マ・クベ(M'Quve)
- 登場作品:機動戦士ガンダム
- 声優:
- 種族・性別:
- 生年月日:
- 年齢:--歳
- 身長:---cm
- 体重:---kg
- 血液型:
- 所属:ジオン公国軍突撃機動軍
- 階級:大佐
- 役職・称号など:オデッサ基地司令
- 主な搭乗機:ギャン
- キャラクターデザイン:
- ジオン公国突撃機動軍大佐。オデッサの基地司令。100を超える採石場を掌握し、地球の鉱物資源を押さえていた謀略の将。しかしあくまでもジオン公国への忠誠というよりは、キシリア・ザビへの忠誠心から来るものであったと思われ、多くのシーンではその腹心として暗躍した。TV版では連邦軍のエルラン将軍を内通させたり、南極条約で禁止された核攻撃を行おうとしたりと悪い方向に大活躍。しかし劇場版ではそのことごとくがカットされたため、今一つ影が薄い。しかもスタッフロールでは「マ大佐」と表記されるなど扱いは良くなかった。
- 中盤からホワイトベース隊の戦略的な敵将として立ちふさがる。しかしただ智謀だけの男ではなく、ギャンを駆りアムロとの一騎打ちに挑むなどもできるというジオン屈指の軍人でもあった。
- 北宋の壷コレクター。マ・クベといえば壷、壷といえばマ・クベ。
- THE ORIGIN版では美術、文化に造詣の深い中将として登場。キシリアへの忠誠心は変わりないが、TV版以上に高潔な人物として描かれている。
登場作品と役柄
人間関係
名台詞
- 「……いい音色だろ?」
- マ・クベといえばこれ。指で弾いて高い音が出るということはそれだけ固く、振動して音を伝える薄さがあるということ。これは「質の良い粘土を薄く延ばして壺の型にする」という技術と「高温の窯で一気に焼き上げる」という施設の両方が備わってなければ実現できないとされている。つまりそれだけ「いいもの」であるという意味でもある。翻って、見た目ではわからないこうした材質や技術の部分にまで価値を見出す高い教養を備えているという裏付けにもなる。
- 「ミスター・ジュダック……襟を直したまえ。連邦軍のカラーが見えているぞ」
- 服装の乱れは心の乱れか。部下のジュダックの襟が開いているのを皮肉っぽく指摘する。この嫌味ったらしいところがマ・クベの魅力。
- 「ジオンはあと10年は戦える…」
- オデッサ陥落までにジオン本国に送った資源に言及して。
- 「ウラガン…あの壷をキシリア様に届けてくれよ!あれはいいものだ!」
- マ・クベの壷マニアぶりが伺える最期の言葉。
- 「愚かだなウラガン、君も……私に言わせたいか?ジオニズムの理想など私にとって、白磁の名品1個にも値しないのだよ」
- THE ORIGIN版より。オデッサ鉱山基地の陥落が決定的となった際には、ギレン閣下から地球の主要都市に水爆を投下する様に命を受けていた。しかしマ・クベはこの言葉で以て命令を突っ撥ねてしまう。そして彼は自らギャンに登場し、死地へと踏み出していく……
- 「しかし量産はさせるな、マ・クベの名はギャンと共に記憶されるべきだ!!」
- THE ORIGIN版より。脱出する味方を援護するため、自ら出撃したマ・クベ。驚異的な戦闘能力を見せた最後の愛機に対しての最大級の評価でもある。