ガンダムバトルクロニクル
ガンダムバトルクロニクル(GUNDAM BATTLE CHRONICLEE)編集
機動戦士ガンダムを題材とした3Dアクションゲーム。対応機種はプレイステーションポータブル。2007年10月4日にバンダイ(現バンダイナムコエンターテインメント)から発売。開発はアートディンク。
- ガンダムバトルロワイヤルの続編として開発・発売された。前作以上のボリュームに、新要素を多数追加。
概要編集
プレイヤーは一人の兵士としての視点で一年戦争を体験する。ストーリーモードではジオン軍・連邦軍に所属し、一年戦争時に起きた様々な場面を再現しながら進行していく。 今作では無重力下での宇宙戦も取り入れられた。それに伴い平面ではなく立体的な挙動が可能になり、これまで以上にガンダムらしいアクションが再現。
- 前作では宇宙戦といってもア・バオア・クーのような「足場のある」宇宙での戦闘であり、基本的には重力下での戦闘だった。しかし今作では完全にそうした高低のない、上下左右という宇宙空間での戦いができるように。それに伴って機体の挙動も変化し、また四方八方から敵の攻撃が飛んでくるという油断のならない環境へと激変。攻略にも大きな影響を与えた。また、前作ではでは一年戦争の一部始終と機動戦士Ζガンダムの「キリマンジャロの嵐」までであったものが、「デラーズ紛争」(機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY)と「グリプス戦役」の最後まで(つまり機動戦士Ζガンダム全編)を網羅。それに伴いモビルスーツ数、ミッション数ともに約1.5倍へと増加。
- ゲームクリア後という条件はつくが、原作からのゲストパイロットを成長させることも可能になった。これにより、高難易度ミッションへ出撃する味方NPCを強化し、攻略の難易度を緩和させるという救済処置も摂った。また、複雑化したシステムや難易度の上昇に伴い、すべてのミッションでワイヤレス通信を用いた最大4人同時の協力プレイによってその敷居を下げることも行っている。
- 1つのミッションのボリュームを増加させるとともに、場面転換を「任務継続」という形でフィールド移動用いて表現し、1回の戦闘が多岐に渡るように変化を加えた。一方で高難易度のミッションに失敗しても場面によっては(本来は最初からやり直しであるものが)出撃直後の状態まで回復したうえで再開することも可能になっている。これによって難易度が上がり過ぎないように配慮するとともに、その場合はミッションの評価が著しく下がってしまうというペナルティも加えることで「クリア優先」と「評価優先」という、プレイヤーが難易度を設定できるようにもなっている。
その他、前作でも好評だった既存のパイロットや機体の成長要素や様々な要素は踏襲され、正統進化として高い評価を得た。 今回も例によって機体や登場人物のチョイスにマニアックなものが多く、MSVやガンダムセンチネルなどの一部のコアなファンしかわからないものも取り入れられ、一般のファンからは首をひねられるというものもあった。
登場人物編集
用語編集
メモ編集
- 2008年7月17日に続編ガンダムバトルユニバースがリリースされている。