リヴァイヴ・リバイバル | |
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外国語表記 | Revive Revival |
登場作品 | 機動戦士ガンダム00 |
声優 | 斎賀みつき |
デザイナー | 高河ゆん |
プロフィール | |
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種族 | イノベイター (イノベイド) |
性別 | 無性別 (男性寄りの性格) |
年齢 | 不明 |
身長 | 168cm |
体重 | 48kg |
髪色 | 紫 |
瞳の色 | 赤 |
資格 | ライセンサー |
趣味 | 音楽鑑賞 (クラシック音楽) |
職業 | MSパイロット |
所属 |
イノベイター アロウズ |
階級 | 大尉 |
主な搭乗機 | ガデッサ |
概要 編集
イノベイターの一人。アロウズに接触してソレスタルビーイングとの戦いに身を投じる。アニュー・リターナーとは同型だが、こちらは無性で、中性的な容姿と男性寄りの性格となっている。名前の「リヴァイヴ」と「リバイバル」はどちらも英語で「復活」を意味する。
慎重な性格で、物事をじっくり考えるタイプ。人間を見下した行動をとるヒリングに対し、(口には出さないものの)悪趣味と思うなど、他のイノベイターが人間を見下す傾向にあるなか、指揮官として高い実力を持つカティを人間にしては優秀だと認めていたり、刹那の純粋種としての覚醒の可能性にいち早く思い至った。一方でイノベイドの中では熱血な性格の持ち主でもあり、戦闘時には的確かつ容赦無い砲撃で敵機に襲い掛かる。
小説版『00』においては趣味の範囲でクラシック音楽を愛好する事が明かされている(「不老である自分達と同じく不変だから」というのが理由)。
一時はソレスタルビーイングの捕虜になるものの、それは潜入工作の一環であり、後にアニューを利用してツインドライヴの技術を得るためにオーライザ―の奪取に成功する。しかし、ここでイノベイターが基本的にヴェーダに依存していることが災いし、ヴェーダの支援がない上に仕様の全く違うオーライザ―のコントロールに戸惑い、しかも装備されていたハロにコントロールを奪われた挙句翻弄され、直後に刹那のダブルオーとドッキングすることで完全に奪回されてしまうという絵にかいたような失態を犯した。
リヴァイヴ自身はその後、オーライザ―のコクピットを破壊して脱出し、ソレスタルビーイングに一矢報いるのだが、その普段からの他者を見下すような姿勢から一転、こんな醜態をさらしてしまったがために、一部の視聴者からは「ヘタレ」の烙印を押されてしまった。ある意味イノベイター最大の汚点。
後の最終決戦ではリボンズと刹那との戦いにヒリングと共に参戦するが、加入したケルディムガンダムと交戦し、GNランチャーを喪失、中破しているケルディムを追い詰めるも、ケルディムのマニュピレーター破損を見て止めとばかりに近接戦をしかけた結果、カウンターで使用されたワンセコンド・トランザムで背後に回られ至近距離からビームを撃ち込まれてあえなく撃墜される。
ちなみに大森版『00』ではヒリングもろとも刹那に倒された。
登場作品と役柄編集
- 機動戦士ガンダム00(2ndシーズン)
人間関係編集
イノベイター (イノベイド) 編集
- リボンズ・アルマーク
- アニュー・リターナー
- 同型のイノベイター。
- ヒリング・ケア
- 後半の戦闘では、彼とフォーメーションを組んでいた。
- リジェネ・レジェッタ
- ブリング・スタビティ
- 当初、彼とフォーメーションを組んでいた。
- ディヴァイン・ノヴァ
アロウズ編集
- カティ・マネキン
- 彼女のことをある程度評価していた。
- アーバ・リント
- アーサー・グッドマン
- アロウズでの上官。
- アンドレイ・スミルノフ
- ルイス・ハレヴィ
ソレスタルビーイング編集
- 刹那・F・セイエイ
- ロックオン・ストラトス (ライル・ディランディ)
- 最終決戦で彼に敗北した。リヴァイブがライルの恋人であったアニュー・リターナーと同タイプであることを考えると、皮肉な展開である。
- ティエリア・アーデ
名台詞編集
- 「まさか、この僕がアロウズに入隊する事になるとは…」
- ガデッサと共にアロウズ艦に降り立った時の台詞。
- 「上昇角度の変更はたったの3度…このガデッサには容易い事!」
- 大気圏を離脱しようとするプトレマイオス2を砲撃した時の台詞。
- 「まさか、君がアロウズに入隊するとはね・・・」
- ガラッゾと共にアロウズに配属されたブリングに向けた台詞。いつもまさかと言うが誰なら良かったのか。
- 「女なんかに造るから、情に流されたりする…!」
- 人質にしていたミレイナをライルに奪われたアニューに対しての台詞。
- 「もらったぁ!!」
- ロボットアニメでは言ってはならない負けフラグ「やったか!?」の類語。勝利を確信した瞬間こそ危ういもの。
とはいえこのときのガデッサの機体ダメージはほとんどなく、対するケルディムガンダムは武装をほとんど失って大破といっていいほどのボロボロ状態。
そのうえ直前の交錯でケルディムに一撃して、もはや死に体。どう考えても逆転の目はない。ここで止めに行く判断は間違いではなかった。だが結果は逆転のワンセコンドトランザムで惨敗。刹那からも『完全と言うには程遠い』と煽られてしまった欠点を露呈して終わるのは皮肉の上に皮肉としか言いようがない。
迷台詞 編集
- 「大がかりな作戦だ!リボンズに一体何があったのやろ!」
- 講談社版漫画『00』における誤植。ブレイク・ピラーの直前の台詞だが、あろう事か方言を喋っている。恐らく「あったのやら」が正しいと思われるが、方言を喋るイノベイドというのもなかなか斬新である。ちなみに単行本でも未修正である。