ガナーザクウォーリア

概要編集

ザクウォーリアに砲撃戦用ウィザードである「ガナーウィザード」を装備した機体。「ガナー」は英語で「砲手」の意味を持つ。

ガナーウィザードは長射程ビーム砲と大容量エネルギータンクで構成されており、機体に砲撃戦能力を付加する。ビーム砲のエネルギーはタンクから供給されるため、本体の稼働時間には影響しない。主に後方支援や拠点防衛を担当する機体に装備されたが、一部エリートパイロットによって前線でも運用された。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY: 初登場作品。主にディアッカ・エルスマンが搭乗。劇中では、イザーク・ジュールのスラッシュザクファントムを援護していた他、グラスゴー隊所属の機体なども登場していた。
機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 天空の皇女: エンカウント6に3機登場。暴走したコンテナ船がプラントに激突するのを防ぐために出撃するがロウによって止められ、ロウがコンテナ船の向きを変えたことでことなきを得た。

MMI-M633 ビーム突撃銃

ザクウォーリアの主兵装のビームライフル。

ハンドグレネード

両腰部のハンドグレネード用パレットに左右2発ずつ、計4発マウントされている手榴弾。

対ビームシールド

左肩部に装備されている対ビームコーティングシールド。裏面にはビーム突撃銃の予備カートリッジを2基装備している。

M1500 オルトロス高エネルギー長射程ビーム砲: ウィザード右側方にマウントされている長射程ビーム砲。機体の全高以上のサイズを持つビーム砲で、射線上のMAやMSをまとめて殲滅する威力を発揮する。大容量エネルギータンクとはチューブで接続されており、本体の稼働時間に影響を与えることなくある程度の連射性も維持している。射撃時の反動は大きいため、砲身を右脇で抱えるように保持し、左腕でストックを支えて機体全体で衝撃を吸収する。非使用時にはバレルが二つ折りされ、コンパクトな形で懸架される。名称の「オルトロス」は「ギリシア神話」に登場する双頭の魔犬を由来としている。