コンティオ
コンティオ | |
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外国語表記 | Contio |
登場作品 | 機動戦士Vガンダム |
デザイナー | 石垣純哉 |
スペック | |
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分類 | 宇宙用量産型モビルスーツ |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 |
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頭頂高 | 16.1m |
本体重量 | 10.9t |
全備重量 | 21.8t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 5,960kW |
スラスター総推力 | 93,740kg (21,410kg×2、16,960kg×2、8,500kg×1) |
アポジモーター数 | 38 |
装甲材質 | ハイチタン合金ネオセラミック複合材 |
開発組織 | ベスパ |
所属 | ザンスカール帝国 |
主なパイロット |
クロノクル・アシャー ザンスカール兵 |
概要
ベスパが開発した宇宙用モビルスーツ。ゾロアットに継ぐ次期主力機候補として開発された機体であり、高出力ジェネレーターと大出力スラスターによる宇宙での高速運動性能に重点が置かれている。
コンティオは特に攻撃性能に重点を置いて開発されており、その武装は強力で独自の物が搭載されている。これは地球連邦軍に量的に劣るベスパが、量よりも質の兵器思想のもとに開発を続けた結果であり、単機で高い戦闘能力を追求するベスパの少数精鋭を表したものだと言える。
最大の特徴は両肩に装備されている多機能型武装ショット・クローで、これによりオールレンジ攻撃を可能としている。また、胸部には3連装ビーム砲が内蔵されており、高い火力と機動性の両立に成功した。なおコックピットハッチについては背部に設けられている。
試作機と量産機とでビーム・シールドの仕様が異なっており、試作機では袖口周りに腕輪のようにシールドを展開する方式が採用されている。これは、攻撃と防御を同時に行えるため熟練パイロットに好評であったが、整備上の問題から生産が間に合わず、量産化に際してゾロアットの物を転用し、腕部側面に展開される方式に変更された。
非常に高性能な機体として完成したが、同時に高い操縦技量が求められる機体となったため次期主力機には採用されず、エースパイロット用に少数量産されるにとどまっている。
登場作品と操縦者
- 機動戦士Vガンダム
- 初出作品。先行試作機としてカイラスギリーに3機運び入れられ、内1機にクロノクル・アシャーが搭乗し、カイラスギリー攻防戦で運用された。その後複数機が量産され、クロノクル率いるコンティオ戦隊が組織された。クロノクル機は最終的に放棄され、ビッグ・キャノンの射軸を逸らす為にクロノクルの指示でカテジナ・ルースによってエンジンを狙撃され、ザンスカール帝国本国の直撃を避けた。その功績でクロノクルがモトラッド艦隊司令となったためコンティオ戦隊は解散したが、エンジェル・ハイロゥ攻防戦ではクロノクルの護衛として2機が随伴している。
- 機動戦士Vガンダム (コミックボンボン版)
- 第4章に「ビヒモス」名義で登場。クロノクルが搭乗。宇宙空間に設置した鏡にビームを反射させる戦法でリガ・ミリティアを翻弄するが、鏡を逆に利用したウッソ・エヴィンに敗れる。
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
装備・機能
武装・必殺攻撃
- 胸部ビーム砲
- 胸部に3門内蔵されているジェネレーター直結式のビーム砲。収束・拡散の選択が可能。3本の索敵用ビームで空間を走査し、敵を察知したポイントにビームを収束させ、爆発的な威力を発生させる新機構が採用されている。
- ビーム・サーベル
- 両大腿部上部に計2基収納されている接近戦用の武装。ループサーベルと呼ばれる楕円状にも展開可能で、発振器部をワイヤーで射出することも可能としている。
- ビーム・ライフル
- 本機専用のビーム・ライフル。後部両側面にEパックを装着している。また、試作機のビーム・シールドに合わせてストックが短くなっている。
- ビーム内蔵式ショット・クロー
- 両肩部のアタッチメントに装備されている多機能型武装。ビーム砲、ビーム・クロー、ビーム・ソードとしての機能を有しており、有線制御によるオールレンジ攻撃を仕掛けることできる。この武装にはサイコミュシステムが利用されているとする資料もある。
- ビーム・シールド
- 左腕部に内蔵されている防御兵装。試作機は袖口周りに腕輪のようにビーム・シールド発生器が埋め込まれており、腕の前に向けてシールドを展開できるが、整備の問題で採用は見送られ[1]、量産機では従来機と同様、腕部側面にビーム・シールド発生器が設けられた。ただ、熟練パイロットには取り回しの良い変更前の方が好評であった。
対決・名場面
関連機体
商品情報
ガンプラ
資料リンク
リンク
脚注
- ↑ メタ的な理由としては、ガンプラでシールドパーツを共用する都合からデザイン変更されたとの事。(石垣純哉氏のツイート)