ムラサメ

MVF-M11C ムラサメ(Murasame)

17.82m

オーブ軍の次期主力量産型モビルスーツM1アストレイの流れを汲んでいる。可変機構を備えており、戦闘機型のモビルアーマーへと変形する。重量も軽く、機動性や航続距離などの性能がかなり高い。汎用性も考慮されており、宇宙での運用も問題ない。 「専守防衛」をコンセプトにしたM1アストレイとは異なり、「積極的な攻撃による防衛」をコンセプトとしており、量産化する際に省略されていたP0シリーズの設計思想やM1アストレイの運用で得られた実戦データを元にして武装や機体の見直しが進められ開発された。 このため、M1アストレイの事実上の後継機でありながら、可変機構やオプション兵装の充実など先代機とは180度転換させた、オーブの国家方針を具現化したMSである。

機体のフォルムや変形機構等から、Ζガンダムのオマージュ的な機体である。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダムSEED DESTINY
オーブ軍のババ、イケヤ、ゴウ、ニシザワが搭乗。地球連合軍への増援として空母タケミカヅチに搭載され、ザフト軍艦ミネルバと交戦し、多数が撃破されるが、ミネルバにも多大な被害を負わせる事に成功している。また、残存したタケミカヅチ搭載機の一部はアークエンジェルと合流し、ベルリンでの戦闘で出撃。イケヤ、ゴウ、ニシザワの駆る3機がカオスを連携攻撃で撃墜するという戦果を挙げた。その後も本機はオペレーション・フューリーやレクイエム攻防戦などで投入されている。
機動戦士ガンダムSEED DESTINY(小説版)
∞ジャスティスの代わりに本機がミネルバのメインスラスターを破壊している。

装備・機能

特殊機能

変形
MA形態に変形可能。

武装・必殺攻撃

M2M5D 12.5mm自動近接防御火器
頭部と左右の主翼の基部に2門づつ装備された武装。イーゲルシュテルンよりも口径が小さいが、改良の結果、威力の低下は1/2に抑えられている。
72式高エネルギービーム砲
背部スタビレーターに内蔵されたビーム砲。MA形態時のみ使用可能。MS形態時は自動で電源が切断されるため、暴発の心配はない。
66A式空対空ミサイル「ハヤテ」
オーブ国産のミサイル。腰部フロントスカートに内蔵されている。こちらもMA形態時のみ使用可能。
72式改ビームライフル「イカヅチ」
本機専用のビームライフル。MS、MA両形態で使える。
70J式改 ビームサーベル
左腰部に1本マウントされた武装。M1アストレイの物の改良型で、整備性と信頼性、駆動時間の延長に成功している。
シールド
対ビームコーティングが施された実体盾。MA形態時は機首にもなる。MA形態での離着陸のためのランディングギアも内蔵されている。
MS形態では元ネタとなったZガンダムとの差別化のためか、機首部を下向きにして保持する。
空対地ミサイル「ドラッヘASM」
地球連合軍のジェットストライカーに搭載されている物と同一のミサイル。主翼にあるハードポイントに装着して使用する。

対決・名場面

カオスガンダム
3機連携の曲芸的な急降下攻撃で撃破した。どちらかと言うと、カオスの不名誉シーンと言うべきか。

関連機体

バルトフェルド専用ムラサメ
偵察型ムラサメ
背部にレドームを装備したムラサメ。長距離偵察や索敵を得意としている。また、通常のムラサメの武装は(背部のビーム砲以外は)そのまま残されているため、充分な戦闘能力も持っている。
オオツキガタ
M1アストレイ
前世代機。

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話題まとめ

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