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[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]が、鹵獲・回収した[[ギラ・ドーガ]]を[[ジェガン]]などのパーツを用いて改修した機体。設計素体には[[ギラ・ドーガ]]の隊長機仕様である[[ギラ・ドーガ改]]が用いられ、[[バージム]]に続きナムスド研が設計協力に携わっている。連邦軍の正式採用機ではないため、新規の型式番号は割り振られておらず、[[フォン・ブラウン教導団]]内部では原型機と区別するため「リア・ドーガ(Lehr-Doga=教導団用ドーガ)」の名称が用いられた。
 
[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]が、鹵獲・回収した[[ギラ・ドーガ]]を[[ジェガン]]などのパーツを用いて改修した機体。設計素体には[[ギラ・ドーガ]]の隊長機仕様である[[ギラ・ドーガ改]]が用いられ、[[バージム]]に続きナムスド研が設計協力に携わっている。連邦軍の正式採用機ではないため、新規の型式番号は割り振られておらず、[[フォン・ブラウン教導団]]内部では原型機と区別するため「リア・ドーガ(Lehr-Doga=教導団用ドーガ)」の名称が用いられた。
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[[第二次ネオ・ジオン抗争]]以降、あらゆる[[サイド]]に[[ネオ・ジオン]]シンパが潜伏している事は明白であり、敵性[[モビルスーツ]]の戦技研究を行う事は疑念の余地がなかった。しかし、当時の参謀本部は、ギラ・ドーガの調達に苦慮しており、同機が[[アナハイム・エレクトロニクス社]]の[[グラナダ]]工場で開発されている事こそ一目瞭然であったが、これを公然と購入する事は憚られていた。また、軍工廠側でコピーする事はアナハイムの知的財産権の侵害というリスクがあり、テロリストがギラ・ドーガをコピーしているからと言って、軍が同じ事を行う訳にはいかなかった。これに対し、[[サナリィ]]は[[ブッホ・ジャンク社]]が宇宙で回収した機体をブッホ社にコピーさせ、融合炉や武装、FCSなどのコピーをアナハイムに協力させる形で解決させた。ブッホ社は状態のよかったギラ・ドーガ改3機を確保し、打診を受けたアナハイムは驚くべき迅速さでパーツを供与。これによって、[[宇宙世紀]]0096年にロールアウトした。同機はジオン系MSで訓練を受けた[[エゥーゴ]]・[[ティターンズ]]系の兵士に好評で、少数ながらコロニー防衛隊にも試験配備され、サイド戦隊の数合わせにも用いられた。
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[[第二次ネオ・ジオン抗争]]以降、あらゆる[[サイド]]に[[ネオ・ジオン]]シンパが潜伏している事は明白であり、連邦軍も敵性[[モビルスーツ]]の戦技研究を行う事に疑念の余地がなかった。しかし、当時の参謀本部はギラ・ドーガの調達に苦慮しており、同機が[[アナハイム・エレクトロニクス社]]の[[グラナダ]]工場で開発されている事こそ一目瞭然であったが、これを公然と購入する事は憚られていた。また、軍工廠側でこれをコピーする事はアナハイムの知的財産権の侵害というリスクがあり、テロリストがギラ・ドーガをコピーしているからと言って、軍が同じ事を行う訳にはいかなかった。これに対し、[[サナリィ]]は[[ブッホ・ジャンク社]]が宇宙で回収した機体をブッホ社にコピーさせ、融合炉や武装、FCSなどのコピーをアナハイムに協力させる形で解決させた。ブッホ社は状態のよかったギラ・ドーガ改3機を確保し、打診を受けたアナハイムは驚くべき迅速さでパーツを供与。これによって、[[宇宙世紀]]0096年にロールアウトした。同機はジオン系MSで訓練を受けた[[エゥーゴ]]・[[ティターンズ]]系の兵士に好評で、少数ながらコロニー防衛隊にも試験配備され、サイド戦隊の数合わせにも用いられた。
    
装甲材には[[ガンダリウム合金|ガンダリウム・コンポジット]]が用いられ、頭部はモノアイに対する政治的配慮からゴーグルタイプに変更されている。ジェネレーターは初期型ではギラ・ドーガと同出力のコピー品を搭載していたが、宇宙世紀0116年の改修以降は、アナハイムが入手した[[ザクIII改]]のジェネレーターを流用した事で出力が2,860kwに増強され、大出力火器の運用が可能となった(これに伴い、放熱ダクトも四基増設されている)。脚部は整備の簡便さを重視し、[[ジェガン]]とのパーツ共有度を5割ほど高め、バックパック、腰部装甲、肩部装甲も高度にモジュール化された事で、連邦用・ジオン用問わず複数のユニットに換装出来た。
 
装甲材には[[ガンダリウム合金|ガンダリウム・コンポジット]]が用いられ、頭部はモノアイに対する政治的配慮からゴーグルタイプに変更されている。ジェネレーターは初期型ではギラ・ドーガと同出力のコピー品を搭載していたが、宇宙世紀0116年の改修以降は、アナハイムが入手した[[ザクIII改]]のジェネレーターを流用した事で出力が2,860kwに増強され、大出力火器の運用が可能となった(これに伴い、放熱ダクトも四基増設されている)。脚部は整備の簡便さを重視し、[[ジェガン]]とのパーツ共有度を5割ほど高め、バックパック、腰部装甲、肩部装甲も高度にモジュール化された事で、連邦用・ジオン用問わず複数のユニットに換装出来た。
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