ガンダム・アスモデウス
ガンダム・アスモデウス | |
---|---|
外国語表記 | GUNDAM ASMODAY |
登場作品 | 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント |
デザイナー | 形部一平 |
スペック | |
---|---|
分類 | モビルスーツ |
生産形態 | ワンオフ機 |
型式番号 | AGW-G-32 |
全高 | 18.3m |
本体重量 | 32.5t |
主動力 | エイハブ・リアクター×2 (ツインリアクターシステム) |
装甲材質 | ナノラミネートアーマー |
フレーム | ガンダム・フレーム |
開発組織 | ギャラルホルンの前身組織 |
所属 | アファム設備 |
母艦 | エルダ丸II |
主なパイロット | レンジー・ダブリスコ |
概要編集
厄祭戦の末期、全72機のみが開発されたガンダム・フレームを持つ希少なモビルスーツの1機。
ライフルによる牽制、グレネードによる撹乱からインファイトに持ち込み、各種格闘武装で敵を撃破する。脚部クローで敵を拘束した後、グラン・トンファーを叩き込むのが、標準装備における基本戦術だが、接近戦を嫌う標的に対しては、ギガント・ジャベリンによる中距離戦で対応する。
アスモデウスは戦後その所在が不明となり、戦禍の中で消失したものと思われていたが、ウルズハントに参加していたアファム設備一行によって、侵入困難なデブリ帯の中で偶然発見された。機体には戦闘記録が残されておらず、厄祭戦時に実戦投入される事なく終戦を迎えたものと思われ、三百年の間、誰にも発見されることの無かったアスモデウスは、開発当時の原型をそのまま残しており、未使用の武装も全て揃った万全の状態での珍しい発見となった。
登場作品と操縦者編集
- 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント
- 初登場作品。アプリ配信に先駆けてガンプラが発売された。本編には第4話後半より登場。大型コクーン内に閉じ込められたウィスタリオ・アファムらが施設内で動力設備として使用されていた機体を発見。回収したエンゾのコクピットブロックを移植して戦力化。ウィスタリオへの恩を返す事に加え、エンゾのコクピットに慣れているという理由からレンジー・ダブリスコがパイロットを買って出た事で、以降は彼の乗機となった。なお、当初はエルダ丸IIの格納庫に機体を収容するスペースがなく、その後格納庫の拡張が行われるまでの間、艦の上部にワイヤーで機体を固定していた。
装備・機能編集
特殊機能編集
- 阿頼耶識システム
- 厄祭戦時の有機インターフェース。アスモデウスは厄祭戦時の仕様そのままに発見された為、機体に備わっていたが、発見時に即時戦力化が求められていたため、コクピットブロックごと取り外された。また、コクピットの換装に伴い、リミッター解除機構も機能しなくなっている。
- ナノラミネートアーマー
- エイハブ・リアクターから発せられるエイハブ・ウェーブに反応して硬化する性質を持つ特殊な塗料を塗布した装甲。物理・光学系双方の射撃兵器に対して高い防御力を誇る。
武装・必殺攻撃編集
- ライフル
- 110mm口径のミドルレンジライフル。腰部スカートにマウント機構があり、トンファー使用時に邪魔をしないサイズの物が採用されている。主に敵機へ接近する際の牽制として用いられる。
- グレネード
- 両腰部に計4門搭載されたグレネードランチャー。主にグラン・トンファーによるインファイトを仕掛ける際の、煙幕によるかく乱を目的に使用される。
- 脚部クロー
- ソール部分(つま先、踵)に計3本内蔵されているクロー。爪部分を展開し、足先を可動させる事で3本爪のクローとして機能する。機体の固定から標的の拘束も可能とする。
- ギガント・ジャベリン
- ジャベリンの名が示す通り投擲が可能な近・中距離武装。スラスター機構を内蔵したソード部分は、柄とワイヤーで接続されており、接続状態では剣のように使用する事もできる。
- グラン・トンファー
- 両腕部に装備したアスモデウスの主力武装。レアアロイ製のトンファーは炸薬式の射出機構を持ち、標的に接触後、ゼロ距離から放たれる一撃は、どんな装甲をも貫く。一撃毎に使用した薬莢は装備中央部から排莢される。
対決・名場面編集
関連機体編集
余談 編集
- 本機に関する情報が公開された2021年12月16日から4年ほど前の2018年1月1日に鉄血公式Twitterにて新年の挨拶と共に本機の線画が掲載されている。当時は詳細情報が一切明かされていなかったため、ネット上では投稿から2ヵ月後に打ち切り展開で終了した『月鋼』作中において名称のみ登場した「ガンダム・セーレ」ではないかと推測する声も見られた。
商品情報編集
ガンプラ編集