ファントムV2 | |
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外国語表記 | Phantom Version 2 |
登場作品 | 機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST |
デザイナー | 長谷川裕一 |
スペック | |
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分類 | 惑星間高速移動用試作型モビルスーツ(可変モビルスーツ) |
型式番号 | EMS-TC02 |
主動力 | 熱核融合炉 |
原型機 | ファントム |
所属 | キュクロープス |
主なパイロット |
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概要
『DUST』におけるファントム。基本的な部分は変わらないが、区別のために「V2(ヴァージョン2)」と呼ばれる。
ゴーストガンダムの姿からコーティングが剥がれたため元の姿に戻った形となる。フェイス部分はファントムと同じ物に戻されたが、頭部のセンサーや大腿部スラスターなどはゴーストガンダムからそのままである。15年間宇宙空間を漂っていたためにミノフスキードライブを初めとした機能が低下しており、多くの武装が失われたままとなっている。目覚めた後も地球圏にはまともに整備出来る所が無いために、『ゴースト』の頃に比べて全体的な性能が75%までに低下している。それでも宇宙戦国時代においては圧倒的な性能を誇っている。後にフォントとベルナデットがキュクロープスに参入した際に現代の技術により外見上は元の状態に修復され、武装も徐々に修復されている。
登場作品と操縦者
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST
- 引き続きパイロットはフォント、サブパイロットにベルナデットで、サポートにハロロが載っている。キュクロープスと無敵運送の戦いに介入し、アーノルド・ジルベスターを救出。その一方で無敵運送側にも密かに助力している。長く戦い続けていたせいで性能が以前より低下していたが、フォントがキュクロープスに参入した際に解析と修復が行われ、外観上は以前のファントムとほぼ同じ姿を取り戻している。
装備・機能
特殊機能
- バイオコンピューター
- 機体の情報をパイロットに伝えるサイコミュデバイス。本機では全身のバランスを制御するために搭載されている。
- ファントムライト
- 改修以前から搭載している推進システム。機能的には以前と変わらないが、整備不足により出力が低下している。また、強制冷却カートリッジもないため行動時間の延長も不可能となっている。
- Iフィールド
- 「光の翼」を抑え込む為、全身に組み込まれている。本来は戦闘での使用を目的として組み込まれた訳ではないのだが、「Iフィールドの鎧」ならぬ「Iフィールドの嵐」と表現される程強力である為に敵からのビーム攻撃のほとんどを無効化できるだけの防御力を本機に与えている。「蜃気楼鳥V2」形態時にはこれを一種のバリアとする事で本機の大気圏内における飛行性能を向上させる役割を果たす。
- 変形
- 「蜃気楼鳥V2」に変形可能。
武装・必殺攻撃
- ノーズローター
- 新たに左腕部に装着される武装。デスフィズの物を参考にして開発された。先端部に3基のビーム発生器を内蔵しており、ビーム・カッターやビーム・バルカン、ビーム・シールドとして使用できる。「蜃気楼鳥V2」形態では機首部に装着され、プロペラのように回転している。これによりローターが推進力を生み出しているためミノフスキードライブの負荷が軽減されたが、出力自体が低下しているため使用限界時間に変化はない。無論、この武装もファントムライト使用時にはビームが燃えているかのように揺らめく。どのように入手したかは不明となっている。
- フレイムソード
- 左右サイドスカートに計2基収納されているビーム・ソード。キュクロープスにて修復され、機能が回復した。
- フレイムライフル
- サイドスカート先端部のサブスラスターから放出される「光の翼」をIフィールドで絞り込む事でビーム・ライフルとして使用可能としている武装。フレイムソードが修復されたためこちらも使用可能となっていると思われるが、ノーズローターの方が使い勝手がいいためか使用されていない。