シャイアン基地
シャイアン基地(Cheyenne Base) 編集
旧世紀にアメリカ合衆国により構築された地球連邦軍の防空基地。核攻撃に備えシャイアン山の地下に建造されており、左遷された将兵が管理するだけの場所とされている。
一年戦争後には同基地にアムロ・レイが所属するが、その実態は彼のニュータイプ能力を恐れた連邦による軟禁であった。
宇宙世紀0096年には極秘裏にグリプス2の管制施設が設置され、左遷された将兵とは別の人員によって管理されている。同施設は「カフカスの森」と呼ばれ、防衛用のモビルスーツ部隊も配備されていた。
登場作品 編集
- 機動戦士Ζガンダム
- 初出作品。アムロ・レイが勤務しており、同基地の郊外の屋敷で生活を送っていた。屋敷の使用人も含めて彼の監視は厳重であったが、フラウ・コバヤシが訪ねてきたのを契機に脱走、カラバへと参加した。
- 機動戦士ガンダムUC
- グリプス2の管制施設が設置され、ラプラス事変の終盤に実際にコロニーレーザーが発射されるも、ユニコーンガンダムとバンシィのサイコフィールドによって砲撃は無力化された。
OVA版ではグスタフ・カールやΖプラスA1型が配備されていたが、基地を強制査察に現れたロンド・ベルによって悉く制圧された。 - 機動戦士Ζガンダム Define
- アムロの勤務風景が描写されていなかったTV版Ζに対し、彼がMS操縦の教官として教え子達と模擬戦をする風景が描かれた。その後、Struct 36でクワトロの援護を受けつつ脱走した。
関連人物 編集
保有戦力 編集
機動戦士Ζガンダム Define 編集
- ジーライン スタンダードアーマー
- アムロが教官を務める際の搭乗機。
- ジム・トレーナー / ジム・ライトアーマー
- 基地に配備されていた機体をそれぞれアムロ、クワトロが基地から脱出する際に奪取。
- ジムII
- アムロの教え子達の搭乗機。