MVF-M11C ムラサメ(Murasame)
- 登場作品:機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- デザイナー:大河原邦男
- 分類:汎用量産型可変モビルスーツ
- 装甲材質:
- 頭頂高:
- 全高:
- 本体重量:
- 全備重量:
- 主動力:バッテリー
- 出力:
- 推力:
- センサー有効半径:
- 開発組織:モルゲンレーテ社
- 主なパイロット:ババ、イケヤ、ゴウ、ニシザワ、他
オーブ軍の次期主力量産型モビルスーツ。M1アストレイの流れを汲んでいる。可変機構を備えており、戦闘機型のモビルアーマーへと変形する。重量も軽く、機動性や航続距離などの性能がかなり高い。汎用性も考慮されており、宇宙での運用も問題ない。 「専守防衛」をコンセプトにしたM1アストレイとは異なり、「積極的な攻撃による防衛」をコンセプトとしており、量産化する際に省略されていたP0シリーズの設計思想やM1アストレイの運用で得られた実戦データを元にして武装や機体の見直しが進められ開発された。 このため、M1アストレイの事実上の後継機でありながら、可変機構やオプション兵装の充実など先代機とは180度転換させた、オーブの国家方針を具現化したMSである。
機体のフォルムや変形機構等から、Ζガンダムのオマージュ的な機体である。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- オーブ軍のババ、イケヤ、ゴウ、ニシザワが搭乗。地球連合軍への増援として空母タケミカヅチに搭載され、ザフト軍艦ミネルバと交戦し、多数が撃破されるが、ミネルバにも多大な被害を負わせる事に成功している。また、残存したタケミカヅチ搭載機の一部はアークエンジェルと合流し、ベルリンでの戦闘で出撃。イケヤ、ゴウ、ニシザワの駆る3機がカオスを連携攻撃で撃墜するという戦果を挙げた。その後も本機はオペレーション・フューリーやレクイエム攻防戦などで投入されている。
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY(小説版)
- ∞ジャスティスの代わりに本機がミネルバのメインスラスターを破壊している。
装備・機能
特殊機能
- 変形
- MA形態に変形可能。
武装・必殺攻撃
- M2M5D 12.5mm自動近接防御火器
- 頭部と左右の主翼の基部に2門づつ装備された武装。イーゲルシュテルンよりも口径が小さいが、改良の結果、威力の低下は1/2に抑えられている。
- 72式高エネルギービーム砲
- 背部スタビレーターに内蔵されたビーム砲。MA形態時のみ使用可能。MS形態時は自動で電源が切断されるため、暴発の心配はない。
- 66A式空対空ミサイル「ハヤテ」
- オーブ国産のミサイル。腰部フロントスカートに内蔵されている。こちらもMA形態時のみ使用可能。
- 72式改ビームライフル「イカヅチ」
- 本機専用のビームライフル。MS、MA両形態で使える。
- 70J式改 ビームサーベル
- 左腰部に1本マウントされた武装。M1アストレイの物の改良型で、整備性と信頼性、駆動時間の延長に成功している。
- シールド
- 対ビームコーティングが施された実体盾。MA形態時は機首にもなる。MA形態での離着陸のためのランディングギアも内蔵されている。
MS形態では元ネタとなったZガンダムとの差別化のためか、機首部を下向きにして保持する。 - 空対地ミサイル「ドラッヘASM」
- 地球連合軍のジェットストライカーに搭載されている物と同一のミサイル。主翼にあるハードポイントに装着して使用する。
対決・名場面
- 対カオスガンダム
- 3機連携の曲芸的な急降下攻撃で撃破した。どちらかと言うと、カオスの不名誉シーンと言うべきか。
関連機体
- バルトフェルド専用ムラサメ
- 偵察型ムラサメ
- 背部にレドームを装備したムラサメ。長距離偵察や索敵を得意としている。また、通常のムラサメの武装は(背部のビーム砲以外は)そのまま残されているため、充分な戦闘能力も持っている。
- オオツキガタ
- M1アストレイ
- 前世代機。