スモー

2021年12月10日 (金) 00:32時点におけるジェス中尉 (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
スモー
外国語表記 Sumo
登場作品
デザイナー シド・ミード (原案)
テンプレートを表示
スペック
俗称 金ピカの機械人形 (ゴールドスモーに対するミリシャ側の呼称)
分類 ディアナ・ソレル親衛隊専用量産型モビルスーツ
型式番号 MRC-F20
全高 20.3m
重量 34.2t
稼働重量 27.4t
主動力 HPHGC(螺旋位相型超振動ゲージ場縮退炉)
ジェネレーター出力 3,400kW (±5,000kW)
装甲材質 MFEガンディウムFGI複合素材
開発組織 ムーン・レィス
所属組織 ディアナ・カウンター
所属部隊 ディアナ・ソレル親衛隊
母艦 ソレイユ
主なパイロット
テンプレートを表示

概要編集

ディアナ・ソレル親衛隊が使用するモビルスーツ。機体名の「スモー (SUMO)」は「Strike Unit for Maneuver Operation (機動戦闘ユニット)」の略である。

駆動形式は∀ガンダムと同じくIFBDを採用している。また、胸部にはHPHGC(螺旋位相型超振動ゲージ場縮退炉)ジェネレーターを備えている。装甲はダメージを受けるたびに強度が上がるという物を目指していたが、予定通りには機能しておらず、通常のFE装甲より若干良いもの程度になっている。

なお、型式番号の「MRC」は「ムーンレィス・コメモレイション」の略で、「F20」は「20番目に登録されたファイター (主力戦闘モビルスーツの意)」を表している[1]

親衛隊隊長であるハリーの搭乗する機体のカラーは金色で「ゴールドスモー」と呼ばれ、一般用の機体カラーは銀色で「シルバースモー」と呼ばれることがある。その内、ゴールドスモーについては一般機よりも性能が向上しており、さらにシャッターに覆われた頭部は左右に開き、そこからスキャニング・ターレットと呼ばれるツインアイに相当する部分が現れる。

名前の由来は「相撲」から。

登場作品と操縦者編集

∀ガンダム
初出作品。
ガンダムビルドファイターズ
第2話にてゴンダ・モンタの使用するガンプラとして登場。

装備・機能編集

特殊機能編集

IFBD (Iフィールドビームドライブ)
機体の周囲を覆ったIフィールドで稼働する。また、ビームの他に実弾や衝撃波を防ぐことができる。『ガイア・ギア』に登場するIフィールドバリアと同じ効果である。
IFR効果 (Iフィールドリストリクション)
本機と同時期に開発されたMS(∀ガンダムなど)のホーミング兵器や各種の火器、さらには機体自体のコントロールを奪い、無力化する機能。

武装・必殺攻撃編集

ハンドビームガン
エネルギー供給装置が内蔵されたビームガン。
軍配型ヒートホーク (ヒートファン)
軍配のような形状の近接戦用武器。エッジを赤熱化させ対象を溶断することができる。シールドとしても使用でき、先端部にIフィールドサーベルを生成しビーム・サーベルのようにすることもできる。
Iフィールド・ジェネレーター
腕部に装着されたIフィールドを拡張・増幅・投射することが可能になる装備。
IFブースター
Iフィールドを投射して敵のIFBDに干渉、動作を停止・抑制させる機能。劇中ではハリー機が僚機と連携してターンXの動きを封じ込み、下記のIFバンカーでトドメを刺そうとした。
IFバンカー
Iフィールドを高密度化して槍状の打突兵器にし、敵を攻撃する。

オプション装備 編集

スカート
腰部左右一対に装備可能なブースター。ブースター1基につき主機1、補機6の計7発のロケット・ハイブリットエンジンが搭載されており、1Gの重力下で機体を飛翔させることができる。

対決・名場面編集

関連機体編集

∀ガンダム
駆動形式が同じ機体。
ウォズモ
本機の名前の由来が「相撲」であるように、この機体の名前も「大相撲」が由来である。

余談 編集

  • 本機の基となったデザインはシド・ミード氏の描いた∀ガンダムの原案「スモーガンダム」であり、∀ガンダムのデザインがある程度固まった段階で、スモーガンダムのデザインを別機種として転用する形でスモーが誕生する事となった。

商品情報編集

ガンプラ編集

【ゴールドスモー】

【シルバースモー】

資料リンク 編集

リンク編集

脚注編集

  1. 「コメモレイション (commemoration)」は英語で「記念する事、記念するもの」を意味する。メタ的には『∀』がガンダム20周年記念作品である事を表した番号なのだろう