されておらず、『NEO』の機体解説では上述のように「一説によると、量産タイプは生産性向上のため分離機構を廃止していたともいう」「性能的には試作機と変わらないのだが、一般のパイロットの中には、この複雑な分離機能を活用できる者はほとんどいなかった」との記載がある。実際にその事を言及した資料が存在するのか、変形未実装に対する穴埋めのための独自設定かは不明。
機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還
シャア率いる新生ネオ・ジオンの所属機が登場。レズン・シュナイダーが搭乗し、ミナレット争奪戦で運用された。
機動戦士ガンダムUC MSV 楔
機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン
機動戦士ガンダムF90FF

装備・機能編集

特殊機能編集

分離 / 合体
バウ・アタッカーとバウ・ナッターに可逆分離・合体が可能。また、バックパックも状況に応じて分離射出が可能であった。

武装・必殺攻撃編集

バルカン砲
両肩部に2門内蔵されている機関砲。
ビーム・ライフル
専用に開発された携行式のビーム砲。変形時の空力特性や取り回しを機体特性に併せて設計されている。アサルト(突撃)型として開発されており、セレクター操作によって狙撃モードと速射モードを選択可能。出力3.6MW。
ビーム・サーベル
両前腕部の内側に1基ずつ、計2基格納されている。所謂"騎士"用規格のデバイスが採用されたモデルを使用。使用時はオートでマニピュレータに収まるよう設定されている。出力0.88MW。
グレネード・ランチャー
Zガンダムを参考に両前腕部の外側に内蔵された4連装接近戦用榴弾砲。主に威嚇や牽制に用いられるが、狙い所が的確であれば部位破壊や携行兵器の無力化に威力を発揮する。弾頭部に誘導用オプティカルシーカーを装備する。
ミサイル
背部左右のフレキシブル・ウイング・バインダーのパイロンに3基ワンセットずつ、計6基をマウントしている。弾種は誘導ミサイルAMM-06H。
シールド
実体式の盾。ネオ・ジオン軍の紋章のレリーフが存在する。
バウ・アタッカー時には機体の下部に装着され、空力特性を向上させるフェアリングユニットとして機能する。
メガ粒子砲
シールドに5門内蔵されている。砲門はある程度可動でき、中央部の3門はビームを収束して発射可能。出力0.77MW。
ビーム・マシンガン
ゲルググJが使用するものと同型の、射撃精度の高い大型のマシンガンでパルス状のビームを連射可能。単発射撃時には精密射撃を行うことができる。『ジョニ帰』においてレズン機が使用。
バウ・ナッター特攻
バウ・ナッターを大型ミサイルとして撃ち出す。射程距離は640kmとされ、ビーム砲の有効射程外からの攻撃を可能とする。ペイロードは最大で1,800kgとされ、通常弾頭だけでなく核弾頭も搭載できる。これによりバウは他の機体とは比べものにならない程の戦略的価値を得るに至っている。

対決・名場面編集

関連機体編集

バウ
試作機。
バウ (袖付き仕様)
バウの「袖付き」仕様。当初のコンセプト通り、複座式となっている。
リバウ
フル・フロンタル専用機として改造されたバウ。サイコフレームを搭載する事で当初のコンセプトを実現させている。
バウ GPBカラー
ガンプラビルダーズ』第1話に登場したピンク色のバウ。

商品情報編集

ガンプラ編集

リンク編集