ガンダム・ウヴァル | |
---|---|
外国語表記 | Gundam Vual |
登場作品 | 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼 |
デザイナー | 形部一平 |
スペック | |
---|---|
分類 | モビルスーツ |
生産形態 | ワンオフ機 |
型式番号 | ASW-G-47 |
全高 | 18.9m |
本体重量 | 31.5t |
主動力 | エイハブ・リアクター×2 (ツインリアクターシステム) |
装甲材質 | ナノラミネートアーマー |
フレーム | ガンダム・フレーム |
開発組織 | ギャラルホルンの前身組織 (原型機) |
改修 | タントテンポ |
所属 | タントテンポ |
主なパイロット | ロザーリオ・レオーネ |
概要
300年前の厄祭戦末期に開発された72機のガンダム・フレーム採用機の1機。名称の「ウヴァル」はソロモン72悪魔の序列47番目の公爵を由来とする。
ウヴァルは厄祭戦終結以降に長年所在が不明となっていたガンダムの1機であり、約300年経った比較的近年になって、厄祭戦時に廃棄され放置されていたコロニーの残骸の中で発見された。廃棄コロニーの解体事業に入札していたタントテンポの当時の現場責任者だったロザーリオ・レオーネは、コロニー内部の動力炉付近で眠っていたウヴァルを秘密裏に運び出し、自らの所有物として保持することにした。
発見された当時は全身のフレームが剥き出しになった裸同然の姿だったため、ロザーリオはガンダム・フレームに相応しい装備を探していたが、その際にロザーリオと親しかったギャラルホルンの役人であるヴィル・クラーセンから本来のアスタロトの装甲がもたらされ現在の姿に復元された。
ヴィル・クラーセンがウヴァルにアスタロトの装甲を装着させたのはヴォルコを挑発するためであり、大部分が黒く染め上げられたアスタロトの装甲で構成されている。全てのパーツが調達できた訳ではなく、左肩部や両膝部には別の装甲が取り付けられ、左腕部と右脛部はフレーム剥き出しの状態となっている。このような状態であるため、後にシールドを追加することで防御面の不安を軽減している。頭部の装甲もアスタロトの物を使用しているがパーツが足りていないため、上から新たなパーツを追加しており、センサーが追加されたことで四眼となっている。
背部のバックパックと左脚部のブースターはアスタロトの物で、本来のアスタロト譲りの高い機動性と運動性を実現している。ブースター尾翼とブレードシールドこそ存在しないため飛行形態には変形できないが、それらがなくとも単独での飛行距離を大幅に延ばすことに成功している。本来のアスタロトの武装は入手できていないため、独自に用意した様々な武装を使用する。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼 (第1期)
- 初出作品。
装備・機能
武装・必殺攻撃
- グレイブ
- 機体の全高を超えるサイズの双頭薙刀。両刃を交互に繰り出し、使いこなすことで反撃の隙を与えない攻撃が可能。アスタロトとの初戦で使用され、本武装を用いて圧倒した。
- 210mm対物ライフル
- 機体の全高に匹敵する長砲身の対物ライフル。アスタロトと同様の武装で、使用時にはサイドスカートのラッチに接続することで姿勢を安定させる。アスタロトとの初戦で使用した。
- マイニングハンマー
- グレイブより破壊力のある武装として装備された殴打武器。比較的軽量であり、長尺のメリットを活かした高い破壊力を持つ。採掘用の技術を使用した回転機構が先端に備わっており、より与えるダメージを増幅させる。アスタロトとの2戦目で使用した。
- ラウンドシールド
- 左腕部に装備されている円形シールド。剥き出しとなっている左腕部フレームを守るために追加された装備で、武器の扱いに制限がかからないように、小型かつ円形の物を採用した。2戦目で使用した。
- スパイクシールド
- 右肩部に装備されているシールド。表面に備わるスパイクにより近接武器としても機能する。2戦目で使用した。
対決・名場面
関連機体
商品情報
ガンプラ