デビルガンダムJr.
デビルガンダムJr. | |
---|---|
外国語表記 | Devil Gundam Jr. |
登場作品 | SDガンダム GGENERATIONシリーズ |
スペック | |
---|---|
分類 | モビルファイター (一部資料による) |
型式番号 | JDG-010X (同上) |
頭頂高 | 約18m (同上) |
本体重量 | 約50t (同上) |
装甲材質 | DG細胞 |
概要編集
『SDガンダム GGENERATION』シリーズに登場するゲームオリジナル機体。デビルガンダムのバリエーション機である。
大元であるデビルガンダムはデビルガンダム事件の末にドモン・カッシュらシャッフル同盟、ガンダム連合などの活躍により消滅したものの、既に生み出されていたデスアーミーの内、独自の進化を遂げ生き残った機体らが合体した事で本機が誕生する事となった。言わばデビルガンダムの息子である。
4つ足の中心に歪な人型の胴体が逆さ吊りになっているという奇妙な外見をしており、脚部(外殻)を閉じる事でサナギ状の形態へと変形する。デビルガンダムと比べて機体サイズは小型ではあるものの、更なる進化を遂げた事でデビルガンダム以上の高い能力を有している。攻撃手段としてはデビルガンダムと同様のメガデビルフラッシュに加え、新たにデビルガンダム四天王を模した四天王ビットを駆使する。
また、デビルガンダムの「地球再生のため人類を抹殺する」をさらに推し進めた「人間を地球再生のための奴隷としてコントロールする」という高度な行動原理を有しており、第13回ガンダムファイトから数年後、新たな脅威として人類の前に現れる事となる。
登場作品と操縦者編集
- SDガンダム GGENERATIONシリーズ
- 出典元。「F」で初実装された。また「F.I.F」のスーパーチャレンジモードでは本機を題材とするステージ「悪夢再び!蘇ったデビルガンダム」が実装。デスアーミー軍団に留まらず、デビルガンダムやグランドマスターガンダム、更にはデビルガンダム四天王などの機体やファイターまでも復元し、プレイヤー部隊に挑みかかってくる。
なお、機体カラーについては初出時は銀一色だが、「WARS」などでは紫が主体、下記の『GAME'S MsV』では銀を主体に所々、赤・黄色・灰色が入っているなど、媒体によって配色が異なっている。 - 機動戦士ガンダムMS大全集
- デビルガンダムに連なる型式番号として「JDG-010X」が記載されている。
- GAME'S MsV
- #94で機体解説が行われた。「デビルガンダム事件当時、極秘裏にネオホンコンの政庁舎の地下施設で研究所が行われていたとされる」という体裁で、文中ではモビルファイターとして扱われている他、「四天王ビットの全長が2m」「機体発見時の頭頂高が約18m、本体重量が約50t」と、細かな部分に数値が付けられている。
装備・機能編集
特殊機能編集
- DG細胞
- 機体を構成する「自己再生」「自己増殖」「自己進化」の機能を持つ金属細胞。ゲーム中はマップ兵器としても実装されており、無数の触手を発生させ感染攻撃を行う。
- スレイブ・コントロール
- 名称を見るに、人間を支配下に置くための手段と思われる機能。脚部を閉じてから機体を高速回転させ、DG細胞らしきものを散布しながらサイコウェーブを放つ。DG細胞と共にMAP兵器として実装されており、攻撃範囲にいる敵キャラクターのテンションゲージを減少させる。
武装・必殺攻撃編集
- メガデビルフラッシュ
- 胸部にあたる部分が赤く発光し、そこから強力なビームを発射する。
- 四天王ビット
- 4つある脚部の先端部分に搭載されているビット兵器。射出後に展開し、デビルガンダム四天王の武器を模した形態となる。
- ガンダムヘブンズソードビット
- ガンダムヘブンズソードの能力を持つビット。ビットから翼が展開され、ヘブンズダートに相当する鋭利な小羽を無数に射出する。
- グランドガンダムビット
- グランドガンダムの能力を持つビット。ビットからグランドホーンに相当する伸縮自在な角が生え、突き刺した相手に電撃を浴びせる。
- ウォルターガンダムビット
- ウォルターガンダムの能力を持つビット。ビットからウォルターテンタクルに相当するアームが長々と伸び、先端からビームを発射する。
- マスターガンダムビット
- マスターガンダムの能力を持つビット。ビットが展開し内部からマスターガンダムの上半身を模したボディが出現。敵に格闘攻撃やダークネスフィンガーを模した必殺技を見舞う。
- 格闘
- 「WARS」などで実装。外殻(脚部)を使った体当たり攻撃を行う。
対決・名場面編集
- 悪夢再び!蘇ったデビルガンダム
- 「F.I.F」のスーパーチャレンジモードより。デビルガンダムが消滅し平和が訪れたかに見えた地球だったが、新たなる脅威が密かに目覚めつつあった。DG反応をキャッチし、ネオジャパン軍と共にデビルガンダムの潜伏場所を探っていたカッシュ博士とカラト委員長。潜伏場所を特定したとの報を受けた博士は、新たなるデビルガンダムを「息子」と表現。以前のギアナ高地での戦いで維持機能に深刻なダメージを受けたデビルガンダムが何らかの形で自分の分身を生み出し、それが親体の記憶を持ち、親体以上の進化した能力を備えた存在になっていると結論付け、危機感を募らせた。すると突如、不安を煽るかのようにDG反応が異常に増大。遂に「デビルガンダムの息子」が博士達の目の前にその姿を現した!