ガンダムAGE-FX[Aファンネル装備型]
ガンダムAGE-FX[Aファンネル装備型] | |
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外国語表記 | Gundam AGE-FX[A-Fannel Equipment Type] |
登場作品 | 機動戦士ガンダムAGE UNKNOWN SOLDIERS |
デザイナー | 海老川兼武 |
スペック | |
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分類 | 戦闘用モビルスーツ |
生産形態 | ワンオフ機 |
型式番号 | AGE-FX |
全高 | 18.5m |
本体重量 | 82.8t |
素体 | ガンダムAGE-FX |
開発 | ウットビット・ガンヘイル (Aファンネル) |
所属 | 地球連邦軍 |
主なパイロット | キオ・アスノ |
概要 編集
ガンダムAGE-FXにウットビット・ガンヘイルが設計した新装備「Aファンネル」を装備した状態。地球連邦軍とヴェイガンによる戦争が終結した後、開発された装備で、砲撃性能等が強化されており、戦後に最も活躍したAGE-FXの装備として記録が残っている。
ヴェイガンの開発した「ビット」が初の実戦投入以降、目立った改修が為されなかったのに対し、ファンネルは拡張性が高い事から戦後も多数のバリエーションが開発されている。Aファンネルもその一つであり、特に戦後、AGEシステムが火星開発の新たなる手段「イヴァース・システム」の開発に追われている事により「人間によるガンダムの装備開発」が行われるようになった時期の代表的な成功例とされている。
登場作品と操縦者編集
- 機動戦士ガンダムAGE UNKNOWN SOLDIERS
- 出典元。第5回にて解説された。ショートストーリーでは運用テストの様子が描かれており、『AGE』本編終了後、17歳になったキオ・アスノが搭乗し、ウェンディ・ハーツがAファンネルの操作のサポートを行っている。
運用テストを行っている最中にシドと遭遇し、交戦。これを撃破している。
装備・機能編集
特殊機能編集
- AGEシステム
- 自己成長型のコンピュータシステム。蓄積した戦闘データから戦局に合った新装備を自動工廠「AGEビルダー」で製造する。
- サイコフォローシステム
- 本機に搭載されているシステム。詳細は不明。
- 分離
- コアファイターに分離する。
武装・必殺攻撃編集
- スタングルライフル
- 本機の主兵装。銃身部の先端を展開する事でチャージモードに変形する。非使用時は腰部にマウントされる。
- ビームサーベル
- 両腕に1基ずつ、計2基を内蔵。
- Aファンネル
- ウットビットが新たに開発した自立稼動型ユニット。両肩、両腰、両脚部に計6基が装着されている。加速性や運動性を高められるように変形機構が導入された。
ドッズキャノン、ビームトーチを備えている他、中央部にはカメラアイが1基と各種センサーが設置されている。これはファンネルが「あくまでもサブウェポンである」という考え方にウットビットが着目した事で設置され、それにより高い情報収集能力が付加されている。また、後部には伸縮式のグリップが存在する。
制御はAGE-FXのパイロットが主に行うが、自律稼働も視野に入れられている。しかし、ウットビットがソフト面の開発をおざなりにする傾向にあるせいで(決して不得意というわけではないのだが)現状での自律稼働は不可能であり、第三者によるサポートが不可欠となっている。
これ程までの多機能化を果たしている事で、これはもはや小型MSと言っても過言ではないのだが、ウットビットは「FXとくっつくのだからファンネルには違いない」としている。
なお、正式採用はCファンネルから数えて6番目なのだが、名称の頭に冠されるアルファベットについて明確な法則性は無く、設計図ナンバー由来、本材質の頭文字由来などネーミングは極めてフレキシブルなものとなっている。- ドッズキャノン
- Aファンネルの上部に1門装備。精密射撃が可能であり、FXとの合体時には機体の砲撃性能等を高める。
- ビームトーチ
- Aファンネル両側のウイング部に1基ずつ、計2基を内蔵している。
リミッターを解除すれば大型ビームサーベルとしても使用でき、その長さはガンダムの身長をも上回る。
対決・名場面編集
関連機体編集
- ガンダムAGE-FX
- 通常装備。
- ガンダムAGE-3 ラグナ
- 同じくウットビットがAGEシステムを介さずに設計を手掛けた事例の1つ。Cファンネルに類似した性能を持つファンネルコンテナを有する。
余談 編集
- 誤植かどうかは不明だが、機体の設定画をよく見ると、ひざ裏と足先の塗り分けが通常のAGE-FXと異なっている事がわかる(模型作例は通常通り)。
商品情報編集
書籍 編集