ジェガン改
ジェガン改 | |
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外国語表記 | Jegan Type B |
登場作品 | ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム |
デザイナー | 福地仁 |
スペック | |
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分類 | 試作型モビルスーツ |
生産形態 | 試作実験機 |
型式番号 | RGM-89B |
頭頂高 | 19.5m |
全高 | 22.3m |
本体重量 | 22.9t |
全備重量 | 49.2t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 2,350kW |
スラスター総推力 | 52,500kg(15,300kg×2、33,000kg×1、10,000kg×2) |
アポジモーター数 | 23 |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
センサー有効半径 | 14,200m |
開発組織 | 「アラハス」ファクトリーチーム |
所属組織 | 地球連邦軍 |
所属部隊 | アラハス隊 |
母艦 | アラハス |
主なパイロット | タケシ・カザキ |
概要編集
サラミス改級巡洋艦「アラハス」所属のファクトリーチームが開発した、ジェガンのバリエーション機。
本機は百式の設計を再検討し量産機に導入できるよう試験的に採用した実験機であり、「改」と名称がついているが、フレームから再設計した事により改修機に留まらない全く別の機体となっている。新型のジェネレーターが搭載され、装甲材質にガンダリウム合金が使用されているなど強化されている部分もあれば、様々な実験装備が取り付けられ、コックピットにはリニアシートや全天周囲モニターが採用されていないなど、特異な面もある。代わりにコックピットはジャイロ・フレーム・シートと呼ばれる独自の物になっている。
登場作品と操縦者編集
- ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム
- 出典元。ビームライフルとシールドを主装備としている。タケシ・カザキの搭乗機として冒頭の戦闘から登場するものの、作中は戦闘に参加する描写が少なく、ガザW戦以外で目立った活躍シーンはない。模型誌『MJ』(1988年11月号)のコーナー『MS90'S』では設定画と簡単な解説が掲載されており、福地氏は本機のデザインについて「百式風のスマートなサポートMSにしてくれ。」という指令でこうなったと説明している。また、掲載されている型式番号は通常のジェガンと同じ「RGM-89」となっている。他にも同頁にはカザキの搭乗を想定したガンダムタイプの未使用画稿も掲載されている。
装備・機能編集
武装・必殺攻撃編集
- バルカン・ポッド・システム
- 頭部左側に1基装備。ガンダムMk-IIの物を小型化しており、着脱は不可能な半固定式である。
- ビームライフル
- 本機専用のライフル。形状はジェガンJ型等が用いる二種類のライフルの中間的デザインで、同系統の武装をDガンダムセカンドが装備している。銃身下部にニードル・ショットパックを2基装着可能。
- ニードル・ショットパック
- 接近戦用の武装。ニードル弾を発射する。
- ミサイルガン
- 画稿で装備している3連装のミサイル銃。外側に小型シールドが付いている。
- ハンド・グレネード
- 3発装備している接近戦用の特殊擲弾で、サイズが小さく、コストパフォーマンスにも優れている。マニピュレーターによる投擲は勿論、後部に設置された推進器によってラックから直接発射する事も可能。武装欄に名前はあるが、どこに装備されているかは不明。
- ビーム・サーベル
- 1基装備している。性能は標準的だが2種類のビーム発振デバイスを備え、出力に応じてデバイスを切り替える。
- シールド
- 主に左腕部に装着される防御用の実体盾。攻撃を弾いたり逸らしたりする為の構造や材質を採用している。
- 2連装ミサイル・ランチャー
- シールドの側面に2基内蔵。弾体が小型なので推進剤の容量が少なく、射程は短め。先端部に内蔵された複合センサーによりミノフスキー粒子散布下でもある程度の誘導を可能としている。
オプション装備 編集
- オプション・バックパック
- ロケット弾発射器が装備されている換装式バックパック。バックパック上部左右の発射器にそれぞれロケット弾が9発ずつ、計18発搭載されている。
対決・名場面編集
- 対ガザW
- ガザWの襲撃を受け翻弄されるサイド2守備隊の所に援軍として現れ、ニードル・ショットパックで攻撃。大勢を立て直そうとするが、ある程度戦闘を済ませたガザWはそのまま撤退した。