ハイジャッカー

ハイジャッカー
外国語表記 hijacker
登場作品 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
声優
  • 柴本浩行 (GジェネF)
  • 新祐樹 (劇場版)
  • 綾見有紀 (劇場版)
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プロフィール
種族 人間
性別
所属
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概要 編集

宇宙世紀0105年、マフティーの名を騙りハウンゼン356便を襲撃したハイジャック犯。各々がハローウィンの仮装に使うマスクを被って素顔を隠している。マスクはそれぞれかぼちゃ、海賊、魔女などの種類があり、そのうちかぼちゃマスクの男はハイジャック犯のリーダー格として「マフティー・エリン」を名乗った。

その実態は反連邦を掲げるオエンベリ軍の別働隊で、素早い手際で大気圏に突入したハウンゼンを制圧し、軍資金調達を目的としてハウンゼンに乗る閣僚たちを人質に連邦政府に身代金を要求。見せしめとして自分たちの脅迫に緊張感を持たないハイラム・メッシャーを射殺した。だが、夫の死に泣き叫ぶメッシャー婦人も手をかけたことがハサウェイ・ノアの怒りを買い、ギギ・アンダルシアに煽られた彼とケネス・スレッグの行動によって全員が立て続けに制圧された。

登場作品と役柄 編集

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
初登場作品。物語序盤でハウンゼンを占拠するが、ハサウェイ・ノアケネス・スレッグによってあっさりと制圧されており、この事件がハサウェイとケネス、そしてギギを引き合わせることになった。劇場版ではクェス・パラヤを思わせる緑髪のピエロマスクも登場しており、ハサウェイを追い詰める役目を負っている。

人間関係 編集

ファビオ・リベラ
オエンベリ軍のリーダー。
ハイラム・メッシャー
連邦政府保健衛生大臣。議会の海千山千のやり取りに慣れすぎた言葉遣いでハイジャッカーたちの神経を逆撫でしたことで射殺された。
ギギ・アンダルシア
ハウンゼンの乗客の1人。ハイジャッカー達の正体がマフティーではないと一早く見抜いており、彼女の一言がハサウェイを動かす起爆剤となった。

名台詞 編集

「悲鳴を上げるな! 神経がいらだつ!」
小説上巻第5章および劇場版第一部より、騒ぎ立てる乗客に対する恫喝。劇場版ではさらに発砲による脅しと苛立ちのこもった演技、かぼちゃマスクで表情が窺えないといった演出により、より恐怖感を煽る恫喝になっている。
ただ、劇場版がYoutube上で公開された際、あろう事か自動生成字幕が「悲鳴を上げるな 〇茎が苛立つ」と誤表記した結果、ネット上で一気にネタとして拡散してしまう羽目になった。
「……よし、諸君の点呼をさせてもらう。閣僚閣下にはもうしわけないが、小学生になった気分で、手を上げて返事をしてもらう」
小説上巻第5章より、バーテンダーのパーサーから乗客のリストを受け取った際に。独特の台詞回しで印象深い台詞だが、劇場版ではカットされている。
「よくしゃべるっ!」
同上。点呼に従わず口答えしてきた閣僚の1人(ハイラム)を射殺する際に。

搭乗機体・関連機体 編集

ベース・ジャバー
大気圏へ突入したハウンゼンへ乗り込む際に使用。濃緑色にべったりと塗られた機体にはサビが浮いており、フロント・ガラスも拭いた跡が無いなどラフな扱いをされていることが外観から推測されている。
ギャプラン
劇場版でベースジャバーの代わりに使用。ブースターを装備してハウンゼンに追いすがり、ハイジャッカー一行の乗ったカプセルをハウンゼンに取り付けた後、空域から離脱した。

リンク 編集