ガンダムアストレイ グリーンフレーム

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MBF-P02 ガンダムアストレイ グリーンフレーム
(Gundam Astray Green Frame)

オーブ連合首長国がヘリオポリスで秘密裏に開発していたASTRAYシリーズの1機。当初はパーツのままヘリオポリスの崩壊に巻き込まれたが、後にロウ・ギュールアメノミハシラの協力を経て完成させた。その後、ユニウス戦役時に三隻同盟に賛同していたバリー・ホーに譲渡され、彼と共に東アジアでゲリラ活動を行うトロヤ・ノワレの機体となった。
外見上はフレームの色、及びカメラアイが黄色になっている事以外はプロトタイプアストレイと大差ないが、ロウが組み立ての段階で教育型擬似人格コンピュータをベースに作成したナチュラル用戦闘支援AIを搭載しており、これによって敵機の初動から動きを予測する事が可能(戦闘に長けたの動きをも機敏に読み取っているため、その精度の高さが伺える) 。
後にトロヤ、劾と合流したロウによって、新しい武装「ツインソードライフル」が装備される。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダムSEED FRAME ASTRAYS
パイロットはゲリラ組織の構成員、トロヤ・ノワレ
連合とザフト、及び連合側に雇われたサーペントテールを敵視していたトロヤは、双方を追いだす為に抵抗活動を続けていた。そんな中、連合側がサーペントテール、及びフジヤマ社のルカス・オドネルジスト・エルウェスを雇った事を知り、単騎で殴り込みに現れた。その場でとの一騎打ちに突入するも、上述したOSの助けもあって当初は劾の攻撃を悉くかわしていた。しかし元来の幼さも相俟って、今までの防御姿勢から攻撃に転じた際に劾に逆転され、基地に捕らわれてしまう。
だが、後に師バリースーによって亡き者にされ、更にルカス・オドネルが「第4軍」を組織するために裏切ったことを知ると、ロウから与えられたツインソードライフル、及び師から教えられた体術を駆使してケルベロスザクウォーリアを打ち破った。


装備・機能

特殊機能

ナチュラル用戦闘支援AI
ロウが機体を組み上げる時に新たに内蔵した操縦支援型のAIシステム。ストライクルージュに搭載されたものの発展型であり、本機の各部センサーと連動して、「戦闘状況を分析し、完全な回避行動を可能とする」能力を付与している。
トロヤはこのシステムを突撃と攻撃に利用して劾を倒そうとしたが、この時はフェイントに嵌って打ち破られていた。
また、バリー・ホーはトロヤがパイロットとなった際に「機体を完全に御せる様になるまでコックピットから出ることを禁ずる」と一件無茶とも言える要求を出しており、彼もこのシステムの特性に気付いていた模様。

武装・必殺攻撃

ビームライフル
プロトタイプアストレイの共通装備の1つ。ビーム兵器を持たないゲリラにとっては本機ともども重宝される武装であるが、トロヤはこれの発射テストを行った際に周囲の森に引火して山火事を起こしてしまった(これ以後、彼には「密林のファイヤーボール」と皮肉めいた仇名が定着している)。
75mm対空自動バルカン砲塔システム イーゲルシュテルン
GAT-Xシリーズに採用されたものとほぼ同一。差異として発射時に開放される上下可動式カバーを有する。
ビームサーベル
ビームライフル、イーゲルシュテルンと同じくプロトタイプアストレイの共通武装の1つ。強力だがエネルギーの消費が激しく、あまり多用されなかった。
ツインソードライフル
ロウ・ギュールがグリーンフレームの新たな武装として作成した新装備。遠近両面での戦闘を想定した多目的武装で、銃身上下にスライド展開式のビームサーベル2基、銃尻に斧状の実体ブレードが設置されている。また、武器のあらゆる方向から攻撃できるため、本機の特性も相俟って防御行動から攻撃への切り替えをスムーズに行える。
スーの駆るケルベロスザクウォーリアとの戦いで破壊された。

対決・名場面

ガンダムアストレイ ブルーフレームサード
アームズアストレイPMCカスタム
ケルベロスザクウォーリア