ジム・ストライカー

2014年7月18日 (金) 01:14時点におけるPIXYrider (トーク | 投稿記録)による版 (改行)

RGM-79FP ジム・ストライカー

一年戦争時に開発されたジムシリーズのバリエーションの1つ。戦争末期に量産試作機が完成したジム改をベースに、近接戦闘に特化して開発された機体である。
主に実戦を重ねた練度の高いパイロットを中心に少数配備されており、教導隊や特殊部隊などで活躍を見せている。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダム オレら連邦愚連隊
主人公であるユージ・アルカナ中尉の専用機として登場する(実質上の主役機)。
中尉の所属する教導隊『ネメシス』の主戦力でもあり、キャリフォルニアベース攻略までの北米戦線で多大な活躍を見せている。

武装・必殺攻撃

ツインビームスピア
ジム・ストライカーの主武装の1つ。伸縮可能なロッドにビームサーベルが2本装着された槍状の武装で、長いリーチを活かしたロッドモード、敵をなぎ払うサイズモードの2形態に変更でき、用途に応じた使い分けが可能。
60mmバルカン砲
頭部に2門内蔵。牽制や迎撃等に使用される。連邦軍のMSの多くに標準装備されている。
スパイクシールド
陸戦型ジムのシールドをベースに、先端部分に伸張機構をもつスパイクを2本装備した専用の盾。対モビルスーツ戦での打突武器であり、またブースト時に地面に打ち込んで機体に制動を掛ける事も可能。
ウェラブルアーマー
ジム・ストライカーの全身に装備された特殊装甲。ブロック状の追加装甲の様だが、1つ1つに着弾時の衝撃を外部へ拡散するよう内部炸薬を搭載している。このため実弾に対しては高い防御力を有し、敵が次弾を撃つ前に接近して撃破する事が可能となる。
但し、一度外れると装甲が剥がれてしまうため次の攻撃に対しては無防備になってしまうのが難点。
ブースター
背部の大型バックパックに内蔵された大出力のブースター。ウェラブルアーマーの搭載で重量が増加した本機の機動力を補うための装備で、これによってジム・ストライカーの高い機動性を叩きだす事が可能。
また両下腿部にもサブスラスターが増設されており、補ってあまりあるほどの高い推力を発揮出来る。

対決・名場面

ピクシー
ネメシス隊所属の機体がキャリフォルニアベース陥落直前に遭遇した戦闘。当時ネメシス隊はガルマザク事件に関して陸軍上層部よりスパイ容疑を掛けられており、その嫌疑を晴らすために独自行動をしていた。その最中、追撃部隊としてピクシーに遭遇。他の仲間を多く撃破されながらも、最後にはアーマーを排除した高速形態で撃破した。

関連機体

ジム改
本機のベースになったといわれる機体。
ジムII・セミストライカー
ジムIIをベースに、ストライカーの武装を持たせた現地改修機。
ジム・ストライカー改
一年戦争後に本機を改修し、宇宙空間での使用を可能とした機体。
ストライカー・カスタム
一年戦争後、ジム・ストライカーの後継機として開発されたエース専用機。素体はジム系でウェラブルアーマーも搭載しているが、頭部はガンダムタイプに変更されている。
フルアーマー・ストライカー・カスタム(KATANA)
上記のストライカー・カスタムを強化、改修した機体。武装はフルアーマー・アレックスのものと同じで、またイフリート・ナハトの装備と同様のコールドブレードを武器として使用している。