アドバンスド・ジェネレーション
アドバンスド・ジェネレーション（advanced,generation）編集
『機動戦士ガンダムAGE』シリーズで使用されている歴号。略称はA.G.。
人類のスペースコロニーへの移民が始まり数百年が過ぎた宇宙時代で、地球圏の覇権を巡るコロニー国家間戦争の終結直後に制定された。戦争の終結とA.G.以降直後に締結された銀の杯条約によって地球圏から軍事技術は封印・制約され、軍用モビルスーツは地球圏から姿を消した。しかし、A.G.101年の天使の落日を契機に火星圏勢力「ヴェイガン」がその正体を伏せたまま地球圏への軍事介入を開始。これを受けた地球側は地球連邦軍を発足し、連邦対ヴェイガンの長きに渡る戦争が勃発する事になった。
アドバンスド・ジェネレーションの文化 編集
- 生活圏
- 地球周辺にスペースコロニーが建造され、それぞれが独自の文化を構築している。コロニーの居住可能人口には限界があるため、人口密度は低く保たれており、難民などは歓迎されない傾向が強い。
A.G.改暦以前には火星圏への移民を行うマーズバースデイ計画が実行されていたが、マーズレイの克服に失敗したため、公には同計画で火星に移住した移民は全員死亡と発表されていたものの、その生き残りがヴェイガンとして結束する事になった。 - 技術
- コロニー国家間戦争の終結とともに締結された銀の杯条約によって地球圏で軍事技術は封印・制限が設けられ、以降長きに渡って「MS」はモータースポーツ用のモビルスポーツ、作業用のモビルスタンダード等を指す語となっていた。
一方のヴェイガンではコロニー国家間戦争以前の軍事技術が収められたEXA-DBのデータの一部を入手しており、これを基にした兵器開発を推進。一方、編成直後の連邦軍はモビルセキュリティを軍用化したジェノアスを運用していたものの、ヴェイガンの運用するMSとは性能面で大きく水を開けられていた。
関連用語 編集
年表 編集
| 時期 | 出来事 | 作品名 | 備考 |
|---|---|---|---|
| A.G.以前 | 地球上の増えすぎた人口に対処すべく、宇宙移民事業が開始される。 火星移民を行うマーズバースデイ計画が始動。火星圏に16基のコロニーが建造されるが、その後連邦政府は同コロニー郡が全滅したと報じる。 コロニー国家間戦争勃発。 戦争終結と共に銀の杯条約が制定される。 |
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| A.G.1年 | 年号がアドバンスド・ジェネレーションに改められる | 改暦前の年号については不明。 | |
| A.G.101年 | ヴェイガン、地球圏へ秘密裏に武力攻撃を開始。 天使の落日 |
機動戦士ガンダムAGE | |
| A.G.115年 | ヴェイガン、スペースコロニー「ノーラ」を襲撃。 フリット・アスノ、ガンダムAGE-1を起動させヴェイガン部隊を撃退。 コウモリ退治戦役 ヴェイガンの存在が地球圏に公表される。 |
機動戦士ガンダムAGE（フリット編） | |
| A.G.141年 | ヴェイガン、地球連邦軍司令部ビッグリングを攻撃。並行して地球侵攻作戦を実行。 | 機動戦士ガンダムAGE（アセム編） | |
| A.G.142年 | フリット・アスノ、連邦軍内でクーデターを決行。ヴェイガンと内通していた地球連邦首相フロイ・オルフェノアを弾劾する。 | 機動戦士ガンダムAGE（アセム編） | |
| A.G.151年 | アセム・アスノ、作戦行動中に消息を絶つ。 | 機動戦士ガンダムAGE ～追憶のシド～ | |
| A.G.164年 | 地球に潜伏していたヴェイガンが大規模侵攻を開始。 ヴェイガン、本拠地のセカンドムーンと宇宙要塞ラ・グラミズを地球へ向けて移動させる。 地球連邦軍とヴェイガンとの戦争が終結する。 イヴァースシステム開発開始。 |
機動戦士ガンダム AGE（キオ編/三世代編） | |
| A.G.201年 | イヴァースシステム完成。マーズレイが無効化され、火星が安住の地となる。 | 機動戦士ガンダムAGE（三世代編） 機動戦士ガンダムAGE EXA-LOG |