宇宙革命軍(Space Revolutionary Army)
「機動新世紀ガンダムX」に登場する勢力。
クラウド9と呼ばれる月と正反対のラグランジュ・ポイントのスペースコロニー群を拠点とする(余談ではあるが、「機動戦士ガンダム」のジオン公国と同じ地点である)。人口は1200万人程度。
組織の成り立ちは不明であるが、第1話の冒頭のナレーションでは「一つのスペースコロニーの独立運動から端を発した」と語っていることから、名前からも推察されるように様々なコロニー群の連合軍であったと思われる。
地球連邦軍との間で「第七次宇宙戦争」において、戦況は膠着状態となる。物量が不足する革命軍は複数のスペースコロニーを地球へと落下させる「コロニー落とし作戦」で旧地球連邦政府に無条件降伏を要求したが、連邦側が要求を撥ねたため恫喝のつもりだったコロニー落としを開始して地球を死の星にした。
第七次宇宙戦争後は地球との交流も途絶えたため、慢性的な経済破綻に陥るが、それでも独立に対する気持ちは変わらなかった。
現指導者はザイデル・ラッソ総統だが、地球との戦争は彼個人のエゴに過ぎず、彼の死を持って革命軍は地球との融和政策に切り替えた。
登場作品
主な人物
- ザイデル・ラッソ
- 原作における宇宙革命軍党首。極端な「ニュータイプ思想」の持ち主。
- ランスロー・ダーウェル
- 宇宙革命軍大佐。軍における最高指揮官の一人。
- ノモア・ロング
- 本名はドーラッド(博士)。第7次宇宙戦争時は軍の研究者であった。
- ニコラ・ファファス
- スパイであり、ティファを宇宙へと連れ去った張本人。地球との融和政策をザイデルに提案するが、陰謀により銃殺刑とされる。