ゲルプレイダー | |
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外国語表記 | Gelb Raider |
登場作品 | 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY R |
デザイナー |
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スペック | |
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分類 | 試作型可変モビルスーツ |
生産形態 | ワンオフ機 |
型式番号 | GAT-X370G |
全高 | 17.94m |
本体重量 | 114.01t |
主動力 | バッテリー |
装甲材質 | トランスフェイズ装甲 |
開発組織 | アクタイオン・インダストリー社 |
所属 | アクタイオン・インダストリー社 |
主なパイロット | 無人 (80) |
概要編集
「アクタイオン・プロジェクト」に基づいてヴァレリオ・ヴァレリが独自に開発した2機目の機体。名称の「ゲルプ」はドイツ語で「黄色」を意味する。
後期GAT-Xシリーズの強化改造プランの第2号機だが、プロジェクトの予算がかさんだことでレイダーを再製造できなかったため、ベースは地球連合軍から入手したレイダー制式仕様となっている。そのため厳密にはプロジェクトの構想に準じた機体ではないが、開発主任はレイダーと制式仕様に大きな違いはないとして、さしたる問題ではないとしている。
改装上のコンセプトはブラウカラミティの欠点である機動力補佐する観点から、機動性及び撹乱能力に重点がおかれている。武装データは先行生産機のレイダーの物を研究・反映しており、機体コンセプトもそちらに近くなっている。改装においては当時再生機が製造されていたI.W.S.P.の予備パーツを入手し、分解・再設計した増加ユニットを背部と脚部に装着することで、火力と推力を約2倍に増強したとしている。操縦はAI「80」が担当し、三位一体のトリオシステムによって高度な連携行動を行う。
登場作品と操縦者編集
装備・機能編集
特殊機能編集
- トランスフェイズ装甲
- フェイズシフト装甲の改良型。バイタルパート周辺部の通常装甲の内側にフェイズシフト装甲を備え、着弾時にのみ相転移するようになっている。これによってエネルギー消費を大幅に抑える事に成功している。表面は通常装甲のためフェイズシフトダウンが敵に露呈することも防いでいる。
- 変形
- モビルアーマー形態に変形可能。
- トリオシステム
- DIアダガに搭載されていたバディシステムを模倣した機能。ブラウカラミティとロートフォビドゥンとの高度な連携行動を可能としている。
- 80
- 8に開発させた機動兵器用のAI。本機の操縦の全てを担当するためパイロットの搭乗を必要としない。