概要
レッド・ウルフ隊隊長、イリヤ・ソラリ専用のザクIIF型。
ジオン公国軍ではエース級のパイロットには通常と異なるカラーリングや改造を施すことが認められており、数々のバリエーションが存在する。その中でも特に「隊長機」と呼ばれるものは通信用アンテナを頭部に備えているが、本機の頭部アンテナは通常よりも多く取り付けられている。この他、シールドに武装が施され、狼のモチーフとして足に爪のペイントが施されている。
登場作品と操縦者装備・機能
特殊機能
- 頭部アンテナ
- 隊長機が備えている通信用のアンテナ。通常は額部に一本装備しているが、本機の場合は側頭部に二本オフセットされている。
武装・必殺攻撃
- ザク・マシンガン
- ザクの主力兵装。基本的な構造は人が使うものと大差はないが、そうであるが故に生産・メンテナンス性に優れ、一年戦争を通じて大量生産され、ジオン軍の躍進を支えた。
- ヒート・ホーク
- 近距離戦用の兵装。刃の部分を高熱発光させることにより、通常兵器であればたやすく斬り裂くことが出来る。マシンガンとは異なり弾切れの心配がないため、多くのパイロットに愛用された。
- ショルダー・シールド
- 肩部に取り付けられた主防備。敵戦艦への突入時、被断面積を最小限に抑える突撃体制を取るために片側のみに装備されており、実体弾による攻撃はほぼ防ぐことが可能。
- シールド・ガン
- シールド先端部に増設された三連装マシンガン。
- ミサイル・ポッド
- 左脚に装備された三連装の誘導弾発射管。
- ザク・バズーカ
- 追加兵装としてクルジュ=ナポカ基地に運び込まれた肩掛け式のバズーカ。ガンダムEXへの攻撃に用いられたが、大した損傷を与えられなかった。
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