流星号
読み りゅうせいごう
外国語表記 Ryusei-Go
登場作品 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
デザイナー 海老川兼武
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スペック
正式名称 グレイズ改弐
分類 量産型モビルスーツ
生産形態 改修機
型式番号 EB-06/tc2
全高 18.9m
本体重量 31.2t
主動力 エイハブ・リアクター
装甲材質 ナノラミネートアーマー
フレーム グレイズ・フレーム
原型機 グレイズ改
改修 鉄華団
所属 鉄華団
主なパイロット ノルバ・シノ
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概要 編集

火星で鹵獲したギャラルホルングレイズ鉄華団が独自に改修を続けたどり着いた機体。

機体の主要構成はグレイズのものだが、肩部装甲およびリアスカートにはテイワズで開発された百錬の装備を採用。機体重量が増し、装甲強度もわずかながら向上している。本来のグレイズよりも宇宙空間における機動性が向上し、改修前のグレイズ改と比べ機体の姿勢制御に幅が生まれている。

操縦系統にも変更が施され、マン・ロディに搭載されていた阿頼耶識システムを接続。グレイズの完成された制御系統に半ば無理やりシステムを組み込んだため、操縦者との交感情報はガンダム・バルバトスには遠く及ばないが、鉄華団のパイロットにとっては格段に扱いやすい機体となっている。

頭部の角パーツとノーズアート、奇抜なマゼンタのカラーリングは機体を引き継ぐことになったノルバ・シノの意向を汲んだものである。ナノラミネートアーマーを構成する装甲塗料は、白が最も安価なため資金面で贅沢ができない鉄華団としては当初機体の装甲全面を白に塗り直す予定だったが、そんな折、ブルワーズとの交戦で彼らの物資から赤系の装甲塗料が見つかり、カラーリングの幅が広がることになった。

ペットネームの「流星号」はシノが勝手に言いだしたものであり、鉄華団の中では定着していない。また、奇抜なカラーリングと頭部に施されたノーズアートもシノが自らの戦意が格段に挙がると主張しているものの賛同する者は少ない。

登場作品と操縦者 編集

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
初登場作品。ガンダム・グシオンリベイクに搭乗した昭弘・アルトランドに代わり、ノルバ・シノの搭乗機としてドルトコロニーでの戦闘で出撃。主にクランク・ゼントのグレイズ奪還に燃えるアイン・ダルトンと交戦することになり、エドモントンでの戦闘でグレイズ・アインに乗る彼によって大破に追い込まれた。

装備・機能 編集

特殊機能 編集

頭部球体センサー
頭部に搭載されたエイハブ・ウェーブや赤外線などを計測するセンサー。光学の長距離望遠や精密測定を行う際には装甲を展開してモジュールを露出する。
換装
グレイズにはあらゆる環境に対応すべく、数多くの換装パーツが存在し、環境に合わせて装甲や武装、オプションを換装可能。グレイズ改弐では改修の際にテイワズの技術が導入されたことにより、クタン参型の小型アーム装甲部を脚部弐接続するための機構が追加された。
阿頼耶識システム
ナノマシンを介してパイロットの脳神経と機体のコンピュータを繋げる有機操縦デバイスシステム。ブルワーズから鹵獲したマン・ロディのものを移植しているが、既に完成されたグレイズの制御系に無理やり組み込んでいるため、交感情報はガンダム・バルバトスには遠く及ばない。

武装・必殺攻撃 編集

GR-W01 120mm25口径ライフル
グレイズの標準的な射撃武装。集弾性が高く、主力武器としても支援武装としても利用価値が高い。銃身は着脱が可能で、外した基幹部のみの状態でも発砲できる。
GR-Es01 ショートライフル
120mmライフルの銃身を外した状態。片腕でも保持し易くなる代わりに有効射程や集弾性が落ちる。
バトルアックスと併用する際にこちらをよく使用する。
GR-H01 9.8mバトルアックス
対MS戦闘を想定した白兵武装。ナノラミネートアーマーに守られたMS同士の戦闘においては直接打撃が最も有効とされる。

対決・名場面 編集

関連機体 編集

グレイズ改
原型機。
百錬 / マン・ロディ
改修時にこれらの機体のパーツ等を流用している。
流星号 (グレイズ改参)
グレイズ・アインとの戦闘で大破した本機を修復を兼ねて改修した機体。
獅電改
獅電をベースとした三代目流星号。二代目流星号から阿頼耶識システムや戦闘データ等が移植されている。

商品情報 編集

ガンプラ 編集

リンク 編集

脚注 編集