クランシェカスタム

クランシェカスタム
外国語表記 Clanche Custom
登場作品 機動戦士ガンダムAGE
デザイナー 海老川兼武
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スペック
分類 可変モビルスーツ
生産形態 部隊長用カスタム機
型式番号 RGE-G2100C
全高 17.6m
本体重量 28.5t
開発組織 地球連邦軍
所属組織 地球連邦軍
所属部隊 アビス隊
母艦 ディーヴァ
主なパイロット セリック・アビス
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概要 編集

地球連邦軍の量産型モビルスーツクランシェの部隊長用カスタム機。

バインダーや頭部、脚部などの一部形状が変更され、カラーリングも赤い部分が緑に塗り替えられている。頭部にはブレードアンテナが追加され、バイザー内のセンサーはスリット型が一基と六角形型サブセンサーが二基になる等の改良が加えられた。肩部バインダーや大腿部の形状も一般機とは異なり、飛行形態時に展開される主翼はドッズキャノンと一体化されている物に変更されている。

変形機構は健在で、MS形態でも単独飛行は可能。こちらもウェアシステムは採用されていない。一般機よりも火力や機動力、指揮能力と言った総合能力が通常のクランシェよりも向上し、技量の高いパイロットが乗ればXラウンダー専用機とも対等に戦えるだけの戦闘力が得られるなど、当時の連邦軍の量産機の中では最強のMSと言える。

カラーバリエーション 編集

エミリア機
『GBD』でエミリアが使用する専用カラー版。青とダークブルーのツートンカラーとなっている。
カルナ機
『GBD』でカルナが使用する専用カラー版。赤とダークブルーのツートンカラーとなっている。

登場作品と操縦者編集

機動戦士ガンダムAGE (キオ編)
初出作品。作中はセリック・アビスの搭乗機のみが登場している。
ヴェイガンの地球侵略が開始された際にアビス隊の隊長機として出撃し、オリバーノーツの防衛に参加。ダナジンを撃破する戦果を挙げ、キオ・アスノフリット・アスノの乗るガンダムAGE-3 ノーマルと共にゼハート・ガレットギラーガとも戦った。
その後はディーヴァの艦載機として配備され、艦と共に各地を転戦した。なお、第31話の砂漠での戦闘では他の機体と同様に砂漠戦仕様となっているが詳細は不明。
機動戦士ガンダムAGE (三世代編)
セリック機が引き続きディーヴァの艦載機として登場。ルナベース奪還作戦などに投入されている。ラ・グラミス攻略戦ではグルドリンを撃破するが、その爆風で機体が吹き飛ばされた上に敵艦に激突して大破し、別の敵艦に擱座して動けなくなってしまう。フレームも歪んで自力での脱出が不可能となっていた為、最後はセリックの意向により敵艦ごとフォトンブラスターキャノンで破壊された。
ガンダムビルドダイバーズ
強豪フォース「AVALON」に所属するエミリア及びカルナが使用するガンプラとして登場。それぞれ専用カラーに塗装されている。

装備・機能編集

特殊機能編集

変形
飛行形態に変形可能。

武装・必殺攻撃編集

ビームバルカン
頭部に2門内蔵された速射式ビーム砲。主に牽制やミサイル等の迎撃に使用される。
ドッズライフル
本機の主兵装。一般機の物と比べて後部が大型化している。飛行形態時には機首になる。
MS形態時は背部にマウント可能。
ツインドッズキャノン
主翼と一体化しているビーム砲で、ガンダムAGE-2 ダブルバレットに装備されていたツインドッズキャノンの実戦データに基づいて改良している。
飛行形態時に使用される。
ビームサーベル
接近戦用の武装。シールドには携行式の物を一本マウントし、両腕には内蔵式の物を1基ずつ装備している。
シールド
主に左腕に装備。飛行形態への変形機構を考慮してか、アデル系のMSのシールドよりも小型化されているがAGE-2のシールドよりかは大型になっている。

対決・名場面編集

グルドリン
ラ・グラミス攻防戦で交戦。セリックが相手の攻撃パターンを読んで弱点を突き、零距離攻撃で撃墜するも爆発で吹き飛ばされて敵艦と衝突し、機体が中破してしまう。

関連機体編集

系列機・派生機 編集

クランシェ
一般機。
プロトタイプ クランシェ
試作機。

技術的関与のある機体 編集

ガンダムAGE-2 ダブルバレット
実戦データが本機のドッズキャノンへと反映されている。

その他 編集

クランシェ★アスタ
ガンダムビルドファイターズA-R』に登場する本機ベースのガンプラ。オカメインコを模した形態へと変形する。

商品情報編集

ガンプラ編集

資料リンク 編集

リンク編集