プロトカオス

プロトカオス
外国語表記 PROTO-CHAOS
登場作品
デザイナー 大河原邦男
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スペック
分類 戦闘性能実証型モビルアーマー
生産形態 試作機
型式番号 XMF-P192P
主動力 バッテリー
装甲材質 ヴァリアブルフェイズシフト装甲
開発組織 ザフト軍
所属 ザフト軍
主なパイロット コートニー・ヒエロニムス
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概要編集

ザフト軍が開発したカオスガンダムのプロトタイプ。モビルアーマーの戦闘性能を実証するために試作された機体である。

カオスのMA形態を基に可変機構を廃した純粋なモビルアーマーとして再構成した機体で、MS形態時の頭部と腕部はオミットされている。機首部のカリドゥス改複相ビーム砲は取り除かれ、モノアイ形式のセンサーと単座のコックピットが設置されており、胴体部には大型のリバーススラスターが設置されている。ザフト開発陣が求めていたのはMAの優れた機動性能であったことから、オミットした腕部の部位には機動兵装ポッドのターミナルを設置し、合計4基に増設することで大推力を実現している。

本機の試験では詳細な戦術運用データの収集が徹底して行われ、特に高Gマヌーバにおける機体ストレスの評価が集中的に実施された。その機能検証試験は過酷を極め、製造された3機の内の2機は修復不能な状態にまで大破し、構造解析にかけられた後に破棄されている。損壊を免れた最後の1機はモスボール措置を施された状態でアーモリーワンに保管されることとなった。これら機体から得たデータは完成形のカオスに反映されている。

登場作品と操縦者編集

機動戦士ガンダムSEED DESTINY MSV
出典元。
機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY

装備・機能編集

特殊機能編集

ヴァリアブルフェイズシフト装甲
フェイズシフト装甲の改良型。装甲に掛ける電圧を調整できるようになっており、エネルギー消費の効率化を図っている。装甲の色は電圧に応じて変化するようになった。

武装・必殺攻撃編集

MA-XM434 ビームクロウ
両脚部先端に装備されている大型クロー兵装。カオスの物と同型だが、脚部の可変機構はオミットされている。
EQFU-5X 機動兵装ポッド
機体両側面のターミナルに装備されている無線誘導兵器。これもカオスの物と同型だが4基に増設されており、異常とも言える高Gマヌーバが可能になっている。
MA-81R ビーム突撃砲
機動兵装ポッドに内蔵されているビーム砲。普段砲身は内部に格納されている。
AGM141 ファイヤーフライ誘導ミサイル
機動兵装ポッドに内蔵されている誘導ミサイル。ブラストインパルスの物と同型。

対決・名場面編集

関連機体編集

カオスガンダム
完成機。

商品情報編集

リンク編集