ニクスプロヴィデンスガンダム | |
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外国語表記 | Nix Providence Gundam |
登場作品 | |
デザイナー | やまだたかひろ |
スペック | |
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正式名称 | ニクスプロヴィデンス |
分類 | 試作型モビルスーツ |
型式番号 | LN-ZGMF-X13A |
全高 | 18.44m |
本体重量 | 90.99t |
主動力 | 核エンジン |
装甲材質 | フェイズシフト装甲 |
開発組織 | ライブラリアン |
所属 | ライブラリアン |
主なパイロット | プレア・レヴェリー |
概要
ライブラリアンがプロヴィデンスガンダムを独自に改修・再設計した機体。型式番号冒頭の「LN」は「ライブラリアン・ニクス」の略であり、「ニクス」とはラテン語で「雪」を意味する。この名は右肩のドラグーン・プラットフォームの形状が雪の結晶のようであることから名付けられた。
改修はより効率の良いドラグーン・システムの運用というコンセプトで行われており、パイロットのプレアに合わせてドラグーンの配置を大きく変更している。両肩のドラグーン・プラットフォームはプレアの空間認識能力に合わせて新規設計された物であり、左右腰アーマーのプラットフォームも大型ドラグーン用に変更されている。頭部には量子通信アンテナが追加されており、ドラグーンの操作性が向上している。ドラグーンのみで戦闘することを想定しているため、他の武装は予備兵装に位置付けられている。
機体本体も改修されており各部関節の設計が見直されたことで機動性が向上しているが、ドラグーンの運用を優先したためにスラスター配置がアンバランスになってしまい、向上した機動性を活かすことが出来なくなっている。再設計されたにも関わらず胴体部にベース機と同様に量子通信ケーブルが露出しているが、これは「本体で戦わない意思の表示」に加えて、「機体が持つ歴史的特徴」としてあえて残されている。
他のライブラリアンの機体と同様にストライカーパックシステムが搭載されており、本機はドラグーンストライカーを標準装備している。これはストライカー自体がドラグーンとして機能する物で、中央部にビームライフルが装備されており、ドラグーンと同様に使用可能。ライフルは他の武装に変えることも可能である。ちなみにドラグーンストライカーを他のストライカーパック対応機に装備することも可能だが、遠隔操作するにはパイロットの適性とドラグーン・システムが必要となる。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY
- パイロットはカーボン・ヒューマンとして再現されたプレア・レヴェリー。
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY B
- 時系列的には過去にあたり、ダンテ・ゴルジャーニのガンダムアストレイノワールの模擬戦の相手を勤めている。
装備・機能
特殊機能
- フェイズシフト装甲
- 通電させる事で相転移する特殊な装甲で、物理攻撃を無効化する。通常はグレー一色だが、通電させると色が変化する。大気圏突入なども可能になるが、エネルギーを大量に消費する上、高出力のビーム兵器などには弱いという欠点もある。
- ニュートロンジャマーキャンセラー
- ニュートロンジャマーを無効化する装置。
- ストライカーパックシステム
- 各種ストライカーに換装可能。
武装・必殺攻撃
ニクスプロヴィデンス本体側
- MMI-GAU2 ピクウス76mm近接防御用機関砲
- 頭部に左右一対2門、両肩部に2門の計4門内蔵されている機関砲。ベース機と同様の武装だが、頭部の2門は量子通信アンテナへの影響を考慮して弾倉が標準で空となっているため、実際に使用できるのは肩部の2門のみとなっている。
- MA-V05A 複合兵装防盾システム
- 対ビームシールドに大型ビームサーベルと2門のビーム砲を内蔵した複合兵装。左ショルダーアーマーに予備兵装として装備されており、使用する際は携行される。
- ドラグーン・システム
- ベース機と同様の武装。ビーム砲を9門内蔵する大型の物を3基、2門内蔵する小型の物を8基、ドラグーンストライカーのライフル1挺の計12基44門装備している。配置としては右肩部に大型1基と小型2基、左肩部に小型4基、腰部側面に大型2基、腰部後方に小型2基、ドラグーンストライカー中央部にライフル1挺が装備されている。両腰部に装備されている大型ドラグーンは機体に装備したまま前方に向けて使用することが可能。
ドラグーンストライカー側
対決・名場面
関連機体
- プロヴィデンスガンダム
- ベース機。
商品情報
ガンプラ