ショートショルダー

ショートショルダー
外国語表記 Short Shoulder
登場作品 機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST
デザイン 渋谷エヌ
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スペック
正式名称 ジェムズガン現地改修型
分類 現地改修量産型モビルスーツ
型式番号 RGM-119[SS]
全高 14.7m
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 3,860kW
スラスター総推力 66,810kg
装甲材質 ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材
開発組織 地球連邦軍
所属 地球連邦軍
主なパイロット
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概要編集

地球連邦軍の量産型モビルスーツ。長く連邦軍で運用されているジェムズガンの現地改修機である。機体名称の「ショートショルダー」は、左右に短く切り詰められた肩アーマーから兵士たちに付けられた愛称である。機体はパイロットの持つリモコンによってある程度の遠隔操作が可能。

対MS戦闘よりはスペースコロニー内での人民の鎮圧に重きを置いて改修されており、小ぶりな肩アーマーも、宇宙より市街地での戦闘を想定した物であった。頭部も下方からの攻撃を意識したチンガードが追加され、手甲部にも同様の目的で対人バルカン砲を内蔵している。市街地で使用するには明らかに過剰火力となるショットガンを含め、これら装備は治安維持目的というよりは、反連邦運動の機運が高まる市民への恫喝の意味合いが強いと思われる。また、本機の改修には、本来なら貧困対策や難民支援に使用されるべきだった予算が流用された。

登場作品と操縦者編集

機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST
初登場作品。エバンスの回想で彼の搭乗機として登場している。12年前にサイド7で連邦の依頼でコロニー・レーザーの修復を図ったアンクル・キングを殺害しようと暴徒化した市民に対してやむを得ず対人バルカン砲を掃射。アンクルの生命は守られた。しかし、市民の暴徒化の切っ掛けとなったコロニー・レーザーの修復は事実であり、それを知ったエバンスはアンクルをその手にかける事になる。そして、この事件が切っ掛けとなり、彼は「首切り王」に変貌する事になった。

装備・機能編集

武装・必殺攻撃編集

バルカン砲
頭部に2門内蔵されている機関砲。
ショットガン
コロニー市民に対しての威圧効果を期待して装備している散弾銃。無論、対人武装としては過剰火力である。
デザインは実在銃である「RDI ストライカー12」と「デザートイーグル」をベースとしている[1]
対人バルカン砲
両腕部に2門ずつ、計4門内蔵されている対人用機関砲。外部操作用のリモコンで発砲が可能。
ビーム・サーベル
両サイドアーマーに2基収納されている。
シールド
左腕部に装備されている小型実体シールド。ショットガン使用時の跳ね上がりを防止するカウンターウェイトも兼ねている。

対決・名場面編集

関連機体編集

ジェムズガン
原型機。
ショートショルダー改
ジェムズガン改を本機の生産ラインで改修した機体。

リンク編集

脚注編集