型式番号不明 ハーフゼータ（Half Zeta）
- 登場作品：機動戦士ゼータガンダム1/2
- デザイナー：長谷川裕一
- 型式番号：不明
- 分類：試作型可変モビルスーツ
- 装甲材質：不明（ガンダリウム合金？）
- 頭頂高：不明
- 本体重量：不明
- 主動力：熱核融合炉
- 出力：不明
- 推力：不明
- センサー有効半径：不明
- 開発組織：アナハイム・エレクトロニクス社
- 主なパイロット：エドガー・エドモンド・スミス
カラバ（エゥーゴ）の試作型モビルスーツ。
アナハイム・エレクトロニクス社が開発した可変機の失敗作である。「ゼータ」の名を冠しているがΖガンダムとの直接的な関連は一切無く、カラバがこの機体を譲渡された後Ζガンダムに似せた外見に改装しているだけである。
飛ぶために必要な機能を集めた巨大なシールドを装備しており、これを振り回す為に凄まじい腕力を持っている。
かなりアンバランスな機体で、そのせいか総合性能はあまり高くないようである。所属していた艦のメカニックマン曰く「ネモの方がマシ」らしい。
ちなみに「ハーフゼータ」は前述した外見からエドガー・エドモンド・スミスが名づけた愛称のようなもので、正式名称や型式番号は不明。
また、一部形状が百式と似ている事から、関連性が疑われているという。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ゼータガンダム1/2
- パイロットはエドガー・エドモンド・スミス。
ティターンズに捕らえられたアムロ・レイの影武者の女性を救出すべく、基地を強襲。大破しつつも追撃してきたハイザック部隊を撃破している。その後、宇宙に上がってティターンズの補給艦隊を攻撃し、その艦の一隻に搭載されていたアモン・ドックとも交戦。限界性能を引き出してこれを撃破している（性能のアンバランスさも功を奏したようである）。
また、エゥーゴを騙る荒くれ者達に襲われていたウモン・サモンやエドガーを探していたシシリア・マディンらを助けている（エドガーとシシリアは互いの存在に気づいていなかったが）。
装備・機能
特殊機能
- 変形
- 飛行形態に変形可能。
武装・必殺攻撃
- ビームサーベル
- 接近戦用の武装。腰部に2本マウントされている。
- シールド
- 本機の最大の特徴とも言える装備。かなり分厚く、高い防御力を誇る。大型なので有効防御面もかなり広い。
飛行形態時には機首部や主翼を形成し、スラスターも内蔵した事で可変機構の簡略化に成功している。しかし、そのせいで被弾しすぎると異常が発生して飛べなくなるという本末転倒な欠点を抱えてしまっている。本機が「失敗作」とされている所以である。 - パイルバンカー
- シールドの先端部に1基内蔵されている。シールドを固定する以外に強力な打突武装としても使用可能。
- マシンガン
- 本機の主兵装。シールドに2挺装着でき、飛行形態時にも使える。
- ビーム砲
- シールドの先端部に1門内蔵されている。