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2021年6月5日 (土) 14:36時点における最新版
アッシュ | |
---|---|
外国語表記 | Ash |
登場作品 | 機動戦士ガンダムSEED DESTINY |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
---|---|
分類 | 水陸両用試作型可変モビルスーツ |
生産形態 | 先行試作機 |
型式番号 | UMF/SSO-3 |
全高 | 20.65m |
本体重量 | 50.59t |
主動力 | バッテリー |
開発組織 | ザフト軍 |
所属 | ザフト軍 |
主なパイロット |
概要 編集
ザフト軍が開発した水陸両用可変モビルスーツ。グーンやゾノに代表される水陸両用機の設計思想を受け継いだ機体である。
アッシュはそのフォルムからゾノと同タイプの機体と推測される機体で、特殊支援モビルスーツに分類される。開発段階から行動範囲を水中、陸上双方に求めた機体であり、四肢の可動域は広く取られている。これにより陸上での走破性や運動性はゾノを大きく凌いでいる。簡易機構ながら水中巡航用のモビルアーマー形態も備えており、水中での優れた旋回性能や航行力を実現し、高速移動することも可能としている。
武装は従来機よりも多く装備しており、近距離から遠距離まで各レンジに対応可能となっている。機体性能と豊富な武装により、湾岸基地への迅速な潜入と急襲を行えるだけでなく、他機との連携による地上戦にも対応できる性能を実現している。
グリーンに塗装された先行試作機は、水中と陸上をスムーズに行き来できる能力から、要人の暗殺などを密かに行う特殊部隊に配備され運用された。
登場作品と操縦者編集
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- 第13話で登場。ラクス・クライン暗殺任務を受けたヨップ・フォン・アラファスら特殊部隊が運用したが、フリーダムガンダムで出撃したキラ・ヤマトによって全機が瞬く間に戦闘不能にされ、機密保持のために自爆している。
装備・機能編集
特殊機能編集
- 変形
- 水中巡航用のモビルアーマー形態に変形可能。
武装・必殺攻撃編集
- PJP3式 2連装フォノンメーザー砲
- モノアイレール内側に内蔵されている2連装の音波兵器。ビームの威力が減衰する水中で威力を発揮する。
- MA-M1217R 高エネルギービーム砲
- 両肩部装甲に2門ずつ計4門装備されているビーム砲。砲身が前方を向くMA形態での使用を想定した武装だが、可動させることでMS形態でも使用可能。
- M47 23mm2連装機関砲
- 両腕部に1基ずつ内蔵されている牽制用の機関砲。
- MX-RQB505 ビームクロー
- 両腕部に1基ずつ装備されている格闘用兵装。クローはビームを発さず、そのまま実体刃としての使用可能。
- GMF22SX 試製推進器複合型多目的ミサイルランチャー
- 背部に2基装備されている推進器と多目的ランチャーが一体となった武装。魚雷やミサイル等を装填可能。
対決・名場面編集
関連機体編集
- アッシュ (量産型)
- 量産タイプ。カラーリングがグレーに変更されている。
- グーン / ゾノ
- 本機の前に開発された水陸両用機。本機はこれらの機体の流れを汲んでいる。
- アビスガンダム
- ほぼ同時期に開発されたセカンドステージシリーズに分類される水陸両用機。
余談 編集
- ちなみに本機のカラーリングは、吉崎観音氏の漫画『ケロロ軍曹』の主人公・ケロロ軍曹がモデルになっている(『ケロロ軍曹』はガンダムネタが多いことで有名で、アニメ版は他ならぬサンライズが制作していた)。