フルアーマーガンダム (タイプB) | |
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外国語表記 | Full Armor Gundam [Type B] |
登場作品 | |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
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分類 | 中距離爆撃用試作型モビルスーツ |
型式番号 | FA-78-1B |
頭頂高 | 18.0m |
本体重量 | 68.7t |
主動力 | 熱核融合炉 |
装甲材質 | ルナ・チタニウム合金 |
開発組織 | 地球連邦軍 |
所属 | 地球連邦軍 |
主なパイロット | レッド・ウェイライン (シミュレーション) |
概要
地球連邦軍の試作型モビルスーツ。FSWS計画の元設計された機体で、G-3ガンダムを素体としている。そのため「FA-G3」のコードネームでも呼称される。カラーリングは素体に合わせてかグレーを基調とし、一部は青で塗装されている。
フルアーマーガンダムから構想をもう一歩進めた機体で、武装コンセプトとその管制機構を見直し、中距離爆撃をコンセプトとした武装を追加している。フルアーマーガンダムと大きく異なる点は火力であり、「対艦隊戦闘において、単機で対等以上に戦える機体」という要求を実現すべくビーム・ライフルを3連装に変更して、背部左側に新設されたウェポンラッチに大型ミサイル・ランチャーを装備する事で火力を増強している。バックパックに増設されたジェネレーターは見直しが計られており、エネルギー伝導効率が向上したことで3連装ビーム・ライフルのドライブを可能としている。さらに敵艦艇が対ビーム用の防御システムを有する可能性も考慮され、実弾兵器も追加された。センサー類はバックパック右側に高集積タイプの長距離光学観測システムを装備している。追加装甲部分はそのままであり、スラスター類についても同様である。そのため重量が増加した分、機動性は落ちている可能性がある。
本機1機で中規模艦隊と互角、あるいはそれ以上の戦闘力を発揮すると試算されているが、時代を超越した性能を有することからフルアーマーガンダムと同様に実在を疑問視されており、本機がシミュレーター上の機体と考える者も少ないとされている。なお連邦軍はこの機体の実在についてコメントしていない。
登場作品と操縦者
- MSV-R
- 出典元。連邦軍の資料の中から本機の戦闘シミュレーション画像が発見されている。
- 機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還
- 第1話にシミュレーション上の機体が登場。パイロットはレッド・ウェイライン。本機の調査を行う為、シミュレーターを使った戦闘が行われた。高機動型ゲルググ2機とゲルググキャノン1機と交戦し指揮官機であるゲルググキャノンを撃破。その後敵の母艦であるチベ級ティべ型を撃破し、残る高機動型ゲルググ2機も撃破した。だが突如青いゲルググが現れ撃破されてしまった。
装備・機能
特殊機能
- 分離
- 追加装備を分離可能。
武装・必殺攻撃
- 60mmバルカン砲
- 頭部に2門内蔵されている。主に牽制や迎撃等に使用されるが、これだけでザクを破壊できる程の威力がある。
- 3連装ビーム・ライフル
- 右腕に装着されている3連装ビーム・ライフル。供給される電力を充分なものとすべくエネルギーCAPが内蔵されている。射撃モードは点射、連射、3連一斉発射の3種類から選択可能。
- ビーム・サーベル
- 左腕に2基内蔵されている近接武装。腕部固定式でマニピュレーターで保持する必要はなく、直接ビーム刃を発生させて使用する。
- 肩部7連ミサイル
- 両肩部のミサイルベイに7発ずつ装填されている。
- 膝部6連ミサイル
- 両膝部のミサイルベイに6発ずつ装填されている。
- 360mmロケット砲
- バックパック右側に1門装備されている。左側には長距離光学観測システムが装備されている。
- 大型ミサイル・ランチャー
- 背部左側のウェポンラッチに装備されている複合ランチャー。通常ミサイルとロングレンジミサイルの複合式であり、ロングレンジミサイルは先端部に2発装填されている。通常ミサイルは肩部や膝部に装填されている物と同じタイプで、5ヶ所あるミサイルベイ内に各2×2発ずつ、計20発を装填可能。
対決・名場面
関連機体
- G-3ガンダム
- 素体。
- フルアーマーガンダム
- フルアーマーガンダムのタイプA。対MSと対艦戦のバランスが良い機体である。
- フルアーマーガンダム陸戦タイプ
- 陸戦に特化したフルアーマーガンダム。